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会津若松・寺子屋方丈舎で「世界とつながる学び」講演

特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト

会津若松・寺子屋方丈舎で「世界とつながる学び」講演

- 居場所は“与えられる”から“つくり合う”へ。シリア往還交流で“行動する平和”を実装 -


特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(本部:千葉県松戸市)は、経済産業省「探究・校務改革支援補助金」採択事業として、日本の教育のグローバル化と次世代のグローバル人材育成を目的に、全国50の学校・フリースクールで「世界とつながる学びプロジェクト」を展開しています。なかよし学園は9月25日、福島県会津若松市のフリースクール寺子屋方丈舎にて講演会を実施しました。

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本講演は会津や郡山など他のキャンパスを繋いだハイブリッド開催で行われた

小さな発想が世界を動かす
 方丈舎は、子ども一人ひとりの「今」を丸ごと受け止めるサードプレイス(居場所)として、生活に根ざした実践から学びを育ててきました。――評価よりも対話、正解よりも挑戦――そんな方丈舎の理念は、子ども自身が主語となって世界と関わる「世界とつながる学び」と地続きです。

 当日は、なかよし学園代表中村雄一の講演を聞き、それぞれが「今、自分にできること」を考え始めました。ディスカッションタイムでは江川校長の、地元の柿を活用したドライフルーツづくりを食糧支援につなげるプロジェクトの他、折り紙のカエルレースやビーズアートのギフトなど、海外の子どもたちが笑顔になる具体的なアイデアが次々に提案されました。ローカル資源を国際支援に変換するこの発想は、〈作る → 届ける → 還る〉という往還の設計そのものです。なかよし学園は、これらの提案を整理・安全設計のうえ、次の海外活動で実装します。

 方丈舎と本プロジェクトの共通点は、学びを「知識の移動」ではなく関係の生成として捉えることにあります。ローカルの手仕事が海を越え、現地の子どもたちの反応と共創を伴って“里帰り”する。この循環は、フリースクールの未来に向けて
・地域×国際の二重の居場所を編む(ローカル資源を国際課題へ接続)
・子どもの当事者性を起点に支援の主語を転換する(“支援される側”から“支援する側”へ)
・継続可能な小さな経済(ドライフルーツ等)を組み込み、学びと支援を両立させる
という示唆を与えます。小さな居場所から生まれた小さな行動が、確かな“行動する平和”へと育っていく。方丈舎は、その具体例を示しました。
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折り紙のカエルでレースを行う、面白いアイデアも誕生
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/166170/21/166170-21-f00f68246e7e68f7c20e8faf0092f9f8-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ビーズアートによるプレゼントは現地の子が喜ぶ事間違いない

シリアへの“往還交流”と反響
 方丈舎の生徒が作成した手紙・折り紙・メッセージカードは、今年7月にシリアへ到着。アレッポ大学の学生やデリゾール行政府の高官へ届けられ、大きな喜びをもって受け取られました。教育担当の女性行政官は次のようにコメントしています。

「日本人の他者を思う心は世界でも高く評価されています。今回、子どもたちからのプレゼントを受け取り、そのことを実感しました。シリアの子どもたちにも、このような教育がこれから必要だと思います。」

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方丈舎の生徒からのプレゼントに喜ぶデリゾール政府高官


 この交流を受け、シリアの大学生から方丈舎へ返信の手紙も到着。生徒たちは「世界とつながった実感がある。自分にもできることを考えたい」と、新たなアイデアを生み出しています。
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方丈舎生徒たちが作ったプレゼントの数々
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メッセージボードに喜ぶアレッポ大学の学生
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折り紙のプレゼントに喜ぶデリゾール行政官
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折り紙のプレゼントに喜ぶデリゾール行政官

子ども食堂ナイトセッション:願う平和から行動する平和へ
 同日夜、子ども食堂で保護者等を対象に、中村雄一代表が「願う平和から行動する平和」をテーマに講演。8月に実施したルワンダでの活動映像を視聴した小学生は「言葉にならない思いで、涙が出そう」と感想を述べました。中村代表は、日本で80年続いた平和は当たり前ではなく、行動で守るものだと強調しました。
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子ども食堂で夕食を囲みながら平和講演会
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なかよし学園が世界で行うお手玉YOYOを実演

代表コメント(なかよし学園プロジェクト 代表 中村雄一)
 「方丈舎の取り組みは、『支援される側から支援する側へ』という主語の転換を、創作と往還交流で目に見えるかたちにした実践です。一枚の手紙、ひとつの作品が海を越え、見知らぬ誰かの胸に小さな灯をともす――その灯がやがて互いの行動を照らす道しるべになることを、子どもたちが証明してくれました。
 地元の柿がドライフルーツとなって食糧支援につながること、折り紙やビーズが国境を越えて笑顔と対話を生むこと。どれも大きな資金や特別な肩書きからではなく、『思いを形にして手渡す』という人間の根源的な行為から始まっています。子どもたちはもう“受け取る側”ではありません。自分の手で世界に関わり、平和をつくる当事者として、確かな一歩を踏み出しています。」
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シリアデリゾールで講演を行う中村雄一代表。これからシリアでの教育活動を本格化させる

今後の展開
 なかよし学園は、創作 → 海外へ届ける → 現地の反響が還るという往還交流設計を核に、全国の学校・フリースクールで実装を加速。方丈舎のドライ柿プロジェクトや生徒アイデアを、次の海外活動で展開します。日本各地の学びを世界へつなぐことで、“行動する平和”を子どもたち自身がつくるモデルを広げていきます。

関連情報
寺子屋方丈舎
〒965-0042
福島県会津若松市大町1丁目1−57 紀州屋
https://www.terakoyahoujyousha.com
団体概要
団体名:特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト
代表者:中村 雄一
設立:2019年(活動開始 2007年)
所在地:〒270-0021 千葉県松戸市小金原4-14-14
事業内容:教育支援・平和/防災教育、探究学習の設計運用、海外(アフリカ・中東・アジア)での教育協働
公式サイト:http://www.nakayoshigakuen.net/npo/index.html
本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト(事務局・広報)
担当:中村 里英
TEL:047-704-9844
E-mail:nakayoshigakuen.office@gmail.com

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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