税理士の育成に向けて~「AGS税務実務研修」の導入~
AGSグループ

今般、AGSグループ(本社:東京都千代田区、代表者:虷澤篤志、廣渡嘉秀。以下、「AGS」)は、税務・会計顧問業務で必要となる法人税・消費税の「条文理解」「申告実務」「実務への落とし込み」を網羅した独自の『AGS税務実務研修』を大原出版株式会社(資格の大原)(本社:東京都千代田区。以下、「資格の大原」)の協力を得て企画・検討し、5月から7月にかけて社内において開催しました。同研修によって、特に若いメンバーの専門知識・スキルを引き上げ、若手税理士の育成に取り組むとともに、AGS全体のレベルアップを図ることで、クライアントのみなさまへより質の高い税務・会計サービスの提供を目指します。
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■「AGS税務実務研修」導入経緯
AGSに入社するメンバーは、経営理念・組織・サービス概要を学んだ後、事業部に配属されOJTを通して、実務に必要な知識を習得・蓄積していきます。働きながら税理士試験合格を目指すメンバーも多く、
2024年度(令和6年度(第74回))税理士試験においては、50名が受験し、3名が官報合格・12名が科目合格をしています(合格率30%)。
AGSは、法人税および消費税への深い理解と実務的な対応が、税務・会計顧問業務に従事する上で必要なスキルであり、入社したメンバーには、早期にこのような顧問業務を「実践する力」を身に付けてもらいたいと考えています。こうした背景を踏まえ、税理士試験対策で長年の実績をもち、企業担当者向けの税務実務の講座も提供している「資格の大原」の協力を得て、法人税法および消費税法について「条文理解」「申告実務」「実務への落とし込み」の3つの要素で構成される独自のカリキュラムを作成しました。
5月から7月にかけて、全26回にわたって開催された「AGS税務実務研修」には、10の事業部より25名のメンバーが参加しました。
■受講メンバーの声(研修後のアンケートより)
- 講師の補足説明が、臨場感があって、これからの実務でとても役立ちそうだった。- 普段の試験対策とは違い、実際に実務で必要となる知識や流れについて理解を深めることができた。理論の部分については、試験勉強で学んだことが実務でどのように役に立っているのかがわかり、とても有意義な時間になった。- これまではただ条文を暗記していくという勉強方法だったが、基本的な概要や条文の背景を講義で学びながら併せて理論学習を進めることでより理解が深まったので、今後の勉強にもいかしていきたい。- 公認会計士試験で勉強はしたものの、税理士向けの法人税・消費税の研修を受講したことがなかったので、とても勉強になった。- M&A業務において税務関連の論点は多く、もっと理解できるようになりたいと感じていたので、今後税務の勉強にさらに力を入れたいと感じた。
■AGSの研修環境
AGSでは、経営層に対して行う経営管理全般に関するサービスを「マネジメント・サービス(MS)」と呼んでおり、この提供を通して、企業の成長に貢献し、日本経済の発展に寄与することを経営理念としています。プロフェッショナルファームとして社会に貢献していくためには、個人の能力や努力のみならず、専門知識・スキル・経験値を引き上げていく環境を創出し、メンバーに提供していくことが重要です。
AGSでは、4月および9月に新卒入社者を対象に1か月間の実技を含む研修を実施している他、毎月、入社者向けの短期研修を実施しています。また、数百名が参加し、最新の業界動向や税務知識等を全社で共有し意見交換を行う「FSR(Financial Service Retainer)」を毎週定期開催し、そのほかにも弁護士や国税庁OB等の外部有識者を招いた勉強会も不定期で開催しています。
2025年には、税務・会計顧問業務に従事するメンバーの育成を強化するための「MS人材育成部」を新設しました。今回導入した「AGS税務実務研修」は、特に若いメンバーの成長環境を整備するために同事業部が「資格の大原」と協力して企画・検討したものです。
■AGSの若手税理士育成の取り組み
税理士の業務がAIに取って代わられるといった議論もありましたが、経営者とのコミュニケーションを通して経営管理のアドバイスを行うコンサルティング業務はAIが代替できるものではありません。政府の「スタートアップ育成5か年計画」による若い経営者の増加、ビジネスの多様化・国際化が進む中で、課税実務は急速に複雑化しており、納税という社会的な使命を支援する若手税理士の育成は社会的な課題と考えています。
2023年の税理士試験の受験資格の緩和によって、30歳までの若手受験者数が顕著に増加しており(2023年度は対前年で31.8%増加、2024年度は対前年比13.5%増加)、合格率についても年代が若いほど高くなっています。
AGSにおいても、2024年度(令和6年度(第74回))の合格者は、入社1年以内の20代メンバーの合格率が高い結果となっています。
AGSは、
働きながら試験合格を目指すメンバーを経済・環境面から支援する制度の導入、研修の充実化、実務経験の場の提供を通し、若い税理士の育成を後押ししています。
■大原出版株式会社(資格の大原)
社会人・大学生・企業様向けの通学講座・Web講座の展開、関連書籍の出版・販売、企業様向けの映像制作(商品紹介・企業紹介など)を提供しています。
Webサイト:
https://www.o-hara.jp/
AGSグループについて
株式会社AGSコンサルティングとAGS税理士法人を中核とする、日本発の独立系、総合型アカウンティング・ファームです。税理士124名、および公認会計士122名(2025年8月現在)を擁し、「誰よりも身近な専門家」として、法人4,100社、個人1,900名のスタートアップから上場企業までの幅広いお客様に対して、税務・会計、IPO、 M&A、企業再生等の支援サービス、国際税務・会計顧問や海外進出・撤退を支援する国際業務などを提供しています。日本経済を支える企業の経営に役立つことを信念とし、日本発のアカウンティング・ファームとして一番になることを目指しています。
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プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes