「COVID-19治療に関する実態調査」レポートを公開
エムスリー株式会社

~大規模なリアルワールドデータに基づき、全国規模での治療動向や地域差の実態を分析~
エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村 格)が設立したエムスリー総合研究所(以下、「M3総研」)は、独自のリアルワールドデータを活用し、国内における新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」)の治療実態、特に経口抗ウイルス薬の処方率における地域差を分析したレポート「COVID-19治療に関する実態調査」(以下、「本レポート」)を本日公開しました。
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■本レポート公開の背景と目的
当社は、「インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」をミッションとして事業を展開しております。当社の有する日本最大級の医療従事者パネル、医療ビッグデータなどの広範なデータを活用し、日本の医療実態を中立的な立場で調査・研究するとともに、その結果を広く発信することを目的として、2024年度にM3総研を設立しました。
数年にわたるパンデミックを経て、社会活動は正常化しつつありますが、COVID-19は年間罹患者総数でインフルエンザを上回り、依然として社会に大きな影響を与える疾患です。 2025年夏以降、再び感染者数は増加傾向にあり、第13波への警戒が強まる中、重症化を防ぐための適切な治療の重要性が増しています。
このような状況を受けM3総研は、医療関係者や自治体が的確な医療提供体制を構築するための一助となることを目指し、リアルワールドデータを用いて抗ウイルス薬処方率の地域差の実態を分析したレポートを公開しました。 本レポートが、日々の診療にあたる医療従事者の皆様、そして政策決定に関わる関係者の皆様にとって、今後のCOVID-19対策を考える上での一助となることを期待しています。
■本レポートの概要
レポート名称:COVID-19治療に関する実態調査
公開日: 2025年8月7日
レポート入手URL:
エムスリープレスリリースより
レポート内容: M3総研が独自のリアルワールドデータを基に、現在のCOVID-19の診療実態、特に抗ウイルス薬による治療における地域差を分析した。加えて医師への意識調査を実施し、多角的な視点からCOVID-19診療における地域差の背景と医師ニーズを考察した。
■本レポートにおける分析の特徴
- 医療リアルワールドデータを活用した高い信頼性
国内最大級の医療データベース「JAMDAS(R)︎」を基にした信頼性の高いデータを提供しています。
- 診療実態と医師の意識調査を組み合わせた多角的な分析
本レポートは、リアルワールドデータを基にした処方率の地域差に加え、m3.comの医師会員を対象としたアンケート調査の結果を組み合わせることで、多角的な分析を実現しています。 これにより、COVID-19診療における抗ウイルス薬処方率の地域差の背景につながる可能性のある要因や、今後のCOVID-19診療における医師ニーズが明らかになっています。
今回の取り組みは、医療ビッグデータから得られる示唆を社会課題の解決に繋げることで、新たな社会的インパクトを創出する重要な機会と捉えています。 当社は今後も、保有する広範なデータを活用し、様々な疾患領域における医療実態の分析を進め、日本の医療が直面する課題解決に貢献してまいります。
【会社概要】
<エムスリー株式会社>
所 在 地:東京都港区赤坂一丁目 11 番 44 号
事業内容:インターネットを利用した医療関連サービスの提供
U R L:
https://corporate.m3.comプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes