スペースデータ、米国Buendea社と月面デジタルツイン構築で覚書締結
株式会社スペースデータ

マルチユーザー対応の高精度な月面環境シミュレーションの実現を目指す
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80352/60/80352-60-883f4d4b50da6fc73965bafc0bea7c23-2048x1152.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下 スペースデータ)と、XRおよびシミュレーション技術において先進的な開発を行う米国企業Buendea LLC(以下 Buendea)は、月面の持続可能な開発を支援するオープンな月面デジタルツインアーキテクチャの共同開発に関する覚書を締結しました。
本連携は、BuendeaがNASAのAdvanced Operations Concepts Lab(NAOCL)と連携し開発中の月面デジタルツイン構想および「XOSS(Extended Reality Operating System for Space)」プラットフォームをベースに、スペースデータの持つAI・デジタルツイン技術および月面科学の知見と組み合わせることで、革新的な月面探査支援を目指すものです。
提携の主な内容
オープン・ルナ・デジタルツインアーキテクチャの構築
BuendeaのXRプラットフォーム「XOSS」を活用し、マルチユーザー対応の高精度な月面環境シミュレーションを実現するオープンアーキテクチャを両社で共同開発します。
Buendeaの役割
Unreal Engineで構築された「XOSS Lunar」基盤の提供および、マルチユーザーXR対応機能などの拡張開発をスペースデータと協働して推進します。
スペースデータの役割
デジタルツイン技術および月面科学に関する知見を提供し、月面の持続可能な開発に向けた産業界との連携や国際的枠組み(アルテミス合意等)への貢献を行います。
本パートナーシップは、日米間の国際協力を象徴するとともに、月面開発における多様なステークホルダー(研究者、エンジニア、政策立案者など)の活動を支援する「月面の未来構想」を推進するものです。
関係者コメント
Julian Reyes(Buendea社 CEO)
「私たちは、月面をリアルタイムに再現する最も正確なオープンアクセスのデジタルツインを構築し、人類とロボットの月面定着のテストベッドとして活用することを目指しています。スペースデータとの連携は、我々のミッションと完全に一致しており、宇宙探査の未来を形作るための大きな一歩です。」
高田 敦(スペースデータ 執行役員 グローバル戦略・宇宙利用担当)
「Buendeaとの連携は、宇宙産業以外の多様な分野を巻き込んだ持続可能な月面探査の実現に向けた大きな前進です。両社の技術の融合により、アルテミス合意に沿った国際協調を促進し、月面の未来を具体的に設計するための強力な基盤となると強く信じております。」
Buendeaについて
Buendeaは、XR・リアルタイムレンダリング・空間シミュレーション技術の先進企業です。XOSS(Extended Reality Operating System for Space)をはじめとした独自の技術を通じて、訓練・探査・可視化・AI応用における没入型ソリューションを提供しています。宇宙開発のための「思考とプロトタイピングの場」を創出することを目指しています。
https://www.buendea.com/
スペースデータについて
スペースデータは、「宇宙の民主化」をミッションに掲げ、宇宙をインターネットのように身近で、誰もが利用できるインフラに変えてゆくことを目的としています。具体的には、地球および宇宙環境を再現するデジタルツイン技術や、宇宙ロボット及び宇宙ステーションのオペレーティングシステム開発等に注力しています。「宇宙」と「デジタル」の技術を融合することで、宇宙産業に新たな変革を促し、持続可能な宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。
法人概要
社名 :株式会社スペースデータ
代表 :佐藤 航陽
所在地:東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
資本金:15億1300万円
目的 :宇宙開発に関わる投資と研究
URL :
https://spacedata.jp
本件に関するお問い合わせ
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
https://spacedata.jp/contactプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes