日本初、嚥下サポートを行う背上げ支援機能付き全自動運転エアマットレスを発売
パラマウントベッドホールディングス株式会社

~透湿性・吸放湿性カバーで蒸れも軽減、快適な療養環境の実現をサポート~
パラマウントベッド株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:木村友彦、以下「当社」)は、日本で初めてマットレスによる背上げ時の嚥下(飲み込み)動作の自動サポート機能を搭載したエアマットレス「ここちあ結起Rise(ゆうきライズ)」を10月1日に発売します。本製品は、頭部のエアセルが背上げと連動して膨らみ、飲み込みしやすい姿勢を形成します。また、利用者の体型や体重に応じてマットレスの硬さを自動調整し、快適な姿勢保持と床ずれ防止の両立をサポートします。当社は本製品を通じて、「WELL-BEING for all beings」のブランドメッセージのもと、医療・介護事業者の負担軽減を支援するとともに、利用者にとって安全・快適な療養環境の実現を目指します。
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ここちあ結起Rise。
■床ずれ防止に対応
床ずれは、長時間同じ姿勢で圧迫が加わり続けることや、ずれ、摩擦などの外的要因等により皮膚や組織が壊死・潰瘍を生じる状態です。医療・介護現場では、体位変換やポジショニング、背抜き(背中の圧を抜く動作)などによる予防や管理が行われていますが、人手不足が課題となっています。
「ここちあ結起Rise」は、マットレス内部に配置された3本1組で形成された計24本のエアセル(空気が入った袋状の筒)のほか、空気の移動量から体重や体型を推測できるセンサーを搭載。利用者ごとに適した硬さに自動調節し、5分ごとに圧がかかるエアセルを入れ替えることで、体圧を分散します。医療・介護事業者は複雑な操作を覚えることなく、体圧分散やポジショニング、背抜きなどの業務負担軽減につながります。
■日本初、背上げで嚥下(えんげ)をサポート
誤嚥(ごえん)は、不適切な体勢による気道への食べ物や唾液の流入であり、利用者の健康に悪影響を及ぼすとともに、状態が悪化すると医療費や介護負担の増加につながる課題とされています。適切な姿勢の調整と確保の負担軽減が、その対策として求められています。
本製品は、24本のエアセルに加え、頭部・肩部・でん部にそれぞれ専用のエアセルが搭載されており、背上げ時のずれ・圧迫感を自動で軽減します。頭部のエアセルは背角度20度以上で背上げと連動して膨らみ、背角度50度でマットレスの厚みと合わせると約70度の頭の角度を形成。頭をあげて軽く顎を引いた嚥下しやすい姿勢を作り、食べ物をスムーズに飲み込めるようサポートします。また、でん部のエアセルは骨盤を左右から支え接触面積を増やすことで、足側へのずり落ちを軽減。さらに、長時間背上げをされる方には、肩に設置された背抜きセルが自動で左右交互に膨張と収縮を15分ごとに繰り返し、背部に溜まったずれや圧迫感を軽減します。
■蒸れ対策と快適性の両立
床ずれ防止のひとつであるマイクロクライメット(温度・湿度)管理では、蒸れや湿潤を抑え、皮膚環境を快適に保つことが必要となります。本製品のカバーは透湿性と吸放湿性を備えた「Wドライカバー」を採用しており、また、清拭消毒にも対応しています。これにより、蒸れを軽減し、快適な療養をサポートします。
マットレスの厚さは17cm。耐荷重は180kg。ラインアップはドライタイプ・通気タイプの2種類を用意しています。価格はオープン。
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プレスリリース提供:PR TIMES
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