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アンモニア・硝酸態窒素計「HC-200N」を発売

株式会社堀場製作所

アンモニア・硝酸態窒素計「HC-200N」を発売

~下水処理市場における消費電力低減や温室効果ガス削減への研究に貢献~


HORIBAグループの水・液体計測事業を担う株式会社堀場アドバンスドテクノ(京都市南区吉祥院宮の東町2 代表取締役社長 西方 健太郎|以下、当社)は、アンモニア・硝酸態窒素計「HC-200N」を10月1日に発売し、工業用水質計のラインアップを拡充します。
「HC-200N」は、下水処理場やし尿処理場の水質管理に使用され、国内メーカーとして初めて※1排水中のアンモニア態窒素と硝酸態窒素の濃度をリアルタイムで連続測定できる製品です。これにより、下水処理場やし尿処理場における生物反応槽※2内部の曝(ばっ)気量(きりょう)※3や、処理工程で使用される薬品の投入量を適切に調整することが可能となり、排水処理設備の運転効率化による電力消費低減やコスト削減に貢献します。また、センサーの電極部にHORIBA独自の保護構造を採用し、高い耐久性と測定値の長期安定性を実現しました。
HORIBAグループが70年以上培ってきた水・液体計測技術を通じて、今後も下水処理技術の発展により多様化する幅広いニーズに応えてまいります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103757/25/103757-25-1e3a5a8e5710c4e46d39d15a0257ec36-888x666.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アンモニア・硝酸態窒素計「HC-200N」(右上:硝酸態窒素センサー、右下:アンモニア態窒素センサー)


【開発の背景】
下水処理場をはじめとする水処理施設では、排水処理にかかる膨大な電力消費が課題となっており、省エネルギー化が求められています。特に、微生物を用いた浄化プロセスにおいては、曝気量の管理が電力消費に大きく影響するため、浄化対象の一つであるアンモニア態窒素のモニタリングが重要な指標となっています。当社は、2016年にアンモニア態窒素計を発売して以来、高い耐久性や安定性などを評価され、工業用水質計において国内トップシェア※1を築いてきました。
近年では、環境負荷低減やコスト削減への関心が一層高まり、排水中の窒素成分をより幅広く、正確に把握できる測定機器へのニーズが高まっています。このような背景から、当社ではアンモニア態窒素のみならず、同成分の硝化反応※4により生じる硝酸態窒素も同時に測定できる新製品「HC-200N」を開発し、排水処理プロセスでの省エネルギー化や環境保全に貢献するソリューションを提供します。

【製品の特長】
1. 国内メーカー初※1、アンモニア態窒素・硝酸態窒素の同時測定で排水処理の最適制御に貢献
アンモニア態窒素と硝酸態窒素をリアルタイムで連続測定することで、排水処理設備の運転効率化による電力消費低減やコスト削減に貢献します。
また、排水処理プロセスの硝化・脱窒反応※4で発生する、亜酸化窒素(N2O、二酸化炭素に比べて約265倍の温室効果があるとされる)の削減に向けた研究に貢献が期待されています。


2. 高い耐久性と長期安定性を実現
今回新たに開発した硝酸態窒素センサーの電極には、二重の保護膜を用いたHORIBA独自の保護構造を採用。汚泥や微生物による電極への侵食を防ぐことで高い耐久性を実現しました。また、電極内部液の成分構成を最適化することにより、約6か月※5の長期安定性を実現します。


3. 超音波洗浄器と併せて使用することにより維持管理の負荷軽減
当社製の超音波洗浄器(別売り)を用いて、センサーを超音波で連続洗浄します。さらに、劣化診断機能を搭載したセンサー※6により、電極の劣化状況も常時監視することで維持管理の負荷軽減に貢献します。

【製品仕様】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/103757/table/25_1_e714f7b0e62e227590eabfbcbe47ff41.jpg?v=202510010216 ]


※1 2025年9月時点(当社調べ)
※2 微生物を用いて下水やし尿を浄化する設備。
※3 水中に空気または酸素を吹き込む量。生物反応槽内の微生物が有機物を効率良く分解するために酸素を供給します。
※4 硝化・脱窒反応:微生物の働きにより、アンモニア態窒素を硝酸態窒素などに酸化させること(硝化反応)。その後、同様に微生物の働きによって、硝酸態窒素が無害な窒素ガスに分解され(脱窒反応)、大気中に放出されます。
※5 月に1度のふき取りメンテナンスを実施した場合の実証結果です。使用方法や条件によって異なる場合があります。
※6 劣化診断機能はアンモニア態窒素センサーのみの機能。

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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