木のぬくもりと手仕事の魅力を体感できるギャラリーショップ＆カフェ「遊朴館 HIDA GALLERY」高山の古い街並みに10月4日（土）オープン
飛騨産業株式会社
オープニング企画展は三谷龍二監修による『3 materials』
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遊朴館 HIDA GALLERY ショップ内観 Photo: Kazuhiro Shiraishi
飛騨産業株式会社（本社：岐阜県高山市 代表取締役社長：岡田明子 以下飛騨産業）は、高山の古い街並みに位置する「遊朴館 HIDA GALLERY（以下一部 遊朴館）」の全館リニューアルを終え、日本の優れた木工文化を未来につなぐ場として、ギャラリー、ショップ、カフェ（CAFE＆TABLE 工）を備えた複合施設として2025年10月4日（土）にグランドオープンします。
館内では、木工を中心に工芸や家具の企画展示やお買い物をお楽しみいただけるほか、職人の実演やものづくりの体験ができるワークショップなどもご用意しています。また、カフェでは飛騨の食材を活かした身体にやさしいメニューを工芸作家の器でお召し上がりいただけます。
ギャラリーのオープニング企画展には三谷龍二監修による『３materials 鉄 硝子 木―共にあることのかたち』を開催。この秋は、新しく生まれ変わった遊朴館で、木のぬくもりと手仕事が織りなす豊かな世界をご体感ください。
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施設名：遊朴館 HIDA GALLERY（ユウホオカン ヒダギャラリー）
住所：岐阜県高山市上一之町26
電話番号：0577-32-8892
営業時間：10 - 18時（カフェL.O. 17時 /ランチ11 - L.O. 14時）
休館日：水曜・第3木曜
施設面積：427平方メートル
全館開業日：2025年10月4日（土）
URL：
https://hidasangyo.com/shop/yuhokan
「遊朴館」リニューアルについて
郷土の作家を紹介するギャラリーとして四半世紀にわたり高山の芸術・文化の愛好者に親しまれてきた遊朴館。コロナ禍の2020年以来しばらく閉廊していましたが、昨年10月に一部をリニューアル、その後更なる改修を経てギャラリー、ショップ、カフェを備えた複合施設として2025年10月4日（土）に「遊朴館 HIDA GALLERY」としてグランドオープンします。
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遊朴館 HIDA GALLERY 外観 | 壁面の縄文土器のアートが目印。2000年に高山を拠点に活躍する左官職人・挟土秀平が手がけた。
「飛騨の匠」の木工文化を未来につなぐ
新生の遊朴館では古くより「飛騨の匠*」として知られるこの地の歴史にちなみ、日本の優れた木工文化を未来につなぐ場として、木のぬくもりと手仕事のある豊かな暮らしの提案や、木工文化や技術の継承に向けた取り組みをおこないます。
建築家・デザイナー
リニューアルにあたり空間設計は建築家の中村好文、家具デザイナーの小泉誠の両氏が手がけました。館内のしつらえには、飛騨産の杉や楢など多種多様な樹木が用いられ、工芸的な匠の技が随所に散りばめられています。また、アートディレクションはグラフィックデザイナーの大黒大悟が担当し、「遊朴館 HIDA GALLERY」および「CAFE＆TABLE 工」のロゴをデザインしました。
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遊朴館 HIDA GALLERY エントランス
＊飛鳥時代より飛騨の職人はその卓越した技術により「飛騨の匠」として重用され、東大寺や平城京など数多くの建物の建立に携わった。
Photo: Kazuhiro Shiraishi
１F | Shop ショップ
丁寧につくられたものを永く使う、木のぬくもりと手仕事のある暮らしの豊かさを提案するショップです。HIDAオリジナルの家具や森の香りのアロマ、地元作家をはじめ、森岡成好や村上躍、石北有美の作品など、暮らしを彩る品々を取りそろえました。また、ショップ内に併設された「匠の道具棚」では、木工具の販売やワークショップの開催など、木工技術の継承と普及に取り組みます。
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遊朴館 HIDA GALLERY ショップ内観 作品は村上躍によるもの
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遊朴館 HIDA GALLERY ショップ内観
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安土草多のガラス照明と松尾吉一による鳥のオブジェ
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貝山伊文紀による自然の木の造形を活かしたテーブルピース
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三谷龍二デザイン「3r-h furniture」の子供机と木馬
Photo: Kazuhiro Shiraishi
匠の道具棚
日本の優れた木工技術を支えてきた高品質な木工具。こうした道具を入手できる場が年々減少していくなか、遊朴館では木工技術を後世につなぐため、鑿（のみ）や鉋の販売をスタートしました。新潟や兵庫の鍛冶職人が手掛けた高品質な製品を取り扱い、その場で刃物の試し削りをしたり、使用方法について相談ができるカウンターを常設します。
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「匠の道具棚」と木工具の相談ができるカウンター
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高芝郁夫のみ製作所など各種鑿の展示
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生活と木工の道具 きへん や常三郎など、日本各地の優れた鉋を紹介
Photo: Kazuhiro Shiraishi
１F | CAFE & TABLE 工 カフェ&テーブル コウ
木のぬくもりと手仕事の美しさが息づく空間で、食とものづくりが静かに交差するカフェです。提携農園から届くお米や野菜など、飛騨の旬の食材を活かした身体に優しい食事やスイーツ、丁寧に淹れたコーヒーなどを、工芸作家に特別に依頼した器でお召し上がりいただけます。また店内の椅子には今回が初披露となる三谷龍二デザインのHIDAの新作「３r-h furniture」を使用しました。「食と工芸」が出会うことで生まれる、季節と素材、人の手が織りなす豊かな時間をお楽しみください。
食材：まんま農場のお米、野村農園、ファームじねん 他
器：三谷龍二、安土草多、森岡成好、森岡由利子 他
＊ヴィーガンメニューもご用意しています。
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「CAFE&TABLE 工」 特製ランチプレート
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飛騨特産のエゴマを用いた「森のティラミス」
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下呂の名店「緑の館」の豆で淹れたコーヒー
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CAFE＆TABLE 工 外観 朴の木が目印
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CAFE＆TABLE 工 内観 三谷龍二のドローイングが壁を飾る
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CAFE＆TABLE 工 内観 居心地の異なる３つの空間で構成される店内
Photo: Kazuhiro Shiraishi
「工」について
店名の「工（コウ）」は工芸の工であり匠という意味を持つことばです。手仕事を大切にする遊朴館のカフェのために三谷龍二氏によって名付けられました。
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店舗名：CAFE & TABLE 工（カフェ&テーブル コウ）
所在地：岐阜県高山市上一之町26（遊朴館 HIDA GALLERY 1F）
電話番号：0577-32-8883
営業時間：10 - 18時（L.O. 17時）、ランチ 11 - 14時（L.O.）
座席: 23席（テーブル18席、カウンター5席）
価格帯：ドリンク 600円～ 、ランチ１,700円～
＊ヴィーガンメニューあり
２F | Gallery ギャラリー
自然素材の柔らかな表情が特徴的なギャラリースペースです。木工を中心に、人の手と卓越した技術がつくり出す工芸の仕事を紹介します。年数回開催される企画展を通じて、つくり手に新しい創作の機会を提供するとともに、これからの暮らしにおける木と手仕事の可能性を探ります。
グランドオープン記念企画展
3 materials 鉄 硝子 木―共にあることのかたち
グランドオープンを記念して、三谷龍二監修による企画展『3 materials 鉄 硝子 木―共にあることのかたち』を開催します。木の三谷龍二、鉄の金森正起、硝子の小澄正雄。文字通り異なる素材を扱う三人の作家が、共同作業によっていくつかのプロダクトをつくるというユニークな展覧会です。年齢もジャンルも異なる三人の作家が互いの仕事に対する深い信頼のもとに、集い語らい形にしていったひとつの作品は、ものづくりの未来への静かな提言といえるかもしれません。
なお会場では本展にあわせて制作したビジュアルブックを販売します。展示とあわせてお楽しみください。
会期：2025年10月4日（土）～11月16日（日）水曜・第３木曜休館
開館時間：10～18時
入場料：無料
会場：遊朴館 HIDA GALLERY 2Fギャラリー（岐阜県高山市上一之町26）
主催：飛騨産業株式会社
後援：高山市
監修：三谷龍二
空間デザイン：中村好文・小泉誠
展示什器デザイン：陳瑞憲
URL：
https://hidasangyo.com/exhibition/3materials
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三谷龍二・金森正起 「ステッキ」
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三谷龍二・小澄正雄 「ピアスケース」
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『3 materials』展に参加する三人の作家による打ち合わせ風景 左より金森正起、三谷龍二、小澄正雄
Photo: Kazuhiro Shiraishi
同時開催特集展示
生活工芸としての家具「３r-h furniture」初披露
遊朴館のオープンを記念し、「3 materials」展の監修も手がけた三谷龍二が、飛騨産業が展開する家具ブランドHIDAのためにデザインした家具・玩具の新作コレクション「３r-h furniture（スリーアールエイチ ファニチャー）」を初披露します。
「CAFE & TABLE 工」にも使用されている「Armchair」や「Counter chair」をはじめ、椅子やテーブル、子供机などの新作家具や、三谷氏が過去に手掛けた作品のリデザインを含む玩具の新作がそろいます。三谷氏が提唱する生活工芸を体現する、この生まれたばかりのコレクションにご注目ください。
3r-h furniture 公式サイト
https://hidasangyo.com/special/3r_h/
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三谷龍二デザイン「３r-h furniture」Photo: Masayuki Hayashi
木工作家や職人たちによる匠の技の実演や、手を動かして作品づくりに挑戦できるワークショップなど、ものづくりの魅力を体感できるプログラムをご用意しています。こうした活動を通じて木工技術の継承と普及を図るとともに、手を動かすことの可能性や、素材と向き合う時間の豊かさを提供します。参加ご希望の方は以下のURLよりお申込みください。
お申込み｜
https://hidasangyo.com/shop/yuhokan/yuhokan-event-workshop/
森のかけらのスプーンづくり
作家が粗削りした枝のスプーンから好きな形や材料を選び、紙やすりとオイルを使用し磨いて完成させます。木の自然な形を活かした世界にひとつだけのスプーンを作ることができます。
講師：貝山伊文紀（木工作家）
日時： 10/25（土）10:00 ～ 12:00、14:00 ～ 16:00、
10/26（日）14:00 ～ 16:00、
11/15（土）10:00 ～ 12:00、14:00 ～ 16:00、
11/16（日）14:00 ～ 16:00
定員：5 名
参加費：1,800 円（税込）～
※選択する匙の大きさによって異なります
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枝のスプーン
森のかけらのスプーンづくり＋コミュニケーションランチ
森のかけらのスプーンづくり（上記参照）ワークショップ後に、CAFE&TABLE 工にて、作家とのコミュニケーションランチをお楽しみいただける特別なプランです。
講師：貝山伊文紀（木工作家）
日時：10/26（日）10:00 ～ 13:00、
11/16（日）10:00 ～ 13:00
定員：5 名
参加費：4,500 円（税込）
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貝山伊文紀
企画名：飛騨の森散策ツアー
飛騨市の森を散策しながら、木や薬草について学ぶツアー。ツアー後は CAFE&TABLE 工にて特製スイーツとクロモジ茶をお試しいただけます。
講師：毛受聖佳（飛騨市 地域おこし協力隊）
日時：10/18（土）13:00 ～ 16:00
定員：15 名
参加費：3,500 円
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飛騨の森散策ツアー
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
