シリーズ最新刊は「哲学」を人生に役立てるための書『スッと頭に入る哲学 哲学は人生の道しるべ』8/22発売
株式会社昭文社ホールディングス

~一見敷居が高く見える学問だが2500年の歴史はダテじゃない!この本であなたも哲学者に~
◆累計80万を超える大人気シリーズ◆今回のテーマは人生を切り拓くための「哲学」!
株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:同上、代表取締役社長 川村哲也、以下昭文社)は、旬なテーマ・話題や人生に役立つ教えをわかりやすくひも解く人気シリーズ「スッと頭に入る」テーマ編の最新刊『スッと頭に入る哲学 哲学は人生の道しるべ』を2025年8月22日より発売することをお知らせいたします。
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<表紙>
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<代表誌面>
現代社会が抱える先行きの見えない不安に対し、哲学は生きる上での確かな指針となります。近年、企業で注目される「ビジネス哲学研修」のように、組織変革に哲学の思考法を用いる動きも活発です。哲学は、既存の価値観や常識を問い直し、新たな発想を生む「思考の訓練」と言えるでしょう。
本書は、古今の哲学者たちの思想をビジネスパーソンに向けて再構成し、仕事の課題から人間関係、心の健康、お金の問題まで、様々な悩みに解決の糸口を示します。不確実性の高まる今、必読の書です。
|| 序章 なぜ哲学が役に立つのか?
|| 第1章 仕事の意味を見つける哲学
|| 第2章 ちょうどいい人間関係を探す哲学
|| 第3章 お金で悩まないための哲学
|| 第4章 不安な心を整理するための哲学
|| 第5章 今をよりよく生きるための哲学
|| 終章 哲学を日常に生かすには?
◆哲学とはどのようなものなのか
ここでは「哲学とは何か」を二つの側面から解説しています。
一つは、日常生活の素朴な疑問から「問い」を持ち、考え続ける姿勢そのものが哲学であるということです。常識や前提を疑い、簡単には正解が出ない問いと向き合い続けるプロセスが重視されます。
もう一つは、学問としての哲学です。自分の中に生まれた問いを、2500年以上続く知の歴史と接続させることで深く探求し、自らの生き方や人生の指針を築くための学問である、と定義しています。
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<哲学とはどのようなものなのか>
◆なぜ人は働くのか?
ここでは、アリストテレスの哲学思想を基に「なぜ人は働くのか」という問いを解説しています。
それによれば、人間の究極的な目的である「幸福」とは、満足した感情の状態ではなく、人間が持つ能力を十分に発揮する「活動」そのものです。
「働くこと」は、その幸福を実現するための最も重要な活動とされます。仕事を通じて社会的役割を果たし他者に貢献すること、そして自らの能力を発揮して自己実現を果たすこと。この二つの活動によって、人は人間としての幸福を得られると結論づけています。
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<なぜ人は働くのか>
◆大人になってからの友人は本当に必要か
ここでは「大人になってからの友情」をテーマに、古代ローマの哲学者キケローの思想を解説しています。
大人になると、学生時代とは異なり利害関係が絡むため、真の友情を築くのは難しくなります。しかしキケローは、そうした時代だからこそ友情は貴重だと説きます。
本当の友情の土台は、時間をかけて育まれる「信頼」であり、互いの人格や徳性(善さ)を認め合うことにあります。
自分の利益のためではなく、友人が正しい道を歩むのを助け、互いに高め合う対等な関係こそが、人生を豊かにする真の友情だと結論づけています。
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<大人になってからの友人は本当に必要か>
◆お金を正しく使うにはどうすればいいのか
ドイツの社会学者ジンメルの思想を基に「お金との向き合い方」を解説しています。
ジンメルは、お金は人生の「目的」ではなく、目的を達成するための「手段」にすぎないと説きました。人生の目的を見失うと、人はお金に振り回されるだけの存在になってしまいます。
したがって、まず自分自身の人生の目的をしっかりと定め、その目的を達成するための道具としてお金を賢く使うことが、豊かな人生を送る上で重要だと結論づけています。
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<お金を正しく使うにはどうすればいいのか>
◆「ポジティブ思考」は本当に有効なのか
この誌面は「ポジティブ思考」の本当の有効性について、フランスの哲学者アランの思想を基に解説しています。
単に「明るい気分になろう」と念じるだけでは、心は前向きになりません。アランは、本当のポジティブさとは「気分」の問題ではなく、自らの「意志」で選び取るものだと説きました。
まず笑顔をつくる、姿勢を正すなど、形から入るのがアラン流の秘訣です。意志の力で意図的に明るい「行動」を先に行うことで、心(気分)は後からついてきて、自然と前向きになれると結論づけています。
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<「ポジティブ思考」は本当に有効なのか>
|| 小川仁志 (おがわ ひとし)
哲学者・山口大学国際総合科学部教授。1970年生まれ。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。専門は公共哲学・政治哲学。商社、市役所、フリーターを経た異色の哲学者。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。哲学に関する著書多数。
商品名 : 『スッと頭に入る哲学 哲学は人生の道しるべ』
体裁・頁数 : A5判、本体128頁
発売日 : 2025年8月22日
全国の主要書店、オンラインストアで販売
定価 : 各1,760円(本体1,600円+税10%)
出版社 : 株式会社 昭文社
↓本リリースのPDFはこちらからダウンロードしていただけます。
d7916-759-f6994181a92add7e1da9cf53c9c25bbe.pdfプレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes