Hakuhodo DY ONE、AIと外部システムを標準化する「Model Context Protocol(MCP)」導入支援サービスを提供開始
株式会社Hakuhodo DY ONE

AIエージェント構築ための技術支援・コンサルティングを推進
株式会社Hakuhodo DY ONE(本社:東京都港区、代表取締役会長:田中雄三 代表取締役社長:小坂洋人、以下 Hakuhodo DY ONE)は、当社独自のAIエージェントサービス「ONE-AIGENT」*1の一環として、AIエージェント構築支援サービスの提供を開始します。AIと外部システムを標準化する次世代AI活用基盤「Model Context Protocol(MCP)」導入に向けた技術支援・コンサルティングを推進してまいります。
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■背景と目的
生成AIや大規模言語モデル(LLM)の企業での活用が加速する中、モデルの信頼性と一貫性を担保しながら業務全体に最適な文脈を供給する基盤の必要性が急速に高まっています。
MCPは、米Anthropic社が2024年11月に発表したオープンスタンダードで、生成AI/LLMと外部データソース/ツールとの連携を標準化するプロトコルです。従来、AIモデルと各データソースを連携するには、個別のAPIや認証方式を実装する必要があり、開発工数の増大や拡張性の課題がありました。MCPはこれらの課題を解決し、AIエージェントが各種データソースと双方向でデータをやり取りするための標準化された通信規格を提供します。
Hakuhodo DY ONEは、「ONE-AIGENT」の一環でAIエージェントの実装と運用をワンストップで支援する「AIエージェント共創支援サービス」*2を提供しています。これと連動し、生成AIやLLMが業務全体に最適な文脈を供給する基盤であるMCPの導入支援体制を整え、AIエージェントを活用する企業に対して、各企業の業務課題・AI活用方針に沿ったMCP導入計画の策定から、実装、運用までを一貫して支援します。
■MCP導入支援の特長
- MCP導入の企画・設計・開発を担うエンジニアリングとコンサルティングのメンバーで構成したチームが、アクセス制御の最適化など社内外の文脈管理を支える独自のセキュリティ設定・認証基盤の開発を行います。- MCP導入支援を起点に、企業のAI活用全般に関するご相談やコンサルティングまで、シームレスかつ一貫したサポートを実現します。
<MCPの主な構成要素>
MCPクライアント:MCPホスト内に組み込まれたコンポーネントで、MCPサーバーとの通信を担当。
MCPホスト:生成AIモデルを搭載したアプリケーション(例:Claude Desktop、Zed、Cursorなど)。
MCPサーバー:特定のデータソースやツールへのアクセスを提供する軽量サーバー。
MCPの通信は、JSON-RPC 2.0プロトコルに基づいており、クライアントとサーバー間の通信は、標準入出力(stdio)またはHTTP with Server-Sent Events(SSE)トランスポートを通じて行われます。これにより、AIモデルと外部システムの接続を標準化し、開発者の負担を大幅に軽減します。
■今後の展開
Hakuhodo DY ONEはAIエージェントを活用したマーケティング支援サービス「ONE-AIGENT」を提供し、AIエージェントがマーケティングのあり方を大きく変えようとしている今、AI技術を駆使した次世代のマーケティングソリューションカンパニーへの進化を目指しています。
今後、MCPをはじめとする先進技術の実装・運用ノウハウを蓄積し、企業のAI活用・DX推進を支える伴走パートナーとしての体制をさらに強化してまいります。
*1 「ONE-AIGENT(ワン・エージェント)」は、Hakuhodo DY ONE独自のAIエージェントを活用したマーケティング支援サービス。複数の専門特化AIエージェントが連携することで、市場分析からクリエイティブ制作、効果測定まで、マーケティングプロセス全体を包括的かつ高度に支援します。詳細はリリースをご覧ください。→ 2025年8月1日リリース『Hakuhodo DY ONE、独自のAIエージェントサービス「ONE-AIGENT」提供開始』
https://www.hakuhodody-one.co.jp/news/news-release_202508012532/
*2 2025年8月6日リリース『Hakuhodo DY ONE、「AIエージェント共創支援サービス」を提供開始』
https://www.hakuhodody-one.co.jp/news/news-release_202508062596/
【次世代AIマーケティングを牽引する Hakuhodo DY ONE のステートメント】
AIエージェントがマーケティングのあり方を大きく変えようとしている今、Hakuhodo DY ONEは、AI技術を駆使した次世代のマーケティングソリューションカンパニーへと進化を遂げます。私たちは、企業のマーケティング支援の枠を超え、AIエージェント型広告会社として、クライアント企業の事業成長を強力に推進するビジネスパートナーへと進化してまいります。AIエージェント型広告会社がもたらす提供価値を以下に定義し、次世代のマーケティングカンパニーへの進化を宣言いたします。
1. 独自AIオーケストレーションを活用した高度マーケティングの実行
広告主のAI、プラットフォーム個別のAI、その他外部パートナーのAI、そして当社独自開発の専門AIを自在に連携させます。案件ごとに最適なAIエージェント群を編成し、プロセス全体を高度化します。
2. プロフェッショナルチームによる伴走支援
AI導入から運用・改善まで、AIとマーケティング双方に精通した専門チームが一気通貫でサポート。AI活用のハードルを下げ、成果創出を確実にします。
3. 生活者発想に基づく深いインサイト設計
博報堂DYグループ独自の生活者理解を活かし、AIだけでは捉えきれない定性インサイトを発掘。単なる広告効果に留まらない、事業戦略の根幹を構築します。
以上
<会社概要>
■株式会社Hakuhodo DY ONE
https://www.hakuhodody-one.co.jp
Hakuhodo DY ONEは、インターネット広告黎明期より培ったデジタル広告の知見とノウハウを活かし、統合的なデジタルマーケティングサービスを提供しています。マーケティング戦略立案力、クリエイティビティ、高度な運用力と技術開発力、媒体社・プラットフォーマーとの強固な関係性を強みとし、国内外のクライアント企業に対して、デジタル起点でのマーケティング戦略やテクノロジー活用を包括的に支援します。
博報堂DYグループの「デジタルコア」として、グループ内のナレッジやリソースを集約し、高い専門性と提案力を併せ持つ企業として業界随一のデジタルマーケティング事業会社となることを目指します。
クライアント企業にとって唯一の「ONE」の存在となるため常に挑戦・前進し、事業成長を支援するビジネスパートナーとして伴走することで、クライアント企業の持続的な成長と、企業価値向上に貢献してまいります。
本社所在地: 〒107-6316 東京都港区赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワー
代 表 者: 代表取締役会長 田中雄三 代表取締役社長 小坂洋人
株 主: 博報堂DYグループ100%
社 員 数: 3,172名(2025年4月1日時点)
創 立: 2024年4月1日
事 業 内 容: デジタルマーケティング全般にまつわる企画・コンサルティング・代行事業・投資事業
【本件についてのお問い合わせ】
株式会社Hakuhodo DY ONE
広報担当 E-mail:info-pr@hakuhodody-one.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes