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関東・東京合同地区獣医師大会 災害動物支援セクションに登壇。 伍代氏「獣医師の皆さまに、より一層のお力添えをお願いしたいです。」

りく・なつ同室避難推進プロジェクト事務局

関東・東京合同地区獣医師大会 災害動物支援セクショ


 「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」は2023年7月より歌手の伍代夏子氏が、 突如訪れる災害時に備えて、人とペットが安心して同じ室内に避難できる社会の実現を目指し、災害時の備えだけでなく、同室避難に対する飼い主の意識を高めるお手伝いと、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していくことを目的として活動しております。
 この度、2025年9月7日(日)に山梨県にて開催された関東・東京合同地区獣医師大会 災害動物支援セクション 基調講演、クロストークセッションに、アンバサダーの伍代夏子氏が登壇し、ペット同室避難の重要性や課題について話しました。

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■伍代氏「災害時、獣医師の先生にペットを診ていただけるのはとてもありがたい」
 第1部の基調講演では、プロジェクトの活動や被災地支援について紹介しました。プロジェクト立ち上げについて聞かれた伍代氏は、「東日本大震災の炊き出しに行った際に、ゴールデンレトリバーを連れた若い女の子が、寒い時期なのに短パン草履でいたので声をかけたところ、避難所は犬と一緒に入れないので外にいるという話を聞きました。その後も被災地で活動するたびに、避難所にペットを連れて行っていいかわからない飼い主が多いことや、避難所へ行ったはいいけれど、ペットと一緒に入れなかったため家に帰り、第二波に飲まれてしまったという話を伺い、そういうことが二度あってはならない、ペットと一緒に避難できる世の中、同室避難ができることが当たり前になってほしいと思いプロジェクトを立ち上げました。」とプロジェクト開始のきっかけを話しました。続けて、「石川県では獣医師同士が連絡を取り合い、飼い主の避難先に近い病院での一時預かりを実施したり、かかりつけ病院と情報を共有し合うことで、約70の病院で約300頭を受け入れ、投薬や健康管理面の不安を軽減してくださいました。」と能登半島地震の際の獣医師の先生方の取組みを紹介しました。
「ペットと避難できる避難所を設けている市町村は増えてきていますが、人口密集地域では受け入れ余力が不足しているため、スペース確保が難しい点があります。」と課題を挙げた上で、「ペットを受け入れてもらえる世の中にするためにも、必要最低限のしつけやワクチン接種、ペット用品の備蓄など飼い主の準備も重要となります。」とし、獣医師の皆様へ、「避難時の飼い主がどのような対応をすればいいのか、有事の時のための準備など様々な点で飼い主を支えていただきたいです。」と災害時の支援についてお願いをしました。

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■クロストークセッションを実施
 まず初めに山梨県獣医師会副会長の浅山光一先生より避難所に関する市町村アンケートの結果が発表されました。浅山先生は、「ペットと避難できる避難所を設けている市町村は増えてきているが、人口密集地域では受け入れ余力が不足しています。避難所の課題は、スペースの確保と飼い主教育(しつけやワクチン接種、備蓄、飼い主の災害に関する心構えなど)が最も多く、獣医師会へは、ペットの健康管理、負傷ペットの治療、避難ペットの飼い方指導、飼い主・避難者からの相談対応などの支援項目に多くの期待が寄せられています。」とアンケート結果を報告しました。

 続いて、群馬県獣医師会動物福祉委員会委員長の小此木正樹先生より、「群馬県では群馬県獣医師会が2016年3月にVMAT(災害動物医療支援チーム)を発足し、各市町村の防災訓練にVMATも参加しています。伊勢崎市の伊勢崎市民病院の災害医療訓練にVMATも参加し、被災者の方が動物を連れて来院した場合にはどうするのか、盲導犬使用者の方にも訓練に参加していただき、盲導犬使用者が盲導犬と来院した場合にはどう対応するのかなどの訓練を実施しました」などと、群馬県の災害時における動物救護の先進的事例が報告されました。

 その後のトークセッションでは、活発な意見交換がされました。

 平井潤子先生より、「『同行避難』と『同伴避難』が誤解されている現状があります。実際には、『同行避難』は危険な場所から安全な場所へペットと一緒に移動することを指し、避難所での生活形態(室内か室外か)については言及していません。」と説明がありました。また、「自治体等の防災部局や災害の担当者の方は、動物のことは分野外なので、専門家である獣医師の役割が重要です。」と、災害における獣医師の重要性について述べました。これを受け藤本順介先生からは、「獣医師と防災担当者の連携はとても重要で、以前動物救護マニュアルを市が作成する際に、獣医師と一緒に考えた事で、お互いの立場を理解し合いながら作成ができました。今後もそういった自治体が増えていくように獣医師サイドから自治体にアプローチするのも一つの方法ではないかな」と獣医師の先生方へのアクション提言がありました。
 トークセッションを通じて、獣医師にお願いしたいこと、サポートして欲しいことを問われた伍代氏は、「ペットを飼っている人は皆お医者さんにかかるので、獣医師の先生方は自治体の方や地域の皆さんより、ペットについて詳しいと思います。獣医師の先生方から「この地域の避難所はここで、ペットと一緒に避難できますよ」などと伝えていただきたいです。」とお願いをし、「有事や災害の際に、お医者さんに預かっていただけるということは、大変ありがたいことです。獣医師の皆さまに、より一層のお力添えをお願いしたいです。」との強いメッセージを獣医師の先生方に伝えました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126342/33/126342-33-899bde44b0aa5195dea458e219f6721c-3900x2651.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■開催概要
催事名 :令和 7年度関東・東京合同地区獣医師大会
日時  :2025年9月7日(日) 14:30~16:30
開催場所: アピオ甲府タワー館10階 慶翔の間
出席者 : りく・なつ同室避難推進プロジェクトアンバサダー 伍代 夏子 氏
      日本獣医師会危機管理室危機管理総括補佐 / NPO法人ANICE 理事長 平井 潤子 氏
日本獣医師会災害対策委員長 / 東京都獣医師会VMAT 藤本 順介 氏
山梨県獣医師会副会長 浅山 光一 氏
主催  : 公益社団法人 山梨県獣医師会




プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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