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令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念「世界へのまなざし―江戸時代の海外知識―」国立公文書館で開催

独立行政法人国立公文書館

令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念「世

国立公文書館秋の重要文化財公開第3弾


 独立行政法人国立公文書館(所在地:東京都千代田区、館長:鎌田 薫)は、令和7年10月11日(土)~12月7日(日)の間、令和7年度第2回企画展「世界へのまなざし―江戸時代の海外知識―」を開催いたします。

 江戸幕府は海外との窓口を長崎・対馬・薩摩・松前の4か所に限り、国際関係を統制していました。8代将軍徳川吉宗は輸入書籍の制限を緩和し、以後様々な海外知識が国内へ流入しました。海を渡ってきた新しい知識は、どのように江戸時代の人々に受け入れられたのでしょうか。本展では、内閣文庫の資料から18世紀を中心に日本に来航した外国使節や輸入書籍、江戸時代を代表する文化人たちの海外研究に関する著作をご紹介します。

※内閣文庫…元は明治政府が官庁の中央図書館として設置した機関で、現在はコレクションの名称となっています。江戸幕府の諸機関が収集した古書・古文書を引き継いでおり、国立公文書館で保存・管理しています。本年は明治18年(1885)の内閣制度の創始に伴い、前身の太政官文庫が内閣文庫と改称されてから140周年になります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136832/16/136832-16-3b029a3f47b8863088580e701a5dd489-1963x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


令和7年度第2回企画展「世界へのまなざし―江戸時代の海外知識―」見どころ
プロローグ
 17世紀末、日本を取り巻く東アジア世界は、明から清へと中国王朝が移り変わったことで安定期を迎えました。日本国内でも、島原の乱を最後に国内での大きな戦いは終わり、幕府支配が貫徹することで、太平の世が到来しました。以後、200年余り、江戸幕府は国際関係を限定し、「鎖国」とされる状態が続きました。
 江戸時代の人々が海外の情勢を知ることは現代よりもはるかに困難でしたが、「鎖国」下であっても完全に世界から隔絶していたわけではありません。
 江戸時代の人々はどのように海外の知識を入手したのでしょうか。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136832/16/136832-16-77e6a54f9b03921001119118584c415d-3400x2500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
西洋紀聞

第I章 来訪する人とモノ
 江戸幕府は、海外との窓口を長崎・対馬・薩摩・松前の4か所に限り、国際関係を統制していました。幕府直轄地の長崎で、オランダや清国(中国)の商人と通商関係をもったほか、対馬藩を通して朝鮮国、薩摩藩を通して琉球王国、松前藩を通してアイヌ民族との関係をそれぞれ築いていました。これらの4つの窓口から、世界の様々な文物が国内へと到来しました。
 また、慶事の際に派遣される朝鮮通信使・琉球使節の存在は、江戸時代の人々に鮮烈な印象を残しました。使節の行列を描いた行列図はその興味関心の高さをうかがわせます。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136832/16/136832-16-fe2fc885c976a388d711852c9ff58e56-3900x2336.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
宝永七年寅十一月十八日琉球中山王両使者登城行列    ※資料保存のため、会期中展示替えを行います。

第II章 徳川吉宗と世界の知
 8代将軍徳川吉宗は、書籍の輸入に積極的で、物産の開発や法の整備などの政策を遂行するために多くの漢籍を輸入しました。吉宗は輸入した文献に自ら目を通したばかりでなく、各分野の学者に命じて、注釈書や和訳本を作成させて知識の普及も図りました。
 また、享保5年(1720)、吉宗は漢訳洋書(漢文に翻訳された洋書)の輸入禁止措置を緩和し、キリスト教義の記述がない科学技術書や地誌などの漢訳洋書の輸入と、国内での一般販売を許可しました。
 これにより、国内に西洋科学が本格的に受容されるようになり、蘭学をはじめとする学問の興隆につながることとなりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136832/16/136832-16-9f79772b960ff7ef078e8733691f807e-983x750.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
御書物方日記 【国指定重要文化財】

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阿蘭陀本草和解 【国指定重要文化財】

第III章 異国を調べる・考える
 吉宗の政策は、広く国内に新しい知識を普及させる糸口を作りました。さらに吉宗の次の世代を生きた人々の中には、自ら海外情報を積極的に集める人も登場しました。彼らはまた身分を超えた同好の士の集まりとして、学術研究のサロンを作り、様々な世界の学問を学ぼうとあらゆる試行錯誤を繰り広げました。
 漢文で書かれた中国由来の知識はもちろんのこと、ヨーロッパ諸国の文物を直接学ぶため、蘭学にも興味を持ち、語学、博物学、医学など様々な分野の知識を収集し、吸収しようとしました。


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北夷分界余話 【国指定重要文化財】          ※資料保存のため、会期中展示替えを行います。

エピローグ
 18世紀末から19世紀初頭には、ロシアを始めとする欧米列強のアジア進出が進み、日本もまた国際情勢に影響を受けるようになります。当時、ヨーロッパの科学技術力は世界を圧倒していました。ヨーロッパ諸国の科学技術を学ぶことはすなわち、世界の最新の学問を学ぶことと同じでした。江戸時代の知識人たちは、オランダ語だけでなく、英語などの他のヨーロッパ言語も学び始めます。
 ヨーロッパの学問や科学技術の受容は、19世紀から本格化する海防問題とも関わって大きく展開していき、やがて幕末維新期を迎えることとなります。


[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136832/16/136832-16-40b3aa6c76c5d2a818d6708dc2023469-2323x1802.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
泰西図説

【開催概要】
タイトル   :「世界へのまなざし―江戸時代の海外知識―」
協力     :千代田区観光協会
開催期間   :令和7年10月11日(土)~12月7日(日)
        ※11月16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)は休館
開催地    :国立公文書館 東京本館1階展示ホール
        〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3-2
アクセス   :東京メトロ東西線 竹橋駅下車 1b出口 徒歩5分
開催時間   :午前9時15分~午後5時00分
国立公文書館HP:https://www.archives.go.jp/exhibition/
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136832/16/136832-16-c6c4192f7bb6e01bcad789287d2b73f8-827x467.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<報道関係の方からのお問い合わせ先>
独立行政法人国立公文書館 展示担当 TEL:03-6680-7206

プレスリリース提供:PR TIMES

令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念「世令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念「世令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念「世令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念「世令和7年度第2回企画展 内閣文庫140周年記念「世

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