「マイナビ 2027年卒大学生キャリア意向調査7月<インターンシップ・キャリア形成活動>」を発表
マイナビ

96.4%の学生が「夏季休暇中にインターンシップ等へ参加したい」。理想の就活スタイルは「早く始めてじっくり決めたい」が最多の一方で活動長期化による「就活疲れ」の懸念も
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株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2027年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生(1,856名)を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒大学生キャリア意向調査7月<インターンシップ・キャリア形成活動>」の結果を発表しました。
TOPICS
・7月のキャリア形成活動の参加率は60.8%で前月より11.6pt増加【図1】
・夏季休暇中にインターンシップ・仕事体験に参加したいと回答した学生は96.4%【図2、3、4】
・インターンシップ・仕事体験で「話を聞いてみたい人」、「一緒に働いてみたい人」はいずれも「2~5年目以内の社員」が最多【図5、6】
・理想の就活スタイルについて「早く始めて、就職先をじっくり決めたい(早型・長期)」が51.7%で最多【図7】
7月のキャリア形成活動の参加率は60.8%で前月より11.6pt増加
【調査概要】
7月単月でのキャリア形成活動の参加率を見ると、「仕事体験」への参加が26.4%(前月比12.6pt増)と大きく伸長した。「仕事体験」に限らず、何かしらのキャリア形成活動に参加した割合に関しても60.8%(前月比11.6pt増)となった。夏季休暇が近づき、普段より時間のゆとりが増えることで、就業体験のあるプログラムへの参加率が伸びていることがうかがえる。【図1】
【図1】
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夏季休暇中にインターンシップ・仕事体験に参加したいと回答した学生は96.4%
夏季休暇中にインターンシップ・仕事体験に参加したいという学生が96.4%となった。また、どのようなプログラムを中心に参加したいか聞くと、単日で気軽に参加できる「オープン・カンパニー型(業界・企業による説明会・イベント)(19.0%)」が最も多くなったが、次いで就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたいという回答が多かった。また、「期間が長い(5日以上)就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたい」と回答した学生を文理別で見ると、理系が23.9%となり文系(12.4%)を11.5pt上回った。特に理系学生は自分の専攻や学んだことが入社後にどのように活かされるかを確認する機会として意識し、長期プログラムを活用するのではないかと推察できる。【図2、3、4】
【図2】
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【図3】
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【図4】
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インターンシップ・仕事体験で「話を聞いてみたい人」、「一緒に働いてみたい人」は
いずれも「2~5年目以内の社員」が最多
インターンシップ・仕事体験で「話を聞いてみたい人」と「一緒に(プログラム内で)働いてみたい人」をそれぞれ聞いたところ、どちらも「2~5年目以内の社員」が最多で約7割となった。自由回答を見ると「1年目の人より仕事に慣れており、会社の現場のことをよく知っていそうだから」「自分の数年後のキャリアを想像しやすい」「歳の近い人と働くことで実際にそこに入社した時のイメージを作り出すことが出来るため」という意見があり、学生は入社後数年間の様子を具体的にイメージしたいという意識があり、「入社後数年でどのような仕事をしているのか」、「どのような成長を遂げているのか」といった将来の自分の姿を描くための重要な手がかりとして捉えていることがわかる。【図5、6】
【図5】
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【図6】
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理想の就活スタイルについて「早く始めて、就職先をじっくり決めたい(早型・長期)」が51.7%で最多
理想の就活スタイルについて、「早く始めて、就職先をじっくり決めたい(早型・長期)」が51.7%で最多となり、時間をかけて慎重に就職先を選びたいという意識がうかがえた。一方で、「2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就職活動・進路決定>」によると26卒学生の79.9%が「就活疲れを感じた」と回答しており、活動の長期化により精神的・身体的な負担を感じることも明らかになっている。理想の就活スタイルを追求する一方で、その過程で理想と現実のギャップなどのストレスや疲労を感じ、就活疲れにつながることが推察できる。【図7】
【図7】
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【参考】
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【調査担当者コメント】
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夏季休暇中にインターンシップ・仕事体験に参加したいと回答した学生は96.4%となり、夏季休暇中におけるインターンシップ・仕事体験参加への意欲の高さがうかがえました。夏季休暇中は長期間のプログラムの開催も増えると思いますので、積極的な参加を期待しています。
理想の就活スタイルについて、「早く始めて就職先をじっくり決めたい(早型・長期)」が過半数となり、時間をかけて慎重にファーストキャリアを選びたいという学生の心境が明らかになりました。来年の就職活動に向けて活動イメージを持つことは大切ですが、理想に固執したり焦りすぎたりしてしまわないように注意が必要です。自分のペースで進めることが、納得のいく進路選択につながるのではないでしょうか。
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 服部幸佑
【調査概要】「マイナビ 2027年卒大学生キャリア意向調査7月<インターンシップ・キャリア形成活動>」
○調査期間/2025年7月20日(日)~7月31日(木)
○調査方法/マイナビ2027の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2027年3月卒業見込みの全国大学生、大学院生
○有効回答数/1,856名
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20250820_99832/)からご確認いただけます。
「働く」の明日を考える マイナビキャリアリサーチLab
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