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福山雅治と熊駆除報道に見る「多様性」の弊害について

一般社団法人モナコウィークインターナショナル

フジテレビ第三者委員会のヒアリング対象に福山雅治が含まれていたことで物議を呼んでいるが、その内容を確認すると、2011年からコロナ禍の時期までにおける、元フジテレビ専務の大多亮との個人的な飲み会で、福山の性的な発言が不快だったという記憶がある、といったものだった。
これはハラスメント事案として何かがあったわけではなく、ヒアリング時に参加した女性社員からそのような話があったということだった。
フジテレビ第三者委員会のヒアリングによるものだが、当然、全社員を対象にしたヒアリングを行うことで、それが性加害事案なのか、単に不快に思ったのか、ただの「お気持ち表明」なのかのガイドラインが非常に見えにくい事例だ。筆者の個人的な感想ではあるが、今回の福山雅治の報道はただの「もらい事故」でしかないのではないか。
元々、福山といえば、担当のラジオ番組でクールな外見とは似合わない面白い下ネタトークを売りとして人気を博していたこともあり、飲み会でもそのユニークな人柄で笑いを取っていただけだと思われる。福山自身は一応、自分の中でルールを設けて、注意を払った上で、下ネタ等のギャグで笑いを取っていたが、不快に思われた人には申し訳ないと思うと共にショックだったとコメントしていた。

なんでもかんでも裁けばいいというわけではない

今回もまた、石橋貴明の件と同様に週刊誌側に情報が漏洩した。初期対応を誤ると、見るも無残な状況に陥ることは、中居正広や国分太一の件と同様だ。具体的な事案内容が明かされていないにもかかわらず、長年活躍していた舞台からいきなり引きずり下ろされる危険性があると判断したのか、福山が所属するアミューズの初期対応は迅速かつ誠実で、好感を覚えた記憶がある。
過去のバラエティー番組では、たとえば女性が上半身裸で胸をさらしたり、芸人が女性タレントにセクハラまがいの行動を行ったりすることは日常茶飯事だった。エロとコメディーがひとつの笑いの文化だったはずだが、いつからこんなに世の中が息苦しくなったのだろうか?
コンプライアンス等のルールを遵守する必要性はあるが、世の中が過度に左傾化した結果、多様性の意味をはき違え、個々人の主張があまりにも通り過ぎる。それらを拾いすぎる企業側の「判断軸」が随分と事なかれ主義に傾倒しているように見えるのは気のせいではないはずだ。

多様性の弊害

昨今のクマ出没事件で、役所にはクマ駆除に関するクレーム電話が相次ぎ、業務に大きな支障をきたしているといった問題が発生しているらしい。ある市町村では、クマ駆除のクレーム電話については「ガチャ切り」で対応していると報道されていた。
冷静に考えればわかることだが、「人喰いグマ」は駆除一択で、他の選択肢などないことは、常識的な社会生活を送っている人間には説明の必要はないはずだ。
これらの多様性をはき違えたダイバーシティの思想が、ヨーロッパから日本に入り込んできている。何でもかんでも欧州にならうといった考えは、国のアイデンティティーをどんどんと損なっていく結果になるのではないだろうか。
かつてアイヌはクマを神の使いと定義づけて、「イヨマンテ」という儀式でクマの魂を神の世界に帰すといった儀式を行っていたが、人を襲ったクマは「ウェンカムイ」(悪神)と呼んで、駆除の対象としていた。
古代の人間ですら、ごく普通の感覚で事象を判断し、事態に向き合っていたが、この「多様性」の弊害に、私たちはいつ気がつくのだろうか。

日本外国人特派員協会準会員 (社)モナコウィークインターナショナル代表理事 CEO 行政書士 樽谷大助
執筆 国際ジャーナリスト KANAME YAGIHASHI





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