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株式会社SUPWAT 代表取締役CEO 横山が日本高圧力技術協会 令和7年度「科学技術賞」を受賞

株式会社SUPWAT

株式会社SUPWAT 代表取締役CEO 横山が日本高圧力技術

~水素社会の実現に貢献する革新的設計技術を開発~



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81631/36/81631-36-7327b8b7af85d1fbc03885f2b4f946ad-1057x306.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 製造業のエンジニアリングチェーン※1を最適化するDXプラットフォーム「WALL」を展開する株式会社SUPWAT(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:横山 卓矢、以下:SUPWAT(スプワット))は、SUPWAT代表の横山が共著した論文「機械学習を用いた樹脂ライナー複合 高圧水素容器の最適設計仕様探求」において、一般社団法人日本高圧力技術協会より、令和7年度「科学技術賞」を受賞したことを、お知らせいたします。本賞は、圧力技術の発展に寄与した論文、解説、報告等に対し与えられるものです。

■ 受賞論文の概要
 タイトル:機械学習を用いた樹脂ライナー複合 高圧水素容器の最適設計仕様探求
 執筆者:東京大学 生産技術研究所 竹本 真一郎 / 株式会社SUPWAT 代表取締役CEO 横山 卓矢
 研究概要:
 環境負荷の少ない水素をエネルギー源として活用する水素社会の実現においては、高圧水素容器の開発が不可欠です。一方で、高圧水素容器の安全性を確保するためには、複雑な設計および長期間の試験が必要であり、開発費用と時間の大幅な削減が課題です。特に、強度確保を担うCFRPの使用量最適化による軽量化およびコスト低減が高圧水素容器の開発において求められています。本研究では、水素燃料電池車の普及促進に向けた低コスト・高性能な水素タンク設計を実現すべく、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いた高圧水素容器(TYPE4)※2の最適設計を、機械学習により自動で行う設計支援技術を構築しました。具体的なアプローチは以下の通りです。
- 有限要素法による破裂圧力解析と、AIによる最適化アルゴリズムの融合による設計自動化の実現- 炭素繊維の破断を引き起こす「ひずみ」の精密な評価と、最小材料量での安全性確保- メゾスケールモデルを活用した局所的なひずみ誤差の補正による高精度化- 遺伝的アルゴリズムによる設計空間の探索と、多目的最適化による最適設計パターンの導出
成果と意義:
- 内容積あたりのCFRP使用量を最大43%削減した最適構造の提案を実現- ドーム部・胴部それぞれにおけるひずみ分布の均質化による負荷分担の最適化を実現- 将来的な金属部位(ボス・フランジ)を含めた全体構造の最適設計への展望
今後の展開:
本手法の実用化により、水素自動車のさらなる軽量化・低価格化が期待されるとともに、開発期間 の短縮および設計標準化への貢献が期待されます。今後は、金属部材の最適化やシール構造を含めた 総合設計への展開を視野に入れた研究を継続いたします。なお、本手法を用い開発した炭素繊維強化 プラスチック(CFRP)を用いた高圧水素容器は、水素燃料電池車等の燃料タンクの他に、航空宇宙分野の各種極低温機器や構造部材への技術応用や、次世代燃料(水素・天然ガス等)タンクやトラック、重機、建機名等のHDV(Heavy Duty Vehicle)分野、その他、プラント分野の極低温貯蔵タンク等への適用拡大が見込めるものです。

 SUPWATは、軽量化と安全性を両立する新構造の燃料タンクの開発に寄与すべく、本手法の実用化を進めます。また、ビジョンとして掲げる「知的製造業の時代を創る」べく、本技術の幅広い産業・分野への応用を通し、製造業界の技術革新に寄与すべく取り組みを進めます。

※1:エンジニアリングチェーン:製造業における設計部門を中心とした製造プロセスの一連の流れを指します。企画や受注から始まり、設計、製造準備、製造、保守保全等まで、設計を中心とした一連の業務プロセスです
※2:TYPE4とは、水素を貯蔵するための容器の一種で、内側に樹脂製の容器を持ち、その外側を炭素繊維強化プラスチック(CFRP)で覆った構造をしています。この構造により、軽量でありながら高強度を実現し、特に燃料電池自動車(FCV)などのモビリティ分野で利用されています。

■ご参考:日本高圧力技術協会 令和7年度 科学技術賞及び功績賞・貢献賞について
https://www.hpij.org/about

■ 株式会社SUPWATについて
 SUPWATは、「知的製造業の時代を創る」をビジョンに掲げ、製造業のエンジニアリングチェーンを最適化するDXプラットフォーム「WALL」の開発・提供を行なう製造テックベンチャーです。製造業のエンジニアリング業務である、研究開発・設計・生産技術開発等の業務工程においては、実験や解析の試行錯誤に莫大な工数がかかっており、また、いまだに熟練者の知見が形式知化されておらず、人の勘と経験に頼らざるをえない点が課題となっています。SUPWATは、2019年の創業時より、製造業のエンジニアリングチェーンにおける課題について、AIをはじめとしたテクノロジーで解決すべく、エンジニアリング業務の実験および解析のサイクルを効率化・高速化、形式知化する「WALL」の開発に取り組んでいます。すでに、売上数百億円規模の自動車、自動車部品メーカー、素材、化学メーカーなど、多種多様な製造業のエンタープライズ企業に導入をいただいており、「WALL」の活用により、研究開発工程の実験・解析時間を60%超削減することも実証されています。

社名:株式会社SUPWAT
所在地:東京都中央区日本橋1丁目4−1 日本橋一丁目三井ビルディング5階
設立:2019年12月
資本金:66,000,000円(2024年2月末時点)
代表者:代表取締役CEO:横山卓矢
事業内容:製造業のエンジニアリングチェーンを最適化するDXプラットフォーム「WALL」の展開
URL:
株式会社SUPWAT https://www.supwat.com/
WALL https://cs.supwat.com/

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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