A.T. カーニー、世界のスポーツ市場に関するレポートを公開
KEARNEY
~ 情熱から利益へ:スポーツの価値創出 ~
経営コンサルティング会社A.T. カーニー株式会社(東京都港区、日本代表:関灘 茂)は、本日、同社が
グローバルで実施した世界のスポーツ市場に関する調査報告書の日本語版 『情熱から利益へ:スポーツの価値創出』 をウェブサイトで公開しました。
【URL】
http://bit.ly/4mbnBvn
“2025年、世界のスポーツ市場の価値は4,170億ドルを超え、2020年以降、年平均5%のペースで成長を続けている。かつては純粋に「情熱」や「勝利への競争心」に突き動かされていたこの業界は、今や多くの他業界と同様に、「価値の創出と獲得」が中核となる、ダイナミックなビジネス環境へと進化している。”
…から始まる当レポートは、A.T. カーニー(グローバル・ブランド名は KEARNEY)が英語で公開した
“
From passion to profit: unlocking value in sports” を、共著者でもある同社東京オフィスのシニア
パートナー
向山勇一の監修のもと日本語化したものです。
本稿では、スポーツにおける価値創造の5つのコアレバー(成長を促進させるための手段)として
- 商業力の強化:商業エンジンの加速- ファンエンゲージメントとインサイト:ファンと共に歩む- プラットフォーム拡大:スポーツストリーミングプラットフォームの構築・連携- 技術主導のイノベーション:スポーツテックの価値解放- オペレーションの効率化:ビジネスのベストプラクティスによるプロフェッショナル化
を挙げており、スポーツのより根本的な変革がファンエンゲージメントの新たな機会を切り拓く好例として、2024年7月にKEARNEYとサポーティングカンパニー契約を締結した※1 日本サッカーのトップリーグであるJリーグにも取材しました。 本調査にあたり、Jリーグの野々村芳和チェアマンより
「2023年、Jリーグはグローバルなサッカーのカレンダーに合わせてシーズン日程を移行する重要な決断を行った。ヨーロッパがサッカーエコシステムの中心である中、異なるシーズンスケジュールを維持することは、日本サッカーが世界に追いつき、そして追い越すという目標に対する構造的な障壁と見なされていた。この移行は単なる日程変更ではなく、競技水準の向上と持続可能な成長の基盤を築く戦略的な動きである。私たちはこの決断が日本サッカーにとって新たな成長フェーズの始まりを示し、これまでよりも世界の舞台で確固たる地位の確立が描けるようになると信じている。」と、コメントをお寄せいただきました。
本稿は、“スポーツにおいて「情熱」から「利益」へと移行する者には、明確な志と卓越した実行力が求められる。
それに応えられる者には、単なる成長にとどまらない、グローバルスポーツの次なる時代を形作るチャンスが待っている。” と結んでいます。
※1 参照:
プレスリリース
A.T. カーニー、Jリーグとパートナー契約を締結 Jリーグならびにスポーツ産業の「創造と変革」に貢献
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes