保育×防災の新常識きみとかにプロジェクト始動!命を守る合言葉を、保育士とともに全国へ
一般社団法人保育の寺子屋

災害時に子どもが自ら命を守る行動をとれるように──保育士の知恵から生まれた“合言葉”を全国に広げるため、クラウドファンディングに挑戦中です。
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防災の合言葉「きみとかに」がすべての人のいのちの共通言語になるために
ー保育者・教育関係者・子育て世代・防災に関心のあるすべての方へー
防災の合言葉「きみとかに」が、すべての人にとって命を守る共通の言語となることを目的とし、2025年9月30日から11月22日まで、クラウドファンディングサイト『READY FOR』にて募集を行います。
クラウドファンディング詳細はこちら
https://readyfor.jp/projects/kimitokani-hoikubousai
一般社団法人保育の寺子屋(代表理事:藤實智子)は、保育士が考案した“命を守る合言葉”を全国の保育現場に届けるため、教材の制作とイベントの開催を目的としたクラウドファンディングのプロジェクトをREADYFORにて開始いたしました。目標金額は100万円、2025年11月22日まで支援を受け付けています。
災害大国・日本において、保育園での防災力には大きな差があります。
避難訓練や備蓄の有無、保育者の判断力や子どもへの伝え方──それらは、体系的な学びや支援の仕組みが整っておらず、現場独自の工夫に依存しているのが実情です。
このような状況の中で、保育現場では「おかしもち」といった合言葉が使われていますが、幼児には抽象的で伝わりづらく、実際の行動につながらないという声も多く聞かれます。
保育者自身も「どう守ればいいのか分からない」「自分も不安」と感じながら、命を預かる責任を日々背負っているのが現状です。
さらに近年では、“不適切保育”という言葉ばかりが取り上げられ、保育者たちの努力や葛藤が見えづらくなっています。現場では、子どもを守りたいという思いを持ちながらも、制度や環境の制約の中で、生き生きとした保育が難しくなっている保育士が少なくありません。
こうした背景を踏まえ、現場を深く理解する保育士たちとともに、子どもにも大人にも“伝わる言葉”を軸にした新たな防災教育を生み出す取り組みが始まりました。命を守る力を育むだけでなく、保育者が誇りを持って子どもを守り、安心して保育ができる環境を社会に根づかせることを目指しています。
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保育士たちと笑顔でつながるオンライン企画会議。毎回様々なアイデアが飛び交います。
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災害時に取るべき行動を5つの言葉で表現した合言葉「きみとかに」
「きみとかに」は、災害時に子どもが自ら命を守るための行動を、保育者が日常の保育の中で伝えられるように設計された“命を守る合言葉”です。
そのステップは、『きく』『みる』『とまる』『かんがえる』『にげる』。
「きみとかに」は、子どもが自分で考え、動ける力を育む“肯定の言葉”です。
抽象的な命令ではなく、状況を理解し、行動を選ぶ力を育てることを目指しています。
保育者が日常の保育の中で繰り返し伝えることで、子どもたちは災害時にも落ち着いて行動できるようになります。
また、保育者自身もこの言葉を使うことで、冷静な判断と行動につながり、現場の防災力を高めることができます。
「きみとかに」プロジェクトでは、保育者と子どもがともに命を守る力を育むための教材づくりと体験の場づくりを進めています。クラウドファンディングで集まった資金は、紙芝居・カードゲーム・手遊び歌と体操の制作、そして来年1月31日に都内で開催する体験型防災イベントの実施に活用します。
イベントでは、紙芝居の読み聞かせ、防災体操の体験、保育者によるトークセッションなどを予定しています。保育者・保護者・子どもたちが一緒に参加できる体験型の場です。
それぞれの取り組みの内容と資金の使い道は、以下の通りです。
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/170640/table/1_1_8135bcab9c3894a357de116bf7ca5141.jpg?v=202510071216 ]
2025年8月より、「きみとかに」を園内研修やSNSを通じて紹介した結果、多くの保育者から反響が寄せられました。
現場で日々子どもと向き合う保育者たちの声には、この言葉の力と必要性がにじみ出ています。
- 肯定の合言葉いいと思います!来月の参観で、クラスの親子と共有したいと思っています!- 子どもたち自身の身の守り方、すごくわかりやすいですね。パニックになりそうな大人にも言える事だと思いました。- 「おはしも」が全て否定形であること、個人的にこどもの頃から気になっていました。私と同じように思っていた方たちがいることを嬉しく思いました。現場で広めていきたいです。
一般社団法人保育の寺子屋は、「保育に関わるすべての人に安心と安全を」を理念に掲げ、保育防災コンサルタント(R)として、保育現場に特化した防災教育と仕組みづくりを行っています。元消防士であり保育園園長の経験を持つ代表(藤實智子)が、現場の経験をもとに、保育現場の“当たり前”を見直し、保育者が自信を持って子どもたちを守れる社会の実現に向けて、保育防災の普及及び教材開発・園内研修・保育防災スペシャリスト認定資格(商標登録出願中)の開催など多面的な活動を展開しています。
【会社概要】
社名:一般社団法人保育の寺子屋
本社所在地:神奈川県横浜市鶴見区下末吉5-12-17
代表理事:藤實智子
設立:2019年6月3日
事業内容:・ 保育施設への防災コンサルティング(防災マニュアル・施設の安全対策見直し支援等)
・ 園内研修の企画・講師派遣(保育者向けの実践的な防災研修)
・ 保育関係者向け防災講演会への登壇(自治体主催の研修会等での登壇実績あり)
HP:
https://hoikubousai.com/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes