その他 – とれまがニュース

経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信

とれまが – 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信
RSS
製品 サービス 企業動向 業績報告 調査・報告 技術・開発 告知・募集 人事 その他
とれまが >  ニュース  > リリースニュース  > その他

MVVは作っただけでは逆効果 ― 浸透こそが命~人的資本経営の時代に求められる「行動に根づくMVV」~

株式会社Qand

MVVは作っただけでは逆効果 ― 浸透こそが命~人的資本

人的資本経営の時代、MVVは策定するだけでは逆効果。浸透こそが企業の成長とエンゲージメントを左右する


人的資本経営が国家的な課題として注目されています。
政府が掲げた「新しい資本主義」では“人への投資”が中核に位置づけられ、AI時代を見据えた人的資本形成戦略を進めています。
こうした流れの中で、企業のMission・Vision・Values(MVV)は単なるスローガンではなく、「社員の行動にまで浸透してこそ価値を持つ」ものです。

株式会社Qand(本社:東京都、代表取締役:青木 玄)は、「MVVは策定するだけでは逆効果であり、浸透こそが企業の成長を左右する」という考えを提唱し、浸透を実現するためのアクションを提起します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146339/13/146339-13-c0471946df6cf6ba6d6e9c602aae5f9e-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
MVV浸透には8段階のプロセスがある

MVVは作っただけでは逆効果
MVVは多くの企業が掲げていますが、策定しただけで浸透していない場合、むしろ逆効果となるリスクがあります。
形骸化したMVVは社員の信頼を失い、組織の活力を奪う「毒」となりかねません。
その影響は、既存社員と新入社員で異なる形で表れます。

既存社員
本気で取り組まれていないMVVは「上が勝手に決めたもの」と受け止められがちです。
現場からすれば「やらされ感」や「押し付けられている感」が強まり、むしろ冷めた空気を生みます。
その結果、エンゲージメントは下がり、「どうせ形だけ」といった不信感につながります。
新入社員(特にZ世代)
入社時には「会社が大事にしている価値観」に強く期待している層です。
「Z世代は企業の社会的意義・存在意義(パーパス)を重視して入社を選ぶ傾向が強いという調査結果もあり、このような価値観への共感がないMVVは、入社期待の裏切りになりやすく、せっかく入社したのに離職に直結するリスクがあります。

こうした状況は、まさに「空中戦だけで地上戦をやらない」状態です。
外向けには美しいMVVや人的資本のストーリーを発信しても、実際の現場(地上戦)で実践されなければ「SNS映え」ならぬ「人的資本映え」に過ぎません。
形だけのMVVは、採用・定着・育成のすべてにおいて逆効果となり、組織の実態をむしろ損なってしまうのです。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/146339/13/146339-13-aac4450bcfec63c12fee3c89151f4875-1978x1220.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Qand代表 青木によるワークショップの様子
腹落ち・自分ごと化のためには、アウトプットが重要。ワークショップスタイルで受講者自ら言語化したものをグループディスカッションで集合知にする。
ホワイトボードには、自分ごと化するためのワードがびっちりとなる。



入社前後のギャップが生む失望
MVVに共感して入社した社員が、実際の現場で誰もその言葉を口にしない。
こうした入社前後のギャップは失望を生み、早期離職やエンゲージメント低下に直結します。

MVV浸透が失敗する典型パターンとは?
- 策定して終わり(ポスターや社内報で満足)
- トップだけ盛り上がり、現場は置き去り
- 判断基準として機能していない

このようなパターンに陥ったMVVは、むしろ組織を冷え込ませてしまいます。


浸透しないMVVのダメージとは?
- 早期離職:入社後の失望による短期離職
- 採用ミスマッチ:共感して入った人材の裏切り体験
- エンゲージメント低下:社員の不信感が拡大
- ブランド毀損:言行不一致の評判が社外に波及

浸透しないMVVは企業でこのような悪影響を及ぼします。


社会背景と人事トレンド
コロナ以降、キャリアの安定方程式は大きく崩れました。
従来の「一つの会社にいれば昇進して安定する」という見通しが成り立たなくなり、社員は「何を大事にする会社か」「どんな価値観に共感できるか」を基準に働き先を選ぶ時代へと移行しています。

この潮流の中で、人的資本経営が注目され、MVVやパーパスの刷新に取り組む企業は増えています。実際、コロナを契機にMVVを新設・改訂する企業は少なくありません。
しかしその多くは、「人的資本開示映え」や「外部への見せ方」にとどまっており、実際の風土変革・社員の行動変容につながっていないのが現状です。

人的資本経営の本質は、単なる情報開示やスローガンではなく、日常の意思決定や行動にMVVが根づくことです。
この“浸透”の有無が、企業の未来を分ける分岐点となりつつあります。


MVVは「作ること」よりも「浸透させること」が本質です。浸透してこそ、MVVは企業の力となり、未来を支える命綱になるのです。


会社概要
- 社名:株式会社Qand(クアンド)
- 所在地:東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア9F
- 代表者:代表取締役 青木 玄
- 事業内容:組織開発支援、カルチャー変革、チームビルディング、MVV浸透プログラムの企画・実施
- URL:https://www.qand.co.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

MVVは作っただけでは逆効果 ― 浸透こそが命~人的資本

記事提供:PRTimes

記事引用:アメーバ?  ブックマーク: Google Bookmarks  Yahoo!ブックマークに登録  livedoor clip  Hatena ブックマーク  Buzzurl ブックマーク

ニュース画像

一覧

関連ニュース

とれまがマネー

とれまがマネー

IR動画

一覧

とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがニュースは以下の配信元にご支援頂いております。

時事通信社 IR Times カブ知恵 Digital PR Platform Business Wire エコノミックニュース News2u

@Press ABN Newswire 済龍 DreamNews NEWS ON PR TIMES LEAF HIDE

Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.