計測器の校正不合格はもう防げる! ― 製造現場で長年解決できなかった精度不良リスクに初の根本対策
株式会社アキュボルトリンク

従来の“事後対応型”から“未然防止型”へ ― AccuVoltLink の品質保証イノベーション
製造業において、計測器は製品の品質や安全性を左右する極めて重要なツールです。しかし、計測器の精度不良は事前に発見することが困難であり、多くの場合、定期校正の際に初めて判明します。
このようなタイミングではすでに手遅れであり、「いつから精度不良が発生していたのか」「精度不良の影響範囲はどこまで及ぶのか」といった調査には多大な工数がかかる上、十分な説得力を持たせることが難しく、出荷済み製品に関しては品質確認すらできないのが現状です。
さらに、再発防止策が確立されていないため、校正不合格が発生するたびに非生産的な業務が繰り返され、生産性の低下と企業や製品の信頼性を損なうリスクが高まります。
AccuVoltLinkは、日常的に計測器の信頼性を確認・保証することで、校正不合格の未然防止を可能にし、根本的な解決策を提供します。これにより、品質保証体制の強化と企業信頼の維持に貢献します。
製造業において、計測器の精度不良は“校正してみないと分からない”という性質を持ち、事前に検知する手段がありませんでした。 その結果、校正不合格が発覚した際には「いつから不良だったのか」「どの製品に影響したのか」などを調査する必要があり、膨大な工数と時間を要します。その業務も、再発防止にはつながらず、同じ問題が繰り返される非生産的な課題となっていました。
実際の製造現場では、以下のような事例が報告されています。
・校正のたびにDMM(デジタルマルチメータ)の精度不良が発生
・データロガーがいつの間にかずれており蓄積されたデータが信用できなかった
・安全試験器の電圧が規定値にとどかず、製品の安全性が保証できなかった
・校正不合格のテスタで作成されたレポートがそのまま顧客に提出されていた
・出荷検査に使っていたオシロスコープの電圧軸がずれており、波形判定が誤っていた
・精度不良の直流安定化電源を使って製品の性能試験が行われていた
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校正不合格が発生すると、現場では慌てて代替品の手配、生産スケジュールの調整、関係各所への報告など、緊急対応に追われることになります。 製品が古い場合には修理対応ができず、代替品の調査から始めなければならないケースもあり、対応はさらに複雑化します。
弊社の調査では、校正不合格は校正対象製品の約1%の割合で発生しており、温度変化の大きい環境で使用されている場合はその数倍に達することもあります。古い計測器を多く使っている場合もどうしても精度不良率は多くなってしまいます。つまり100台以上の計測器を校正する場合には高い確率で精度不良品が含まれていることになります。
校正不合格は品質の低下を招き、企業の信用・ブランド価値にも直結します。
この問題を完全に防ぐには、すべての計測器を毎日校正するしかありません。もちろんそれは現実的な運用とは言えず、コスト・工数・運用負荷の面で非現実的です。 こうした背景から、現場では“起こってから対応するしかない”という諦めが常態化していました。
AccuVoltLinkは、直流電圧の出力と計測を高確度に実現する直流電圧標準器です。 この一見シンプルな機能のAccuVoltLink の最大の特長は、自らの誤差を自ら判定できる“真のセルフキャリブレーション機能”を備えている点にあります。
この技術を実現するためのポイントは2つです。
複数の内部部品による相互監視型ハードウェア構成
基準電圧源を含む複数の構成要素が互いに監視し合うことで、部品状態の変化を高精度に検知します。
独自の判定アルゴリズムによる誤差評価とキャリブレーション制御
さらに重要なのが監視データから部品のドリフトや不具合を検出する独自のアルゴリズムです。個々の部品レベルでの評価を行った後、内部でデータを処理、計算し、最適な状態でセルフキャリブレーションを行い高い信頼性を維持します。
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万が一部品の経年劣化や故障があった場合、またはキャリブレーション完了に至るまでのいずれかのプロセスのエラーがあった場合にはキャリブレーションエラーとしてユーザーに通知します。
この真のセルフキャリブレーション機能によりAccuVoltLinkは常に信頼性の高い状態で運用ができます。
真のセルフキャリブレーションを備えたAccuVoltLinkは極めて信頼性の高い状態で電圧の出力や計測値を保存します。 計測データ+セルフキャリブレーション結果の両方を時間軸で保存することにより「信頼性の裏付けがある計測データ」として活用できます。
これらのデータはアプリケーションソフトウェアでレポートとして出力することができます。
またAccuVoltLink 自体も校正可能ですのでアプリケーションソフト上で校正証明書なども一緒に表示出力可能です。
AccuVoltLinkは 極めて信頼性の高い直流電圧標準器と言えます。
例えば直流電源の電圧を計測したり、DMMやロガーに任意電圧を出力します。その結果がセルフキャリブレーションのデータと一緒に保存されるので従来の定期校正の「点での確認」にプラスして「線で管理」ができるようになります。
[画像3:
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従来の「点で確認」 から 「線で管理」高いレベルで計測器の品質を管理
「線」で計測器の誤差の把握ができれば校正不合格になる前に気付くことができるので、慌てず計画的に適切にメンテナンスを行うことができます。
状況にもよりますが数カ月から年レベルでの計画の余裕が生まれ、計測器の最適な更新時期も分かります。
慌てずに時間に余裕を持って、最適な計測器の更新時期を把握できることは企業にとって非常に大きなメリットになるはずです。
- 時間的余裕を持って最適な機種選定- 比較見積りを取ってコストカット- キャンペーンなどの安く買えるタイミングで更新- 予算計画、予算取り- 急な入れ替えによるリスク低減- 生産スケジュールに影響を与えない更新計画
もちろん日常的に計測器の誤差を把握する事により、定期校正で校正不合格になる事も未然に防ぐことができます。
また、万が一突発的な不具合などで計測器に校正不合格が発生したとしても、その計測器が「いつまで正常だったか?」また「影響範囲はどこまであるのか?」をAccuVoltLinkのに保存された計測値とキャリブレーションデータを使う事により裏付けデータとして示すことが可能です。
調査業務などの非生産的な業務は大幅に削減されるはずです。
AccuVoltLink は校正不合格を未然に防ぐので、余計な是正・調査業務を無くし企業・製品の信頼性を落としません。
“定期校正に不安を感じる”のではなく、“日々の確認で安心を積み重ねる” ストレスフリーな計測器の管理が可能です。
AccuVoltLinkは、計測器の品質保証のあり方を“事後対応型”から“未然防止型”へと進化させる新しいスタンダードです。 現在は主に直流電圧に特化していますが、今後は他のパラメータにも対応します。
また、AccuVoltLinkは単体での使用だけでなく、各種装置への組込みも視野に入れています。
安定した電圧出力、電圧計測が必須の装置や、誤差や内部のドリフトが発生した時にいち早く気付きたい用途などへの応用が期待できる技術です。
ご要望に応じたスペックやサイズでのカスタマイズ開発も今後進めていきます。
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*規定数量に達し次第 終了致します
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