【調査】生成AIツールの活用により、マーケターの約4割が「自力で検索する能力」の低下を実感
株式会社 キーワードマーケティング

生成AIツールの利用とWebマーケターの意識変化に関する調査結果
株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 CEO:西江 肇司、東証プライム:6058)の子会社である株式会社キーワードマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧沢 貴浩)が展開するメディア「キーマケLab(読み:キーマケラボ)」は、日本在住で3年以上のマーケティング関連業務の経験がある会社員300名を対象に、生成AIツールの利用とWebマーケターの意識変化に関する調査を実施いたしました。
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調査概要
調査名:生成AIツールの利用とWebマーケターの意識変化に関する調査結果
調査対象:日本在住で3年以上のマーケティング関連業務の経験がある会社員300名
調査期間:2025年7月28日~2025年7月29日
調査機関:株式会社IDEATECH
調査サンプル
性別、年代については次のとおりです。
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調査結果のまとめ
■Q1.あなたは、業務において生成AIツールをどの程度の頻度、利用していますか
約4割(36.7%)が「ほぼ毎日利用している」と回答。一方、約2割(20.3%)が「利用したことがない」と回答しました。
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■Q2.生成AIの登場により、各業務のスピードアップが求められるようになったと感じますか
30.0%が「とても感じる」、34.0%が「やや感じる」と回答しました。
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約6割が生成AIツールの登場で各業務のスピードアップが求められるようになったと感じているという結果になりました。
■Q3.【「生成AIの登場により、各業務のスピードアップが求められるようになったと感じますか」という質問に対して、「とても感じる」「やや感じる」と回答した方のみに質問】具体的にどのような業務でスピードアップを求められるようになったと感じますか(複数回答)
最多は「企画立案・アイデア出し」で63.5%。次点は「データ分析と改善案の策定」で46.4%、「報告・レポーティング」で44.8%という結果になりました。
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■Q4. 生成AIツールの利用によって生まれた「時間の使い方」の変化として、最もご自身の状況に近いものを1つお選びください
最多は「定型的な作業時間が減り、企画・戦略立案など高付加価値業務の時間が増えた」で22.7%。次点は「クリエイティブな制作・開発により多くの時間を使うようになった」で21.0%という結果になりました。
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■Q5.【「あなたは、業務において生成AIツールをどの程度の頻度、利用していますか」という質問に対して、「ほぼ毎日利用している」「週に2~3回程度利用している」「月に数回程度利用している」と回答した方のみに質問】生成AIツールの利用によって、ご自身の業務スキルの中で低下したと感じるものがあれば教えてください(複数回答)
最多は「自力で情報を検索する能力」で37.7%。次点は「執筆力」「情報要約力」で各28.2%という結果になりました。
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■Q6.生成AIの登場は、あなた自身のキャリアや、将来のチームに対する長期的な考え方にどのようなポジティブな影響を与えましたか(複数回答)
最多は「AIをうまく活用し、自身のキャリアを発展させようと考えるようになった」で39.0%。次点は「自分の知識をAIに学習させ、マネジメントを最適化しようと考えるようになった」で37.7%という結果になりました。
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■Q7.生成AIの登場は、あなた自身のキャリアや、将来のチームに対する長期的な考え方にどのようなネガティブな影響を与えましたか(複数回答)
最多は「長期的人材育成より短期的な生産性向上を優先するようになった」「特にネガティブな影響はない」で各30.3%。次点で「人間にしかできない業務の定義が曖昧になり、育成方針が定まらなくなった」で23.0%という結果になりました。
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調査結果に対する有識者からのコメント
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IKIGAI lab. 名古屋 彩美
X
https://x.com/ayami_marketing
Webマーケティングコンサルタントとしてキャリアをスタートし、ECブランド運営や BtoB SaaS プロダクトのマーケティング職を経験。広告運用からサイト改善、リード獲得戦略まで、デジタルマーケティング領域で幅広い実務経験を積む。
現在は、AI技術のマーケティング活用に注力。1,800人以上が参加する「生成AI×マーケティングコミュニティ」を主催し、マーケター向けの交流会や勉強会を企画・運営。イベントやセミナーでの登壇、生成AIマーケティング講座の講師など。
■コメント
「AIの進化で、人はより本質的な仕事に集中できる」という理想は、実現しているのか。本調査は、その問いに「半分YES、半分NO」という現実を突きつけています。私も日々、実感していますが、AIの登場で求められる業務スピードが上がり、検索や執筆、発想力といった従来スキルの一つとされていた能力が低下しています。問題は、その空いた時間で、戦略やクリエイティブといった「本質的なスキル」が本当に伸びているか?です。
本調査が示唆するのは、その恩恵を享受できるのは、既に高いスキルを持つ人材に限られる可能性です。スキル獲得中の人材は、AIで量をこなすだけで、深い学びの機会を失ってはいないか。長期的な人材育成より、短期的な生産性を優先すればするほどその格差は広がります。この「スキルの二極化」こそ、AI時代がもたらす課題かもしれません。
■「IKIGAI lab.」について
IKIGAI lab.は、実務で手を動かす人がゆるやかにつながり、最新の生成AI活用知見を持ち寄って磨く“自立型コミュニティ”です。大企業のAI推進担当、経営企画、スタートアップ、個人事業主、教育関係者まで多様なメンバーが参加。
主な活動 ・発信・編集:NewsPicksトピックス「生成AI最前線『IKIGAI lab.』」を中心に、コミュニティで得た実践知を連載・特集として公開。
イベント:生成AI社内推進の会、生成AI大忘年会などのオフラインイベントを多数開催。コミュニティメンバーが登壇し、学び合いの場を創出。
IKIGAI Lab.:
https://newspicks.com/topics/ikigai-meets-ai/?ref=news-body_10657635
NewsPicks「生成AI最前線「IKIGAI lab.」でも本記事の調査結果について取り上げていただいています。
https://newspicks.com/news/15159766/
調査内容の利用について
すべての調査結果は、キーマケLabにて閲覧可能です。
https://kwmlabo.com/research-release/6661/
調査内容をご紹介・引用・転載される際は出典元として「キーマケLab」を明記の上、利用をお願いしております。(例)「出典:キーマケLab」など
本調査内で使用している画像やテキストの商用利用(記事の掲載や営業用の資料への使用)に関して、個別の連絡や許諾なしにご使用可能です。SNS上などでも、常識の範囲でご自由にお使いください。
掲載内容について、個別にご連絡が必要な場合は下記よりお問い合わせください。
https://kwmlabo.com/media-copy/#contact
担当:川手
キーマケLab概要
キーマケLabは、「これからの広告は今後どのように変化していくのか」をメインテーマに関連取材記事や調査結果を公開している、キーワードマーケティングが運営するWebメディアです。
今後も、Web広告領域における実態調査を実施し、現在起こっている変化や未来について情報を集約・発信することで、領域全体の活性化を後押ししてまいります。
キーワードマーケティングについて
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キーワードマーケティングは2004年創業、1500社以上の支援実績のある運用型広告に特化した広告代理店です。PRエージェンシーのベクトルグループに参画。PRと運用型広告の知見をかけ合わせた「検索創出型マーケティング(SCM)」で、運用型広告だけでは難しかった低予算での認知拡大施策にも取り組み、お客様の事業拡大に貢献しています。
【会社概要】
社名:株式会社キーワードマーケティング
代表者:瀧沢 貴浩
所在地:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ13F
URL:
https://www.kwm.co.jp/
事業内容:運用型広告の運用代行、検索エンジンマーケティングの研究・教育事業
【主要サービス】
・運用型広告の運用代行
Google広告やYahoo!広告といったリスティング広告を主軸として、SNS広告、動画広告、データフィード広告など、お客様の商品・サービスに合った広告メニューを用いた施策を立案し、実行・運用をおこないます。
▶お問い合わせはこちら:
https://www.kwm.co.jp/contact/
・運用型広告のコンサルティング
運用型広告を自社で運用されている企業様向けに、広告運用のコンサルティングをおこないます。高度な広告戦略の設計、クリエイティブ方針の設定、LP改善提案、分析・レポートの作成等でご支援いたします。
▶お問い合わせはこちら:
https://www.kwm.co.jp/contact/
・検索創出型マーケティング(SCM)
検索行動を創出し指名検索数を増加させる、広告とPRの連動施策を提供しています。頭打ちになりやすい「顕在層」に対して、意図的に検索行動(検索ボリューム)を創出させ、コンバージョン数をアップできる新しいマーケティング手法です。
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https://www.kwm.co.jp/contact/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes