“がんの卵”はステージ1以下で見つけられる
医療法人田本会

- 8人の子を育てる小児科医が語る、がんと向き合う「家族目線の新常識」-
がんは“早く見つければ治る”と間いたことがあっても、どのタイミングなら「早い」と言えるので
しょうか。
そして、私たちはその“早期“を本当に捉えられているのでしょうか。
「小さなサインを見逃さないことが、家族の未来を守ることにつながる」一一
そう語るのは、島取県米子市でクリニックを構え、8人の子どもを育てながらYouTubeやTikTok
でも発信を続ける「ゆび先生」こと田本直弘医師。
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YouTubeやTikTokでも人気の「ゆび先生」こと田本直弘医師
小児科医として、そして4男4女10人家族の父として日々奮闘する田本先生が、今、特に注目しているのが「ステージ1以下=”がんの卵“」という考え方です。
■「がんの卵」とは、がんの“芽生え”のこと
がんは、最初から命に関わる病ではありません。たった1つの細胞の変異からはじまり、数年~十
数年という時間をかけて1cm程度の腫瘍になります。
しかし、その1cmを超えたあとは、一気に成長スピードが加逐し、半年~1年でステージ2、3へと
進行することも珍しくありません。
つまり、”芽”の段階で見つけられるかどうかが、命を大きく左右する分かれ道になるのです。
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※出典元:文部科学省「がん教育推進のための教材」をもとに作成
■発見が早ければ、5年生存率は9割超。遅れれば1割台に。
がんの5年生存率は、ステージ1での発見で92.4%。
それに対し、遠隔転移がある状態(ステージ4)では15.7%にまで落ち込みます。
この差は、「早期発見=命をつなぐ鍵」ということを明確に物語っています。
しかし現実には、多くの人が”無症状だから大丈夫”と安心し、がんが育ってからようやく気づく
ケースが後を絶ちません。
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参照:国立がん研究センターがん情報サーピス「がん統計」
■PET・ CT検査では見えない、‘‘がんの卵”
一般的に使われているPETやCT検査は、がんが1cm程度の大きさにならないと画像での検出が難しいとされています。
つまり、これらの検査は“目に見えるようになってから”のがんにしか反応しにくいのです。
一方で、CTC検査(血中循環がん細胞検査)は、がん細胞が血液中に流れ始めたごく初期段階-
つまり、“がんの卵”の存在を捉えることが可能でも映らないタイミングでも、体内の異変を”兆し”として読み取る技術なのです。
もちろん、CTC頃査は確定診断のための検査ではありません。
ですが、がんの発症前から‘‘気づける”可能性を持っ、これからの予防医療の鍵として、静かに注目
が高まっています。
■「今は元気」なあなたにこそ伝えたい。
田本先生は言います。
「私自身も40代を迎え、日々子育てに追われながら、ふと“自分が倒れたらこの家はどうなるだろう”と考えることがあります。子どもたちの未来のためにも、親は元気でいなければならない。でも、‘‘まだ大丈夫”という油断が、一番怖いんです。」
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カウンセリング中の田本医師
だからこそ、症状が出る前の”がんの卵”に目を向けること、そして”元気なうちに自分の身体を知っておくこと”が、これからの健康づくりには欠かせないと語ります。
■がんは誰にとっても「突然」ではない時代へ
日本では2人に1人ががんになる時代です。
特に40代以降は、がんによる死亡率が急増します。がんが「遠い病気」だったのは、もう過去の話です。
今や、「まだなっていない今」の行動こそが生き方を左右する分岐点なのです。
”がんの卵”に気づくこと。
それは、未来を守る新しい新常識になるかもしれません。
【監修・執筆協力】
田本 直弘(たもと なおひろ)
米子こどもクリニック 理事長/小児科医
TikTok ・ YouTubeでは「ゆび先生」として情報発信。4男4女、10人家族の父。
「すべての子どもと親が安心できる社会をつく
る」をモットーに、医療の知識を日常の言葉で届
け続けている。
プレスリリース提供:PR TIMES



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