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尿中エクソソーム由来マイクロRNA解析の信頼性を裏付ける研究成果が学術誌「Scientific Reports」に掲載

Craif株式会社

尿中エクソソーム由来マイクロRNA解析の信頼性を裏付

~採尿日・時間によらず安定したプロファイルを確認~


 Craif株式会社(所在地:東京都新宿区、CEO:小野瀬 隆一、以下Craif)は尿中エクソソーム由来マイクロRNA(miRNA)の解析に関する研究成果を学術誌「Scientific Reports」に発表しました。

 本研究では、健康成人の尿を用いて、尿濃縮度や採尿日・時間が尿中エクソソーム由来のマイクロRNA解析に与える影響を詳細に調べ、十分なマイクロRNA量が得られれば採尿時間や採尿日・時間に関わらず尿中マイクロRNAのプロファイルが安定していることが示されました。これは、尿中マイクロRNAをがんなどの疾患予測バイオマーカーとして応用する際の信頼性向上に寄与する重要な知見であり、Craifのマイシグナルシリーズが採尿条件にかかわらず安定して高い再現性を実現していることを裏付けるものです。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41883/330/41883-330-3a65acf7581273597913c15b928eeead-1512x872.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 研究成果のポイント
- 尿濃縮度とマイクロRNA量の関係を解明尿の濃縮度が高いサンプルほど、エクソソーム由来のマイクロRNA量が多く得られることを示しました。- 採尿日・時間に左右されないプロファイルの頑健性十分なマイクロRNA量を含むサンプルであれば、採尿日・時間にかかわらず、個人ごとのマイクロRNAプロファイルは再現性高く、かつ安定して得られることを明らかにしました。- 豊富なマイクロRNA量を確保するための条件の提案早朝尿や、前回排尿から200分以上経過した尿、または前回排尿から200分以内でも200 mL以下の尿では、特に多くのマイクロRNAが得られることを示しました。
■ 研究概要
 尿中エクソソーム由来マイクロRNAは、がんなど多くの病態予測に有望な非侵襲的バイオマーカーとして注目されています。しかし、尿は採取条件や水分摂取量によって濃縮度が変動しやすく、得られるマイクロRNA量のばらつきが課題とされてきました。

本研究では、健康成人6名を対象に3日間連続で尿を採取し、エクソソーム由来マイクロRNAの網羅的解析を実施しました。あわせて、尿量・比重・尿中クレアチニン濃度などの尿性状との関連を統計的に評価しました。その結果、尿の濃縮度がマイクロRNA量を大きく左右する一方で、十分なマイクロRNA量が確保されていれば、マイクロRNAのプロファイル自体は日内・日間変動や食事・運動・入浴等の影響をほとんど受けないことを明らかにしました。
■意義
 本成果は、尿中マイクロRNAを用いたがんスクリーニングや疾患予測モデルの開発にあたり、採尿条件の標準化を支える重要な知見です。さらに、尿中マイクロRNAプロファイルが日内変動や採尿日の違いに対しても安定していることを示し、疾患予測バイオマーカーとしての信頼性を裏付ける結果となりました。
Craifのマイシグナルシリーズでは、十分なマイクロRNA量の確保と厳密な基準に基づく品質管理を行っています。本成果は、その仕組みにより採尿条件が異なっても常に安定した判定結果を提供できることを示しています。
■ 用語説明
・マイクロRNA(miRNA):遺伝子発現を制御する短いRNA分子で、がんの診断・予後予測マーカーとして注目されている。
■ 論文情報
掲載誌:Scientific Reports
論文タイトル:Robustness of urinary extracellular vesicle-derived miRNA profiles over multiple days and the impact of urine concentration
著者:Atsushi Satomura, Yoriko Ando, Motoki Mikami, Mika Mizunuma, Yuki Ichikawa
■ Craifについて
 Craif(クライフ)は、がん早期発見に取り組む2018年創業のバイオAIスタートアップです。尿をはじめとする体液から、DNAやマイクロRNAなど多様なバイオマーカーを高精度に検出する独自の解析技術基盤「NANO IP(R)︎(NANO Intelligence Platform)」とAI技術を融合し、がんの超早期発見・早期治療・早期復帰を可能にする革新的な検査を開発しています。バイオテクノロジーとAIの力を社会に広く届けることで、当社のビジョンである「人々が天寿を全うする社会の実現」を推進します。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀬 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がん検査「マイシグナルシリーズ」の提供
本社:東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL iidabashi B1F
URL:https://craif.com/

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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