マクアケ、AI活用で挑戦者の事業成長支援を加速 ~46,000件以上のプロジェクト支援で培ったノウハウをAIで体系化。キュレーターの創造的な業務を加速させ、伴走の質とスピードを向上~
株式会社マクアケ

[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36381/319/36381-319-a3989f0c2295037077b07f063f7c9985-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケ(以下、当社)は、これまで46,000件以上のプロジェクトサポートを通じて蓄積してきたノウハウやデータをAIで体系化し、更なるサービス価値向上に取り組んでいます。当社は本取り組みを通して、挑戦する事業者の事業成長をより強力に支援していきます。
■AI活用推進の背景と必要性
当社は2013年5月の創業後、同年8月に新しい商品やサービスを生み広げたい事業者(以下、実行者)とそれに共感し応援購入する生活者(以下、サポーター)をつなぐ応援購入サービスとして「Makuake」の提供を開始しました。
以来、サービス開始から約12年で累計プロジェクト数は46,000件を超え、そのうち応援購入総額1,000万円を超えるプロジェクトは累計1,900件以上にのぼる等、新たなトレンドを作ったり市場に大きなインパクトを与えたアタラシイものや体験が「Makuake」から数多く誕生してきました。
そうした中、当社は「挑戦者の事業成長パートナー」になることを目指しています。そのためにはこれまでのプロジェクト支援を通じ蓄積してきたデータやノウハウを最大限に活用することが不可欠だと考えています。
他方、近年、社会的な課題となっている人手不足に対応するため、AIの活用による業務効率化が求められており、当社においても「AI Impact賞」という社内表彰制度を新設する等、全社を挙げてAIの活用を推進しています。
中でも「Makuake」のプロジェクトに伴走するキュレーション業務においては、他にはないアタラシイものや体験を扱うという業務内容の特性上、ノウハウを標準化しづらく、労働集約型になりやすい側面があります。
そのため、これまでにもこの課題を改善すべく、キュレーター間でノウハウを共有したり、互いにアドバイスやアイデアを出し合う取り組みが積極的に行われてきましたが、キュレーションの更なる質の向上を目指し、キュレーター自身による自発的なAI活用と横展開の動きが進んでいます。
■AI活用の詳細と得られた変化
「Makuake」では全てのプロジェクトにキュレーターが担当者としてつき実行者に伴走しますが、キュレーション業務はプロジェクト実施前から終了後まで長期間にわたるかつその業務内容は多岐にわたります。
例えば、プロジェクト実施前には、プロジェクトで販売する商品やサービスを理解した上で見せ方のアドバイス、実行者が作成したプロジェクトページ原稿に対するフィードバックや審査対応、プロジェクト実施中には状況に応じて集客等の提案、プロジェクト終了後には顧客対応のサポート等を行っていますが、このような支援を遂行するためにはまとまった検討時間と深い見識が必要とされ、同時に対応の質とスピードも求められます。
そこで、業務の効率化とノウハウの共有、そして「人にしかできないクリエイティブな業務」の時間を創出することを目的に作成したのが、ページ構成やブラッシュアップのアイデアを提案してもらうAIプロンプトです。
プロジェクトページの原稿を読み込ませると、適切なページ構成を提案したり必要項目の抜け漏れを指摘したりするプロンプトや、そのプロジェクトの独自性やターゲットを分析し、魅力を引き出すアドバイスをしてくれるプロンプトが活用されています。
これらのソースには、プロジェクトページに必要な項目やルール、過去のプロジェクトの特徴や傾向、これまで各キュレーターが培ってきたノウハウ等(※1)が「Makuakeの法則」として蓄積されています。それに基づきアウトプットされたものはそのまま実行者に提案されるのではなく、キュレーターのページチェック作業やアイデア発想を補助するために活用されています。
累計46,000件以上のプロジェクトに伴走してきた全てのキュレーターの暗黙知を理解しているAIにキュレーション業務をサポートしてもらうことで、幅広い知見の活用とスピードの向上を実現することが可能になると考えています。
実際に、現在これらのプロンプトをはじめとしたAI活用を通じて、キュレーション業務に大きな変化が生まれています。
1. 提案のためのリサーチ/インプットにかける時間を最大75%削減
各キュレーターがもつノウハウを全員が活用できるようになったことで、プロジェクトページのフィードバックのために行う情報収集や調査等の時間を中心に削減することができました。キュレーターはよりクリエイティブな提案や独自性・コンセプトを深く考える時間に注力できるようになり、プロジェクト平均単価の向上に寄与しています。
<2025年9月期第3四半期決算説明資料(※2)より引用>
月次プロジェクト単価の推移
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36381/319/36381-319-554b7b777c74dd2cf44123141d237b66-616x656.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2. プロジェクトページ準備期間等の短縮
プロジェクトページ原稿のフィードバックにかける平均日数がが3営業日から1営業日に削減できているケースもあり、実行者への報告やレスポンス等のスピードが向上しています。
今後も当社は、これまで46,000件以上のプロジェクトのデビューを通じて蓄積されてきたデータとノウハウの活用をAIによって加速させることで挑戦者の事業成長に寄与し、ビジョンに掲げる「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」を目指します。
※1:AIに読み込ませるプロジェクトの情報やデータは、AIのモデルのトレーニングに使用されたり外部に流出したりすることはありません。
※2:決算説明資料
https://www.makuake.co.jp/ir/library/presentations/
■「Makuake」サービス概要
サービス名:アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」
「Makuake」は、プロジェクト実行者が開発背景等のストーリーとともに発表する新商品や新サービスを、サポーターが応援の気持ちを込めて先行購入することができる、「アタラシイものや体験の応援購入サービス」です。全国約100社の金融機関との連携により日本各地の事業者が活用しているほか、国内外の流通パートナーとも連携し、プロジェクト終了後も事業が広がるよう支援しています。また、プラットフォームとしてプロジェクト実行者とサポーター双方の利便性と満足度向上を目指し、プロダクトの改善や新機能の開発に注力しています。
Web URL:
https://www.makuake.com/
iOSアプリ:
https://apps.apple.com/jp/app/id1274816320
Androidアプリ:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ca_crowdfunding.makuake_android
■株式会社マクアケ 会社概要
代表者:代表取締役社長 中山亮太郎
本社所在地:〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-1-12 青葉台イーストビル1F
設立:2013年5月1日
事業内容:アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」、データを活用した事業者支援サービス「Makuakeインサイト」、「Makuake STORE」及び各種モール内Makuake STORE等の一般販売支援サービス等の運用 等
URL:
https://www.makuake.co.jp/
※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes