Solana バリデータ運用コストを削減するオープンソース SLV、現在必要な Testnet Rollback & Restart メンテナンスに完全対応
ELSOUL LABO B.V.
Solana 公式ガイドで示される数多くの手順を伴うメンテナンス作業を、わずか数コマンドで完了させることが可能
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https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/105962/267/105962-267-ba6e99cb6473ed52bebae10cba3ff5f8-2400x1260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ELSOUL LABO B.V.（本社: オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO: 川崎文武）と Validators DAO は、オープンソースのバリデータ運用基盤「SLV」が、2025年10月1日に Solana 公式から発表された Testnet Rollback & Restart メンテナンスに完全対応いたしました。
Solana Testnet Rollback & Restart の背景
今回のメンテナンスは、Solana Testnet の安定運用を維持するために必要とされるもので、公式ガイドに示された手順に従ってバリデータを再起動することが求められました。公式手順は数多くのステップを伴う複雑なメンテナンス作業となっており、運用者にとって時間的・学習的コストの高い対応が必要でした。
特に Solana Foundation Delegation Program（SFDP）に参加するバリデータにとっては、メインネットと同様のクライアントをテストネットでも正しく動作させることが必須であり、このようなメンテナンスに確実に対応することがステーク補助を受けるための条件にもなっています。そのため、テストネットにおける安定的なメンテナンス対応はバリデータにとって欠かせない要素となっています。
Solana 公式ガイド (2025 10 01 Testnet rollback and restart):
https://github.com/anza-xyz/agave/wiki/2025-10-01-Testnet-rollback-and-restart
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/105962/267/105962-267-27e481e13681d01bbbe5e9df60499762-2400x1260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SLV v0.9.406 による完全自動化対応
SLV は今回のアップデートにおいて、v0.9.406 でこの Testnet Rollback & Restart に完全対応しました。これにより、公式ガイドで示される数多くの手順を伴うメンテナンス作業を、わずか数コマンドで完了させることが可能になっています。運用者はコマンドを順に実行するだけで、アップグレード、スクリプト更新、バージョン更新、ノードの停止・再起動まですべて自動化され、時間的コスト・学習コストを大幅に削減できます。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/105962/267/105962-267-72d48a5368244927d062eeda48667b46-2528x2352.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
これにより、バリデータの開始からメンテナンスに至るまでの一連のプロセスが大幅に簡略化され、これまで手作業に頼っていた複雑な運用が不要になります。毎回のアップデートが簡単に完了する仕組みを提供し続けることで、SLV は Solana バリデータ運用における信頼性と利便性をさらに高めています。
SLV リリースノート v0.9.406:
https://github.com/ValidatorsDAO/slv/releases/tag/v0.9.406
Solana バリデータ減少問題と中央化への対応
SLV が目指すのは単なる効率化ではなく、Solana ネットワーク全体の安定性と分散性の向上です。メンテナンス対応の簡略化により、運用者の負担が軽減され、時間的制約等からバリデータを辞めてしまう人を減らすことにつながります。さらに、ワン・コマンドでのノーダウンタイム移行に対応しているため、高品質なデフォルト運用を維持したまま、ネットワークの分散性を確保することが可能です。
この仕組みは、バリデータが安心して長期的に運用を続けられる環境を整えることで、Solana エコシステムの中央化リスクを軽減し、より強固なネットワーク基盤の構築に貢献します。
ERPC、Validators DAO が解決する課題
- RPC 環境で発生しがちなトランザクション失敗やレイテンシ変動- 多くのインフラプロバイダーによる性能制限- ネットワーク距離が通信品質に与える影響の大きさ- 小規模プロジェクトほど高品質インフラへアクセスしづらい状況
私達は、オープンソース開発を支援する Solana NFT カードゲームプロジェクト Epics DAO の開発過程で、高品質かつ高速な Solana 開発環境が容易に手に入らないという課題に直面しました。そこで独自のプラットフォームを構築し、その知見を基盤として ERPC や SLV を提供しています。
金融分野のアプリケーションは特にミッションクリティカルであり、遅延やエラーは直接ユーザー体験に響きます。分散したバリデータや Web3 特有の仕組みが重なり合う Solana 開発では全体像の把握が難しく、多くのプロジェクトが遅延や不安定さに悩まされてきました。
私達は必要とされる高性能な開発基盤を提供し、Solana エコシステム全体の開発体験向上とユーザー体験向上に貢献していきます。ERPC も SLV も、その一環として位置付けています。
- ERPC公式サイト:
https://erpc.global/ja - SLV公式サイト:
https://slv.dev/ja - elSOL公式サイト:
https://elsol.app/ja - Epics DAO公式サイト:
https://epics.dev/ja - Validators DAO公式Discord:
https://discord.gg/C7ZQSrCkYR プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
