こども満足度96%!北九州市の「まちごと職業体験」が示した、「こどもまんなか」社会実現への確かな一歩
福岡県北九州市(北九州市役所)

北九州市が実施した「まちごと職業体験」。満足度は96%と共感を呼んでいます。こどもと目線を合わせ、こどもも社会を構成する存在として尊重する―北九州市が掲げるこどもまんなか社会の縮図がそこにありました。
あの日の“本物”の体験が、未来のコンパスになる
滑走路に響き渡る轟音。目の前で翼を休める本物の飛行機を目の当たりにしたこどもたちの目が輝きます。本物のパイロットが使うフライトシミュレーターを操縦し、訓練室でCA体験を実施。さらに、普段は立ち入ることができない滑走路での飛行機の誘導体験。どれも本物だからこそできる体験。その体験で見せた真剣な眼差しは、憧れの仕事が、遠い夢から具体的な目標へと変わった瞬間を物語っていました。
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一方、警察署では、指紋の採取に挑戦。手袋をつけて、息を凝らして、真剣に採取。一見何も見えないところから指紋が浮き上がる初めての体験。瓶から見事指紋を採取することができました。ある保護者が「本ではイメージ出来ないことも多く、実際に見て、手に触り、息子は大喜びでした」と語るように、テレビの向こう側だった世界に触れる“本物の警察体験”が、子どもたちの知的好奇心を強く揺さぶりました。
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そして、プロサッカーチーム「ギラヴァンツ北九州」のホームスタジアムでは、プロの選手が試合をする天然芝。憧れの選手が集中力を高めるロッカールーム。プロの試合さながらの作戦会議。もう、気持ちはプロサッカー選手。そして、本気のゲームを展開しました。試合後、インタビューを受けた一人の少年は、「将来は、ミクニワールドスタジアムで、僕はギラヴァンツの選手になって試合をします」と語ってくれました。
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もし、あなたのお子さんがこんな体験をしたら? もし、自社の仕事が、こんな風にこどもの心に火を灯すとしたら? これは、北九州市で生まれた、未来への希望の物語です。
リアルだからこそ、学んだ「仕事の本質」
こどもたちは、華やかなイメージだけではない、仕事の奥深さに触れました。本屋での体験では、静かに本に囲まれているだけでなく、重い本を運んだり、仕分けをしたりと、想像以上の体力仕事であることに驚きの声が上がりました。「本屋さんって、意外と体力がいる」「立ちっぱなしできつい」という素直な感想は、仕事の厳しさを知ったからこその学びです。保育園・幼稚園の体験では、園児と全力で遊ぶ楽しさと同時に、常に安全に気を配る責任の重さを肌で感じたことでしょう。それは、誰かの笑顔や安心のために、見えない場所で汗を流す人がいるという、仕事の厳しくも尊い本質を知る経験でした。体験後には、「この仕事をするにはどんな学校に行ったらいいですか?」といった将来を真剣に考える質問をする姿も見られました。このリアルな体験が、こどもたちの夢や関心を具体化させ、意欲を一層高めるきっかけにもなったことでしょう。
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なぜ、この「まちごと職業体験」が実現できたのか?
そもそも、この「まちごと職業体験」は、受入企業の協力がなければ実現できませんでした。こどもたちが手を伸ばせば、そこには高価な部品や、細かく設定されている機材が数多くあります。万が一、こどもが壊してしまえば、業務全体が止まってしまう危険性もあります。また、保育園や幼稚園で預かっているこどもや、動物園の動物、お店のお客様など「体験」だからでは済まされない相手にも接することになります。
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そもそも、働く現場でこどもを受け入れるということ自体、覚悟がいることなのです。しかし、受入企業の担当者は笑顔でこう話します。「未来を担うこどもたちの育成に貢献できたのなら良かったです。こちらこそありがとうございました。」
ある企業では、「参加したこどもたちに楽しんでもらえるか不安でした」と話しました。ただ受け入れるだけではなく、「どうしたらこどもたちが少しでも楽しく過ごしてもらえるか、有意義な時間になるか」を常に考えている、そのような受入企業・団体のおかげで、多くのこどもたちが貴重な体験をすることができたのです。
「こどもまんなか」の縮図を、まち全体へ
「こういう体験を北九州市で沢山開催してほしい」。アンケートに寄せられたこの声は、多くの市民の期待の表れです。参加したこどもたちの97%が「来年も参加したい」と願っていることも、それを物語っています。
「こどもまんなか」の気持ちを持っている大人の協力によって実現した今回の「まちごと職業体験」は、まさに「こどもまんなか」の縮図でした。こどもたちは「こども」としてではなく、「働くプロの一員」としての時間を過ごすことができました。このリアルな職業体験を通じて得た気づきや感動は、こどもたちの心に強く残っていることでしょう。今後、将来の進路や職業の選択などの人生の岐路に立った時、きっとこの体験が“コンパス”となるはずです。
この一夏の職業体験は、この街が「こどもまんなかcity」としての歩みを進めていることを実感させる取組でした。今後、北九州市全体へと広げ、まちの至るところで「こどもまんなか」のあたたかい空気が生まれる、そんな未来を目指していきます。
本活動の概要
●主催: 北九州市
●目的: 「こどもまんなか」政策の推進、子どもたちのキャリア観育成、地域企業と市民の交流を通じたシビックプライドの醸成
●内容: 市内の協力企業・団体の実際の仕事現場で、社員から直接指導を受けながら仕事を体験するプログラム
●参加者: 市内の小中学生(公募により決定)
●ご協力いただいた企業様(50音順)
到津の森公園、
NHK北九州放送局、
尾倉幼稚園、
株式会社ギラヴァンツ北九州、
株式会社スターフライヤー、
株式会社松末、
キンダーポート保育園、
小倉北警察署、
日本航空株式会社(JAL)、
丸善リバーウォーク北九州店、
安田生花店(全11企業・団体)
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes