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日揮がPMCを務めた大阪医科薬科大学病院新本館がグランドオープン

日揮HD

日揮がPMCを務めた大阪医科薬科大学病院新本館がグラ

-美術館の“対話型鑑賞”を病院へ。病院初の「対話鑑賞型デジタルホスピタルアートTM」が始動―


 日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之)は、国内EPC事業会社の日揮株式会社(代表取締役社長執行役員  山口 康春、以下「日揮」)がプロジェクトマネジメントコンサルタント (Project Management Consultant、以下「PMC」)を担当した大阪医科薬科大学病院(理事長 佐野 浩一、病院長 勝間田 敬弘、以下「大学病院」)の新本館が去る本年7月22日にグランドオープンしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/298/65135-298-4dbc104b46ca958895c9d991895432b6-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
病院本館外観写真

 大学病院は、病院建替え事業のメインである病院新本館の建築を、2027 年に迎える大阪医科大学創立100 周年の記念事業と位置付けてきました。日揮はPMCとして、2018年7月に基本設計を受託し、翌年4月からは病院新本館を対象に病院建て替え事業をサポートしてきました。
 大学病院は、「超スマート医療を推進する大学病院 -Super Smart Hospital-」をコンセプトとして、患者様やご家族の個別性に配慮したストレスフリーな環境や、病院スタッフ同士のコミュニケーションを活性化させる働きやすい環境づくりを目指しています。
 また、将来の技術革新や医学の変化に柔軟に対応できるフレキシビリティを取り入れ「すべての施設利用者のストレスが軽減される病院」、「時代の変化に柔軟に対応可能で、継続的に質の高い医療を提供できる病院」の具現化を図っています。これは政府が掲げる科学技術基本計画「Society 5.0」に基づいています。

 日揮は、こうした理想の病院の実現に向けた取り組みの一つとして、美術館で行われている「対話型鑑賞」をデジタル技術を用いて病院という場でも体験できる「デジタルホスピタルアート」として提案し、大学病院は新本館エントランスに導入を決定、グランドオープンに合わせて「デジタルアートミュージアム」として運営を開始しました。
 アートが医療に及ぼす効果は、世界保健機関(WHO)も認めています。例えば、アートに触れることによって患者様や病院スタッフの『気持ちが明るくなる』、『新たなコミュニケーションが生まれる』など幸福感や感情的機能が高まり、ウェルビーイングの向上に繋がるという調査結果があります(※1)。また、多くの美術館が所蔵する絵画をデジタル化して公開し、インターネット等を通じて世界中の人々が名画を閲覧・利用できるようになっており、医療機関においても「デジタルホスピタルアートTM」を導入する事例が徐々に増えつつあります。
 
 今回、新本館エントランスに導入した「デジタルアートミュージアム」では、ファシリテーターをデジタル化(アバター化)して「対話型鑑賞」を実現しています。日揮および株式会社電通の企画・制作、大原美術館(※2)のご協力のもと、同美術館に所蔵されている名画を大型デジタルサイネージで常設展示し、同美術館で導入している実際の「対話型鑑賞」を、アバターの解説とともに鑑賞することが可能です。世界的に著名な美術館で実施されている「対話型鑑賞」を、デジタル技術を用いて常時体験できる仕組みを病院に導入した例は、国内では初めて(※3)の取り組みとなります。
 「対話型鑑賞」は、1980年代にニューヨーク近代美術館の教育部講師であったアメリア・アレナスを中心に提唱された、美術館で行われる鑑賞者参加型の美術鑑賞手法で、鑑賞者同士やファシリテーターとの対話を通じて作品理解を深め(※4)、美術の知識がなくても絵画を楽しむことができ、鑑賞者の観察力や想像力が向上するとも言われています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/298/65135-298-1f7439b3e507372756eb7641bdaa13b1-1758x989.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エントランスにある「デジタルアートミュージアム」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/298/65135-298-3e4a4583a607ddcdf22fd0e5e56abb11-912x510.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「デジタルホスピタルアートTM」の一部
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/298/65135-298-7e560b3db18ece6070cd7d711da59c6d-912x491.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「デジタルホスピタルアートTM」の一部

 日揮は1970年代後半から、医療福祉施設向けにコンサルテーションを始め、基本設計、詳細設計、EPC(設計・調達・建設)サービス、PMCサービス、そして医療施設完成後の施設運営・メンテナンスなどO&Mサービスを幅広く提供しています。日揮は『人も、まちも、すこやかに』というコンセプトのもと、理想の病院づくりのベストパートナーであり続けるため、既存の医療機関へのサービスはもとより、時代のニーズに即したデジタルヘルス等のサービス開発の推進を進めてまいります。
 デジタルアートについても、日揮は今回の導入を通じて得られた知見をもとに、医療機関に加え、メンタルヘルス対策が必要とされる場所への導入提案を展開していきます。安全、安心が望まれる職場環境の実現には、設備や仕組みだけでなく、現場で働く人々の心の健康の維持・向上が不可欠です。近年、ストレスや過度の緊張状態がヒューマンエラーにつながる事例も報告されており、職場環境の「心のゆとり」を確保することが課題となっています。動的かつ柔らかい表現を持つデジタルアートは、心拍や脳波にも穏やかな影響を与え、現場の集中力回復や職場満足度の向上にも寄与します。また、従来の美術展示とは異なり、省スペース・メンテナンスフリー・季節やシーンに応じた柔軟な切り替えが可能な点も、評価される特長です。このような背景のもと、休憩室・通路・執務室などにも日揮が開発した対話型のアートコンテンツを配置し、メンタルヘルスと安全向上のための新たなソリューションとして提案していきます。

※1:2019年11月13日に発表された「芸術活動と健康に関する初の報告書」
https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/329834/9789289054553-eng.pdf
※2:公益財団法人 大原芸術財団が運営する大原美術館(岡山県倉敷市)は、実業家・大原孫三郎氏が画家・児島虎次郎氏を記念して1930年に設立された日本初の西洋美術を中心とする私立美術館
※3:日揮および電通の調査
※4:上野行一(2001)『まなざしの共有 アメリア・アレナスの鑑賞手法に学ぶ』淡交社を参照

(ご参考:大阪医科薬科大学病院本館 概要)
階数:   地上12階/地下1階
構造:   鉄骨造一部 鉄筋コンクリート造(免震構造)
延床面積: 約55,811 平方メートル
竣工:   2025年5月
基本計画・基本設計、PMC: 日揮株式会社
実施設計・施工: 清水建設株式会社

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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