インバーターを活用した動力削減システム“e-tuner”を発売 冷暖房システムの電力使用量を大幅削減
矢崎総業株式会社
矢崎エナジーシステム株式会社(本社:東京都港区、社長:矢崎 航)は、インバーターを活用し、吸収冷温水機アロエースの動力を大幅に削減するシステム“e-tuner”(商標登録出願中)を9/22(月)に発売しました。
今回発売したシステムは、矢崎エナジーシステムが製造・販売する吸収冷温水機アロエースに使用する電力の内、冷温水ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔ファン、それぞれを空調負荷に応じて最適に自動制御することで、節電を実現するものです。機器不具合を生じないよう、冷温水・冷却水流量の最低ラインを下回らない範囲で極限まで動力を絞ることで、使用電力を最大70%削減します。
また、本システムはアロエース遠隔操作盤(DCP-N)と連動し、遠隔で省エネ運転のオン/オフ制御を行えるほか、施設ごとの冷暖房の運転スケジュールに合わせた制御も可能とし、ユーザー側で簡単に省エネを図ることもできます。本機能の活用方法の一例として、ホテルでのチェックアウト時間(10時前後)から次のお客様のチェックイン(15時前後)までの空調負荷が少ない時間帯に電力消費を最小化するスケジュール運転を設定し、省エネ効果を最大化する使用方法が有ります。
吸収冷温水機アロエースのCO2排出を最小化し、電力料金も最小化する最適チューニングを行うシステムとして、カーボンニュートラル実現に貢献してまいります。
■矢崎エナジーシステムについて
1963年に創業。矢崎総業のグループ会社で、電線やガス機器など生活環境機器の開発・製造から販売まで一貫体制で行う企業です。
「あらゆるエネルギーの総合プロデュース企業」を目指し、電力・ガス・太陽光・石油などのインフラ設備から、やさしい環境づくりに貢献します。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes