【愛犬家の認知度9.4%】夏のレジャーに潜む「レプトスピラ症」。見過ごされがちな水遊びの3大リスクと安全対策を『weDOG』が公開
株式会社キュービック

約2割が水遊び後の体調不良を経験。10歳以上のシニア犬と暮らす愛犬家306名を対象に「シニア犬と水遊び」に関する独自調査を実施
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株式会社キュービック(本社:東京都新宿区、代表取締役:世一英仁、以下「キュービック」)が運営するシニア犬特化メディア『weDOG(ウィードッグ)』(
https://www.we-dog.jp/ )は、夏の行楽シーズンを前に、10歳以上のシニア犬と暮らす愛犬家306名を対象として「シニア犬と水遊び」に関する独自調査を実施しました。その結果、野生動物の排泄物などを介して感染し、重症化すると命にも関わる人獣共通感染症「レプトスピラ症」を正しく知っている飼い主は、わずか9.4%しかいないという事実が明らかになりました。さらに、約2割の飼い主が水遊び後に愛犬の体調不良を経験したことがあると回答しており 、楽しいはずの水遊びが、知識不足から愛犬を危険に晒す事態になりかねない現状が浮き彫りになりました。夏のお出かけの際には熱中症だけではなく、感染症や寄生虫など、水遊びに伴うさまざまなリスクについて注意が必要です。
【調査概要】
●調査対象:10歳以上のシニア犬と暮らす愛犬家306人
●調査方法:インターネットリサーチ
●調査地域:全国
●調査期間:2025年7月18日~2025年8月1日
●調査元 :株式会社キュービック
◼️夏の楽しい思い出が一転…9割の飼い主が知らない「静かなる脅威」
うだるような暑さが続く夏、愛犬を喜ばせようと川や湖へ水遊びに連れて行く飼い主は少なくありません。しかし、一見すると綺麗に見える水辺にも、愛犬の命を脅かす危険が潜んでいることをご存知でしょうか。
この度、シニア犬との暮らしに寄り添うメディア『weDOG』が実施した調査で、飼い主の多くがそのリスクを認識していない実態が明らかになりました。
特に注意すべきは、野生動物の尿などで汚染された水や土から感染する細菌性の病気「レプトスピラ症」です。感染すると発熱や嘔吐などを引き起こし、重症化すると腎不全や肝不全で死に至るケースもある恐ろしい感染症ですが、その内容まで知っている飼い主は、わずか9.4%。36.7%が「名前だけ知っている」と回答しており、具体的な危険性についてはほとんど浸透していないことがうかがえます。
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実際に、農林水産省の報告によれば、2024年には全国で55件、過去10年では317件の発生が確認されています。約2割の愛犬家が「水遊びの後に愛犬の体調不良を経験した」と回答した今回の調査結果は、この見過ごされたリスクが決して他人事ではないことを示唆しています。
◼️シニア犬は特に注意!熱中症だけではない「水遊びの3大リスク」
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体力や免疫力が低下しがちなシニア犬にとって、水遊びは若い犬以上に慎重な配慮が求められます。『weDOG』は、飼い主にぜひ知っておいてほしい「3大リスク」を以下にまとめました。
1.致死的なリスクもある「レプトスピラ症」
ネズミやアライグマなどの糞尿で汚染された水や土壌から感染する細菌性疾患です。飲水による経口感染のほか、汚染された土壌を歩くことや汚染水に触れることによる経皮感染のリスクもある人獣共通の感染症です。感染すると3~14日の潜伏期間を経て発熱や食欲不振、嘔吐などの症状が現れ、重症化すると腎不全や肝不全、肺出血を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。混合ワクチンで予防は可能ですが、全ての血清型をカバーできるわけではなく、副反応のリスクも考慮し、特にシニア犬の場合は獣医師との慎重な相談が必要です。
2.水の飲みすぎで発症する「水中毒」
短時間に大量の水を摂取することで血液中のナトリウム濃度が低下し、体のバランスが崩れることで発症します。元気消失、ふらつき、意識障害、けいれん、昏睡といった重い神経症状を引き起こすことがあります。また、海水浴での「塩水中毒(高ナトリウム血症)」にも注意が必要です。特にシニア犬は、加齢による筋力低下や疲労から首が下がりやすく、水を飲み込みやすいため、飼い主のきめ細やかな観察が求められます。
3.下痢などを引き起こす「ジアルジア」「クリプトスポリジウム」など
川、湖、水たまりには、ジアルジアやクリプトスポリジウムなどのさまざまな寄生虫が潜んでいます。これらは水遊び中に犬が水を介して経口感染するリスクがあります。健康な成犬では無症状で自然治癒することもありますが、子犬や免疫力の低下したシニア犬は下痢などの症状が現れることがあります。アトピー治療や癌治療などで、免疫抑制剤やステロイドを長期投与している犬の場合、重症化する可能性も否定できません。その他、自然界では「マンソン裂頭条虫(カエルやヘビを介して感染)」や「肺吸虫(サワガニを介して感染)」などにも注意が必要です。
◼️『weDOG』編集長よりコメント
シニア犬との時間は、一日一日がかけがえのない宝物です。その大切な時間を、悲しい事故で終わらせてほしくない。そんな強い想いから、今回の調査と情報発信を行いました。正しい知識を持つことが、愛犬をリスクから守る第一歩です。また身体能力や目ね気力に不安があることの多いシニア犬にとって「その水遊びは必要か?」といったことを考えてみることも大切です。水遊びが好きな子であれば、自宅でのプール遊びも十分に楽しい時間になるはずです。その上で、お出かけして水遊びを行う場合は、最低でも予測できる対策はしていきましょう。
◼️愛犬の命を守るために。獣医師が推奨する「5つの安全対策」
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『weDOG』では、今回の調査結果を踏まえ、愛犬との安全な夏を過ごすために以下の対策を強く推奨します。
●ライフジャケットを必ず着用させる
万が一の溺れる事故を防ぐだけでなく、浮力によって首が水に浸かるのを防ぎます。
●休息をこまめに取る
夢中になって遊び続けると、熱中症や水中毒のリスクが高まります。定期的に陸に上げて休憩させましょう。
●雨が降った直後は水遊びを控える
雨水によって山や地面の細菌・寄生虫が川へ一気に流れ込み、汚染濃度が高まる傾向にあります。
●水遊び後は清潔な水で全身を洗い流す
身体に付着した細菌や寄生虫をしっかりと落としましょう。特に足の裏や指の間は念入りに。
●持病がある場合は獣医師に相談する
心臓や腎臓、呼吸器などに疾患がある場合、水遊びが大きな負担になることがあります。事前にかかりつけの獣医師に相談し、水遊びの可否や注意点を確認しましょう。
『weDOG』は今後も、専門家の知見や信頼できるデータ、そして飼い主のリアルな体験談を交えながら、すべてのシニア犬とオーナーが「らしく」幸せな日々を過ごせるよう、価値ある情報を発信し続けてまいります。
◼️シニア犬特化メディア『we DOG』について
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『we DOG』は、シニア期を迎えた愛犬との日々を「らしく」過ごせるように、専門家の知見や信頼できるデータとあわせて、シニア犬オーナー(飼い主)の経験談も提供しています。シニア犬との暮らしで感じる喜びも哀しみも、そして幸せも、「老いの喜怒哀楽+幸」に共感するメディアとして、これからも読者に寄り添い続けます。
URL:
https://www.we-dog.jp/
【調査結果の引用時のお願い】
- クレジットに『we DOG(CUEBiC Inc.)調べ』と明記ください。- WEB上で引用いただく際には、『we DOG(CUEBiC Inc.)調べ』とあわせて(
https://www.we-dog.jp/ )へのリンク付与もお願いします。
◼️キュービックについて
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キュービックは「インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。」をミッションに掲げ、ヒト起点のマーケティング×デザインでビジネスを前進させる会社です。比較サイトを中心としたデジタルメディア事業を行っており、新しい価値を見つける比較サイト
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『ミライトーチ』を運営しています。フィールドワークを重視し、表面的なニーズではなくインサイト(深層心理)を的確に捉え、人々をよりスムーズな課題解決体験へと導いています。
会社名 :株式会社キュービック
所在地 :〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー16階
代表者名 :代表取締役 世一 英仁
設立 :2006年10月
URL :
https://cuebic.co.jp/
■本件のお問い合わせ先
株式会社キュービック コンテンツ事業部 we DOG編集部
(編集長)笹本健児
E-mail : we-dog@cuebic.co.jp
Tel : 03-6908-9765
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