本のまち西宮・ 夕方の公園に現れる小さな図書館 『ろくたんじ夏祭り~夕暮れ図書館と小さな夜店~』8月30日開催!
たねとしずく

本を読む、渡す、つながる。“どうぞの本棚”が灯すやさしい時間。
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2025年8月30日(土)16:00~19:00、西宮市六湛寺南公園にて「ろくたんじ夏祭り~夕暮れ図書館と小さな夜店~」を開催します。
このイベントは、地域の市民・企業・団体が手を取り合い、“本”を通してこどもたちとつながる新しい夏祭りです。猛暑を避けた夕方の時間帯に、読書・体験・交流がゆるやかに交差する「1日だけの読書空間」が公園に現れます。
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会場の六湛寺南公園
「たねとしずくライブラリー」が生まれたきっかけは、ひとり親家庭への支援活動の中で見えてきた“身近に本がない”という現実でした。自分の本棚がない、机がない――そんな状況を知り、本のある環境を届けたいという願いから始まりました。
0歳から18歳まで、誰でも無料で使える図書スペースをつくり、“体験格差”を埋める場として、日々こどもたちを迎えています。
このライブラリーを支えてくれるのが「一箱本箱サポーター」。
月額3000円からの寄付とともに、自身の本をこどもたちに贈るという形で、現在55名の方々が支援に参加しています。
こども達に、本との出会いを。
そんな願いから始まった「どうぞの本棚」は、寄贈された本をラッピングして、こども自身が手に取って選び、持ち帰れるスペースです。
そもそも、本は高価で、すべての家庭が気軽に買えるものではありません。
「読みたい」という気持ちがあっても、それが叶わない――そんな現実に、私たちは向き合ってきました。
また、日々いただく本の寄贈の申し出には感謝しかありません。ですが、物理的な設置スペースが限られており、十分に活かせずに悩んでいたことも事実です。
この企画は、その悩みを喜びに変えるもの。
「こどもに本を渡したい」というみなさんの思いと、当団体の「こどもに本との出会いを届けたい」という願いが、ひとつの形になったのが「どうぞの本棚」です。
こども達は、“どうぞ”と差し出された本の中から、自分だけの一冊を見つけます。
メッセージが添えられたラッピングには、贈り手の優しさと記憶が込められています。
それは、こどもたちにとって「だれかに応援されている」と感じられる瞬間でもあります。
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ボランティアさんたちと本の補修をしました。
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当日持参いただいたプレゼンント本もラッピングしてメッセージを書いてもらいます。
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たねとしずくライブラリーの玄関には手作りの「どうぞの本箱」が置かれています。欲しい方は持って帰ることができ、かわりに自分の本を置く仕組みです。
出店は、こどもたち自身による夜店を中心に、市民団体、地域の企業などが「本」と「こども」をテーマに賛同して集まってくれました。
また、たねとしずくライブラリーに来るこども達や近隣の高校生・大学生を中心とした市民ボランティアが祭りの運営を支え、当団体の利用者も“担い手”として関わります。
【出店内容】
● 一箱を持ち込んだ「たねとしずくライブラリー」が会場に現れ、こどもたちが読めるスペースを提供
●「どうぞの本棚」で手に取る、読書と贈り物の時間
● たねとしずくライブラリーによる「小さな夜店」
わゴム鉄砲・スーパーボールすくい・謎解きadventure・わたがし・スマートボール・がちゃがちゃ
●地域の団体や企業による出店
くじびき、ストラックアウト、苔テラリウム、レモネード、ピンポン台など
● 団体による読み聞かせや展示・音楽も多数登場
●キャンドルづくりワークショップ 18時半ごろから点灯します
会場全体が、“本”という共通のことばを持った広場になります。
日時:2025年8月30日(土)16:00~19:00(雨天中止)




記事提供:PRTimes