北の森のハーブ「ヤナギラン」のオートファジー活性機能についての最新研究論文が学術誌『薬学雑誌(Yakugaku Zasshi)』に採択ー細胞単位での若返り効果に期待
AL-FOODS株式会社
― ヤナギラン抽出物の細胞の“再生機構”オートファジー活性化を確認。夜間頻尿・睡眠・美容まで、QOLを一貫して後押し ―
AL-FOODS株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：吉村 亮太）は、ヤナギラン（学名 Epilobium angustifolium）抽出物に関する研究論文が日本薬学会の学術誌『Yakugaku Zasshi（薬学雑誌）』に査読を経て採択されたことをお知らせします。
本研究では、主要成分「エノテインB」を含むヤナギラン抽出物がヒト細胞におけるオートファジー（細胞の不要物を除去し再生を促す仕組み）を有意に活性化することを確認しました。さらに既報のヒト臨床・試験では、夜間排尿回数や睡眠の質、美肌指標の改善といった生活の質（QOL）に関わる効果も示されています。
背景｜「自然再生の象徴」を人の細胞へ
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高山・寒冷地に咲くヤナギラン
ヤナギラン（学名 Epilobium angustifolium）は、火災跡地や荒地に最初に芽吹く“パイオニア植物”として、欧米では「Fireweed（ファイヤーウィード）」とも呼ばれ、自然再生の象徴として親しまれてきました。伝承的にはロシアの「イヴァン茶」など飲用・外用の歴史があり、現代の研究で抗炎症・抗酸化作用が報告されています。今回、私たちはこの“再生力”が人の細胞にも波及しうる可能性を、オートファジー活性化という形で明確に示しました。
研究概要｜細胞からQOLまで一貫したエビデンス
■ 細胞レベル（in vitro）：
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オートファジー活性評価試験について
・tfLC3安定発現HeLa細胞を用いた評価で、ヤナギラン抽出物0.01 mg/mLおよび0.05 mg/mLにて、オートファジー活性が有意に上昇（p＜0.05）。
■ ヒトでの知見（既報・独自試験）：
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ヒト臨床試験結果の一例
・夜間頻尿：イタリア人男性を対象とした臨床で、夜間排尿回数が有意に減少（p＜0.05）。
・睡眠の質：日本人男女で睡眠関連指標に改善を確認。
・美容（肌）：日本人男女の単群試験で、肌弾力・保湿スコアの向上を確認（論文化準備中）。
これらの結果は、「細胞の再生機構の活性化」から「夜間頻尿・睡眠・美容」といったQOL指標まで、ヤナギラン抽出物が“再生”を一貫して後押しする素材であることを示唆します。
今後の展望
・一般社団法人 日本オートファジーコンソーシアムの原料ポジティブリスト登録審査を進行中。
・炎症・酸化ストレスなどの客観指標を用いた追加ヒト試験を計画。海外展開、エイジングケア／メンタルケア領域への応用も視野に入れます。
開発責任者コメント
「ヤナギランは荒れた大地を蘇らせる植物です。今回の論文採択は、人の細胞にも“再生の力”を届けられる可能性を示しました。夜間頻尿や睡眠、肌のハリなど、現代人のQOL課題に応える新しい自然由来素材として、研究の深化とグローバル発信を加速させます。」(AL-FOODS(株) 開発責任者：向井勇樹)
論文情報
・誌名：Yakugaku Zasshi（薬学雑誌）
・題名：エノテインB含有ヤナギラン抽出物のオートファジーへ及ぼす影響
・DOI：
https://doi.org/10.1248/yakushi.25-00091
参考情報・用語解説
・オートファジー：細胞内の老廃物や損傷物質を分解・再利用し、恒常性維持やダメージ修復を担う基本機構。今回、ヤナギラン抽出物がこの機構を活性化することをヒト細胞で確認。
・エノテインB：ヤナギランの主成分の一つ。ポリフェノールの一種で、今回の活性化作用の鍵成分として言及。
・ヤナギラン（Epilobium angustifolium）：欧米ではFireweedとして知られる多年草。自然再生の象徴として各地に自生し、飲用・外用などの伝承利用がある。
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
