【認定日本語教育機関対応】5万人以上の留学生が利用するWSDBに日本語能力の参照枠に合わせた参照枠評価が、正式リリース。日本語教育の評価制度のシステム対応をリードしていきます。
株式会社One Terrace

5万人以上の留学生の在籍情報を管理する国際学生管理システムWSDBに、参照枠評価」機能が実装されました。学生管理システムパッケージとして初めて「日本語能力の参照枠」を組み込みました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-e3037b3c0f8390df4fd3b1d2c27ed377-640x360.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
5万人以上の外国籍留学生を管理する「国際学生管理システムWSDB」を販売する株式会社OneTerrace(本社:東京都港区、代表取締役 石中 達也、以下「弊社」)は、認定日本語教育機関の成績評価要件に対応するため、これまでの成績評価登録に加え、授業科目を評価する新しい成績評価をリリースしていました。今回この新成績評価に加え、日本語能力の参照枠に対応した学習者の日本語能力を登録する「参照枠評価登録」機能を正式にリリースしました。「日本語能力の参照枠」評価への対応は学生管理システムとして初めてとなります。
新機能追加の背景
法務省から認可を受けていた日本語教育機関は、従来、学校がそれぞれの方法で学習者の学習能力に対する成績評価および、成績証明書発行を行っていました。多くの日本語教育機関は成績評価として学習者の技能等を評価項目とし、成績証明書を発行しています。
日本語教育機関の認定制度が施行され、授業科目の設定と授業科目に対する成績評価が求められる中、「教育機関が学習者に対してどのような授業(科目)を何時限行い、どのような評価を受けたのか」を証明するものを成績証明書と再定義をおこない、従来の学習者の技能を評価するものは、日本語能力の参照枠評価に特化した「日本語熟達度証明書」として発行することで、「教育機関としての証明」と「学習者の日本語能力の見える化」を実現しました。
新機能のメリット
- 学習者の日本語能力の参照枠評価に特化した証明書を出力することができる参照枠評価に特化することで、グラフ付きのわかりやすい証明書を発行することが可能になりました。また、日本語能力の参照枠では表現しきれない「漢字」などの技能については、「成績証明書」の科目として評価していただくことで、補完が可能です。- 学習者がスマホアプリで、自分の日本語能力の参照枠レベルを確認できる学習者の年齢は、18歳~22歳程度の方が多く、スマートフォンネイティブ世代です。彼らに合わせてフィードバック方法を採用することで、自身の学習状況の把握をしやすい環境を整え、学生募集のツールの一つとしても利用いただくことが可能です。- 学校ごとの能力記述文を設定可能日本語能力の参照枠の能力記述文は文科省がいくつかの資料で示しているものがあります。WSDBは資料の能力記述文をデフォルトで設定しており、そのままお使いいただくことできます。また、教育機関ごとに文言を変更したい場合、学校オリジナルのものに置き換えご利用いただくことも可能です。
新機能の詳細
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-fb8cec12c760e4f67c3c1cc3af105af5-873x785.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参照枠全体尺度マスタ参照枠レベルごとに学校が参照枠レベルごとに能力記述文、能力記述文(英語)設定し、証明書の裏面に表示することができます。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-cf89789f9e29b4341fb9151f601e86c6-1414x376.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参照枠技能別マスタ技能別に、参照枠レベルごとに能力記述文、能力記述文(英語)設定できます。また、CERF補遺版で加わった詳細レベルを学校として利用するかどうかを技能ごとに設定できます。
入力した内容は、学習者がスマホで確認可能です。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-476532be71c0e15611f343a054106ace-1473x545.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参照枠評価登録(学生への評価)学生には複数回の評価を行うことが可能です。成績評価と異なる機能とすることで、入学直後に学校が確認したレベルを入力することも可能です。
各技能ごとの評価と、学生へのフィードバックコメントおよび、総評の入力が可能です。
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-099f4a74f6412f1c1de2b38718978cb1-489x723.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本語熟達度証明書参照枠評価登録で登録した評価を証明書として発行できます。
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-2203130f8a72bba4386c2245a64524b4-356x691.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本語能力情報(学生用スマホアプリ)学習者は、WSDBスマホアプリを利用し、日本能力情報を確認できます。
視覚的なグラフ、複数回の評価、教師からのコメント、能力記述文も確認可能です。
今後の展望
国際学生管理システムWSDBは、日本語教育機関様にご利用いただくことで、2018年度から多くの留学生を支えてきました。日本語教育機関の認定が始まり、CEFRを元にした「日本語能力の参照枠」が広がっていくことで、今までよりも多くの分野で日本語教育機関の評価が参照される機会が増えてくることが予想されます。WSDBでは、認定日本語教育機関とそこで日本語教育を実践する登録日本語教員の方々の高い専門性を支えることで、日本のダイバシティ&インクルージョンを実現するために重要となる「日本語能力の参照枠」制度を支えてまいります。
次回の認定日本語教育機関対応は、Can-doについてのシステム的な管理を予定しております。
日本語教育機関様の変化に合わせて、成長するシステムを目標としてこれからも開発を行っていきます。
▼教育業界に寄り添って成長する「国際学生管理システムWSDB」とは
[画像7:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-3747205202441e0296116039fd77c212-1177x1178.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
WSDBは、2018年から販売を開始し、約190校、およそ5万人の留学生が利用する教育機関向け学生管理システムです。
専門学校本科・別科・大学留学生別科・日本語教育機関に通う学生の入学から卒業までを一括管理し、教職員用Webシステムと、学生用WSDBポートフォリオ(スマホアプリ)を利用することで、教育機関の効率化と学生の学習環境をサポートします。
WSDBの製品サイトはこちら >>
https://wsdb.jp/
[画像8:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-47178e8d2c5c3ad5f5ab264798c44351-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
WSDB概要
[画像9:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-493b5162a5377c1bff1ae00640289c85-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
WSDB機能一覧
[画像10:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-902702e98c36a28c20089c3d2bb171d3-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像11:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-06156f6dc1fc58d0464f848630d65525-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像12:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-660d6b42dcc63d7b009ad747259e8697-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像13:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36579/108/36579-108-691f233f61766a60c6e581a6d1c05fc7-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▼教員用Webシステムと、学生用スマホアプリが一体化
WSDBは、学生用スマホアプリを標準搭載(無償)することで、教職員が利用するクラウド化された学生情報と、学生のポートフォリオが一体化して提供されています。
教職員は学生管理システムに入力したデータをそのまま利活用することで、学生へ学習状況をフィードバックすることができます。
また、学生から資格情報や課外活動情報など、学外で行われた学習情報を報告してもらうことが可能です。
▼在留資格申請・更新、出入国在留管理庁提出資料に対応。変更時も無償アップデート。
留学生の在留資格に関わる書類は、年度ごとに変更が入ることが多く、また地方出入国管理局ごとに、特別な対応が必要になってきます。
WSDBは、クラウドシステムのパッケージソフトである事の強みを活かし、無償で公的機関への報告書類に対応してきました。
▼2024年から始まった認定日本語教育機関に対応
認定日本語教育機関制度が施行されることにより、現在の出入国管理庁への報告書類も、文部科学省への報告書類に変わり、変更が求められる可能性が高まっています。
WSDBではこの制度に対応するため、2024年度に「授業科目」の設定と、授業科目に対して成績評価を行えるようになりました。
2025年度は「日本語教育の参照枠」「Can-do」への対応を予定しています。
文部科学省への提出書類等が増えた場合でも、今までのように無償で対応を行っていきます。
▼決済機能を搭載した入金管理
留学生の学費管理の難しい点は、請求額に対して必ずしも一括で満額を払うわけではないという債権回収にあります。WSDBは学生の学費に関する売上管理を、請求・入金を紐づけることで、直感的にわかりやすく管理することができます。
特に英訳が入った適格請求書を発行できる学生管理システムはWSDBの大きな特徴の一つです。
また、学費のグローバル決済サービスFlywire社と連携することで、WSDBを利用し留学生の学費Web決済を行うことが可能です。
証明書発行などの国内決済に関しては、Stripe社の仕組みを利用し、スマホアプリから発行依頼から代金支払いまでが可能です。
▼業務の省力化、コストカットを意識したパッケージソフト
2024年度から登録日本語教員試験が開始され、日本語教員のなりて不足が懸念されるなか、教員の人件費のコストが増加していきます。また、人口減少により多くの業種で賃上げが行われる中、日本語教育業界も、変革が求められています。
そういった中で、安定した基幹システムを導入し、業務効率化を図っていくことは、事業をおこなう上で、重要度を増してきています。
WSDBは、留学生Web出願から卒業後まで一括で管理可能な「国際学生管理システム」を販売しており、無償の学生用スマホアプリを提供することで、学習のICT化も促進課しています。
業務効率化の例
- データ入力を学校で行うだけでなく、学生やエージェントが行える- 教員が直接、出席・成績を登録できる- 各種証明書をすぐに印刷できる- 簡単な操作で出入国管理局などに提出する資料として出力できる- 入金データを会計課(本部含む)に連携する形式として取り出せる
▼株式会社One Terrace
One Terraceは、2016年8月ベトナムで創業した、地方企業の採用支援やDX推進を担う会社です。2017年4月に日本法人を設立後、2019年5月にミャンマー法人を設立し、ベトナム、ミャンマーで日本語教育を行うとともに、アジア諸国から日本への就業支援を行う事業を手がけている他、日本国内の教育機関向けソリューションの提供や企業・学校・自治体のブランディング支援、システム開発等を行っております。
会社名:株式会社One Terrace
代表者:代表取締役 石中 達也
所在地:東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル3F
URL:
https://oneterrace.jp/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes