KNT-CTホールディングス70周年記念事業 廃校を活用した防災事業の取組みを開始
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~第1弾 群馬県のKIRINAN BASEで避難生活疑似体験!~
KNT-CTホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区 社長:小山佳延)は、本年9月1日に創立70周年を迎えます。その記念として「廃校活用防災事業」の取組みを開始しました。首都直下型地震や南海トラフ大地震の懸念、台風や集中豪雨など日本における自然災害のリスクは顕著であり、その備えとして防災意識の向上は大切です。当社は「防災」と地域の有効活用が課題とされる「廃校」を結びつけ、企業・学校・自治会等を対象とした「避難生活疑似体験プログラム」を開発しました。
第1弾は、10月17日より群馬県桐生市「KIRINAN BASE」(旧桐生南高校)を会場とするプログラムを発売します。将来的には対象を拡大し、各地域での廃校活用防災事業の展開を目指してまいります。
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インスタントハウス・イメージ
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避難所・イメージ
学校は多くの地域で防災拠点となっており、「廃校」を利用することで、より現実的な感覚を学べます。文部科学省令和6年度「廃校施設活用状況実体調査」では、施設が現存する廃校は7,612校、うち活用されていないものが1,951校と発表されています。廃校は維持・管理費のコストが必要なこともあり、その有効活用が地域の課題になっています。廃校の新たな需要を提案することで、地域の活性化を目指します。
KNT-CTホールディングスは、これまでの旅行サービスを中心とした事業に加え、様々な社会課題に着目し、5年後、10年後の新たな価値の創造を目指しています。“未来創造事業”として、当社は従来の枠にとらわれない発想で社会的な課題と向き合い、その解決に向けて自社のリソースやノウハウ、パートナーネットワーク等を活用した新規事業を開発しています。
今回の廃校活用防災事業では、避難生活における「災害関連死」という課題に着目し、今後の避難所のあり方を学校はじめ企業・自治会等と共有したいと考えました。実体験に近い環境を提供することで、平時からの備えの見直しや防災意識の向上が期待できます。また、お客様が旅先で被災される可能性もあり、旅行会社としても防災意識の向上は大変重要です。本事業の取組みで、旅行業ともども更なるお客様の安心・安全を考えてまいります。
プログラム内容は名古屋工業大学大学院・北川啓介教授に監修、NTT東日本株式会社防災研究所より全体協力をいただきました。座学では日本と海外の防災事例等を学べるほか、インスタントハウス等の最新製品や防災アイデアを取り入れた『未来志向の避難所体験』を用意しています。グループ別ワークショップでは、平時でも役立つ自助力・共助力を育むことも期待できます。
実施会場:群馬県桐生市「KIRINAN BASE」(旧群馬県立桐生南高等学校)
群馬県桐生市広沢町3丁目4193
対 象:企業様・労働組合様・学校様・自治会様など
設定日:2025年10月17日(金)・29日(水)
2025年11月17日(月)
2026年3月7日(土)・12日(木)・17日(火)・20日(金)
内 容:プログラムの流れ(日帰り6時間)
10:00~ 防災のプロによるセミナー 11:00~ 防災教育(避難生活疑似体験)
12:00~ 災害食・サバイバルご飯作り 14:00~ 防災教育(備蓄品ワークショップ)
14:30~ 未来型の避難生活体験 15:30~ 振返り
定 員 :1回1グループ様につき20名~100名 ※左記以外は応相談
参加費 :1回1グループ様につき78万円(税込)より~
※参加費は、ご参加人数により変動します。
※上記には、場所代、体験代、講師代、災害食代、保険代が含まれています。
交通費は含まれておりませんので、必要な場合はご相談ください。
詳細については、以下のリンクをご参照ください。
https://www.kntcthd.co.jp/ja/70th/haikoubousai/
【プログラムの申込・内容の問合せ先】
KNT- CTホールディングス株式会社 社長室 未来創造チーム
メール:haikoubousai@or.kntct.com
TEL :080-7726-5355
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北川啓介教授
建築デザインや被災時の空間設計を専門とし、災害支援の第一線で活動されている名古屋工業大学大学院・北川啓介教授は、2011年東日本大震災の被災地で出会った子どもの言葉に心を動かされ、避難空間のあり方を根本から問い直す研究を開始。その結果生まれたのが「インスタントハウス」です。短時間で簡単に設営できる軽量な個室型ユニットは、避難所の雑魚寝やプライバシー不足といった課題に対応し、東日本大震災以降の国内外様々な被災地で導入されてきました。本プログラムでは、教授の知見をもと、国内外の被災地実例を学びながら実体験し、避難生活のあり方を考えます。
NTT東日本株式会社は、これまでの大規模災害対応の経験を活かし、通信ネットワークの強靭化や迅速な復旧に取り組んできました。近年ではその知見を地域防災へと広げ、自治体支援や住民の生活再建にも積極的に取り組んでいます。さらなる地域防災の高度化および社会実装を目的として、2025年4月1日に「NTT東日本 防災研究所」を設立。同研究所では、先進の技術を駆使した防災研究に加え、研究成果が地域に実装されるまでの実証・伴走支援に取り組むことで誰一人取り残されないフェーズフリーな社会の実現をめざしています。
本プログラムでは、同研究所が手がける防災教育の中から、避難生活疑似体験や備蓄品に関する体験型ワークショップ、現場で培われたノウハウをご提供いただき、組織や個人の防災力を高める実践的な学びをご提供いただきます。
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KIRINAN BASE(キリナンベース)は、株式会社オープンハウスグループの地域共創の理念に基づき、地方の課題解決と持続可能な社会の実現を目指すプロジェクトの一環として誕生した施設です。群馬県桐生市にある閉校した群馬県立桐生南高校の跡地を活用し、2023年8月にオープンしました。グラウンドや校舎、体育館など学校全体をレンタルスペースとしてご利用いただけます。2023年3月に桐生市と締結した「災害時等における避難場所の施設利用に関する協定」により、平常時は地域住民の交流の場として、また有事の際には避難所として機能し、地域の安全・安心にも貢献します。
URL:
https://kirinan-base.com/
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KNT-CTホールディングスは1955年9月に「近畿日本ツーリスト株式会社」としてスタートし、おかげさまで2025年に創立70年を迎えます。当社グループは「未来」を見据えた「変化対応企業」として、絶えず変化し、多様化する社会からのニーズに対して「本物の価値を創造する企業」として「当社グループだからできること」に挑戦をしてまいります。これからも「旅」と「旅を超えた」さまざまなサービスをお届けし、皆さまへの感謝を胸にグループ一丸となって、よりよい明日を創ってまいります。
URL:
https://www.kntcthd.co.jp/ja/
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes