サントリー 100%リサイクルペットボトルの販売本数が累計200億本突破!
サントリー食品インターナショナル株式会社

化石由来原料の新規使用量を40万トン超削減 2本に1本以上で100%リサイクルペットボトルを使用
サントリー食品インターナショナル(株)は、2012年に国内清涼飲料業界で初めて「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1による100%リサイクルペットボトルを「サントリー烏龍茶」2Lに導入※2して以降、さまざまな商品に積極的に導入しており、このたび累計販売本数が200億本※3を突破しました。
※1 使用済みペットボトルをリサイクルして、新しいペットボトルに再生すること
※2 メカニカルリサイクルとして
※3 サントリー国内清涼飲料事業として(期間:2012年4月から2025年8月末まで)
■「ボトルtoボトル」水平リサイクルの意義
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27480/753/27480-753-6d86474735165cd6fbde08225c3d0df1-2000x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ボトルtoボトル」水平リサイクルは、新たな化石由来原料を使わず、ペットボトルを資源として国内で何度も循環することができます。また、新たな化石由来原料を使用してペットボトルを製造する場合と比較して、CO2排出量を約60%削減※4することができます。
※4 使用済みペットボトルからプリフォーム製造までの工程において
■日本におけるペットボトルリサイクルの現状
日本においては、ペットボトルの回収スキームが整っていることもあり、ペットボトルの回収率・リサイクル率は約9割※5と、欧米諸国と比較して非常に高い水準となっています。清涼飲料業界では、リサイクルのなかでも、限りある資源を国内で有効利用できる「ボトルtoボトル」水平リサイクルを推進しています。業界として、2030年に「ボトルtoボトル」水平リサイクル比率5割を目標としており、現状約3割※5となっています。
※5 出典:PETボトルリサイクル推進協議会 年次報告書2024(2023年度実績)
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27480/753/27480-753-54589ea3fb5732a0057aafd2f8b21e6a-471x300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日米欧のペットボトルリサイクル率の比較 出典:PETボトルリサイクル推進協議会 年次報告書2024
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27480/753/27480-753-7a50c7ed92073093a4c314e704d374eb-800x273.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
国内の「ボトルtoボトル」率の推移 出典:PETボトルリサイクル推進協議会 年次報告書2024
■おかげさまで、100%リサイクルペットボトル商品の累計販売本数が200億本を突破!
このたび、2025年8月末時点で累計販売本数が200億本を突破しました。これは、生活者の皆さまが日頃から、ペットボトルをごみではなく資源として扱い、ペットボトル・ラベル・キャップをきれいに分別して回収にご協力いただいていることが大きな要因と考えています。この結果、リサイクルペットボトルを導入しなかった場合と比較して化石由来原料の新規使用量を40万トン超削減することができました。2023年からは全ペットボトル商品の2本に1本以上が100%リサイクルペットボトルとなっています。
■GREEN DA・KA・RA ノンカフェイン茶3品は全数に100%リサイクルペットボトルを使用
当社では「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」680ml・600ml、「同 やさしいルイボス」600ml、「同 やさしいコーン茶」600mlにおいては、全数に100%リサイクルペットボトルを使用しています。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27480/753/27480-753-de949334b383004a3edbe1074ba3d785-300x300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■「ボトルtoボトル」水平リサイクル推進の課題とサントリーグループの活動
使用済みペットボトルの回収において、家庭ではきれいに分別されている一方で、家庭の外では分別が十分に進んでいないという課題があります。また、飲み残しや異物が入っているペットボトルは、新しいペットボトルに生まれ変わることが難しいという事実は十分に知られていません。
サントリーグループは、これまでもペットボトルの分別啓発コミュニケーションに注力しており、あえてペットボトル飲料を飲み終える場面から始まり、外でもキャップとラベルをきれいに分別するTV-CM・WEB動画の制作や、小中学校・商業施設等での出張授業などの取り組みを行ってきました。今後も、ご家庭できれいに分別していただいているのと同様にご家庭の外でも分別いただけるよう、「外出先での分別」に注力したコミュニケーション活動を強化していきます。
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター
https://www.suntory.co.jp/customer/
以上
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes