JDSCが医薬品製造プロセス高度化に向けたスマートファクトリー化プロジェクトを開始
株式会社JDSC

~医薬品の安定供給とデータインテグリティ~
株式会社JDSC(本社:東京都文京区、代表取締役:加藤エルテス聡志、以下「JDSC」)は、大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林将之、以下「大鵬薬品」)、ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:羽田雅一、以下「B-EN-G」)と共同で、医薬品製造プロセス高度化に向けたスマートファクトリー化プロジェクトを開始しました。
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本プロジェクトは、プロセスの安定化・業務効率化・生産能力拡張を主要な目的とし、次世代型の製造実行システム(MES)の導入と製造記録のデジタル化を通じて、リアルタイムモニタリングとプロセス自動制御を設計・実装します。
大鵬薬品は長年にわたり、医薬品の品質と安定供給の実現に向け、GMP(医薬品の製造管理および品質管理の基準)対応の高度化、現場改善活動、紙記録からの電子化など、多くの改革を積み重ねてきました。今回の取り組みは、そうした歴史と実績の延長線上にある進化であり、現場で培われた知見を生かしつつ、“人の知恵”と“デジタル技術”を融合するスマートファクトリーの構築を目指しています。
本プロジェクトでは、製薬業界に多数の導入実績を持つB-EN-GのMESソリューションと、JDSCのAI・データ解析を中核としたプロセス設計・最適化ノウハウを融合。両社の連携により、単なるシステム導入にとどまらず、データインテグリティやGMP準拠の運用設計まで一貫して支援します。
JDSC 取締役の吉井勇人は次のように述べています。
「スマートファクトリー化は、規制強化や薬価改定等事業環境の変化にあっても大鵬薬品様の事業継続性を高めるにとどまらず、医薬品の増産・品質安定・安定供給による社会的意義が大きいと考えられます。ヘルスケア・製造業のスペシャリストが多数在籍するJDSCならではの価値を発揮しながら、大鵬薬品様、B-EN-G様ならびに社会に貢献していきたい所存です」
医薬品製造における熟練人材の不足や紙業務の属人性は、日本の医薬品供給における構造的課題となっています。本プロジェクトは、こうした課題を技術の力で乗り越えるモデルケースとして、多拠点への導入や業界全体への展開を視野に入れており、JDSCが目指す日本のアップグレードに貢献します。
■株式会社JDSCについて
https://jdsc.ai/
JDSCは、製造、物流、エネルギー、ヘルスケア、公共など、基幹産業を中心とした幅広い分野において、社会課題や産業共通課題の解決による日本のアップグレードに貢献します。一気通貫型の高付加価値なAIソリューション開発を強みとし、アルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業、ITシステムの開発と運用事業、データサイエンスに関するビジネスマネジメント事業を行っています。
《JDSCの3つの特長》
1. AIアルゴリズムに関する技術面での豊富な知見
2. AIによる解決策の提示から実行まで一気通貫で支援するビジネス面での高い執行能力
3. 大手企業との共同開発と産業横展開を両立する生産性の高いビジネスモデル
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes