アスファルトプラント最大手・日工が「SFプロトタイピング」で描く!『道路インフラと防災の未来』をテーマにしたSF小説を公開
日工株式会社

~みち・まちの未来を共創するプラットフォーム構想の実現へ向けた第一歩 ~
日工株式会社(本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:中山 知巳 証券コード:6306以下、「日工」)は、道路インフラと防災の未来をテーマにしたSF小説「明日のアスファルト」を特設Webサイトで公開しました。
本作品は、日工が従来の延長線上にはない未来像を構想し、道路インフラの可能性を探求することで、持続可能な社会と新しい事業領域の開拓を目指すために 2024年に実施した「SFプロトタイピング*1プロジェクト」を元に「SF思考」の第一人者である宮本道人氏(作家/筑波大学産学連携准教授)によって執筆されました。
日工は本プロジェクトを通じて、多様なステークホルダーとの対話・共創=コラボレーションを促進し、持続可能な社会の実現と新たな事業領域の開拓を目指してまいります。
特設Webサイト:
https://www.nikko-net.co.jp/sf-prototyping/
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81441/66/81441-66-54c35872b33498cfa55863954840ef74-1548x680.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
*1 SFプロトタイピング:「SF(サイエンスフィクション)」と「プロトタイピング(試作)」を組み合わせた思考法。既定路線ではない「斜め上」の未来を物語として具体化し、それを起点に議論することで革新的なアイデアやビジョンを生み出す手法です。既存の枠組みにとらわれない自由な発想を促し、新しいサービスやビジネスのヒントを得られるだけでなく、異業種や専門外の人々も巻き込む「共創」や、対話的コミュニケーションのツールとしても注目されています。
■取組の背景と目的
道路インフラの課題を解決するための、業界全体の対話・共創を推進
日工は、アスファルトプラント国内トップメーカーとして、これまで道路インフラを支えてまいりました。道路インフラは人々の生活に不可欠な社会基盤であるにもかかわらず、老朽化、人手不足、気候変動リスクといった多くの課題に直面しています。これらの課題を乗り越えるには、道路関連企業や自治体だけでなく、異業種や地域社会を含む多様なステークホルダーが連携し、ともに支え合う仕組みづくりが不可欠です。
私たち日工は、単なるメーカーに留まらず、業界全体のコラボレーションの推進者となることを自らの使命と考えています。その実現に向けた第一歩として、従来予想の一歩先を行く未来像を構想し、道路インフラの可能性を探求することを目的に「SFプロトタイピング」を用いた未来像の構想に取り組んでまいりました。このたび公開する小説「明日のアスファルト」では、多様なステークホルダーによって実現する道路インフラと防災の未来の様子が描かれています。
当社は、SF的な想像力を単なる空想ではなく、当社のビジョンを象徴するシンボルとしてロードマップの到達点に据えることで、目指す方向性を鮮明にし、業界を超えた対話と共創の起点としたいと考えています。
■小説「明日のアスファルト」について
2050年代の明石を舞台に、道路インフラと人々の共生する未来社会を描いた土木SFエンターテインメント。災害に立ち向かう<アス&コン世代>の若者たちが活躍し、自然と人工、機械と人間が調和する社会像を描いています。
作家 宮本道人(みやもと・どうじん)氏
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81441/66/81441-66-e1f055f934ec156371c08a063c908dff-615x618.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
虚構学者、応用小説家、SF戦略コンサルタント。株式会社SF実装研究所代表取締役、筑波大学産学連携准教授、東京科学大学特任准教授。博士(理学、東京大学)。フィクションと科学技術を組み合わせる手法を研究し、様々な企業の未来共創企画を監修。著書・編著に『古びた未来をどう壊す?』『SF思考』『SFプロトタイピング』『外来種がいなくなったらどうなるの?』など。
■今後の構想
共創プラットフォーム「未来インフラ共創会議」の立ち上げへ
本小説で描かれた未来像は、一社単独で実現することは困難であり、道路インフラに関わる多様なステークホルダーとの共創=コラボレーションが欠かせません。日工では「未来の社会インフラ・サービスプロバイダー」へと自らを変革し、多様な知と技術を結集するハブとなることで、【一歩先を行く、道路インフラと防災の未来】の実現を目指しています。
今回のSFプロトタイピングプロジェクトもその一環であり、今後、情報共有および社会実装のプラットフォームの立ち上げや異業種間でのワークショップの共催など、共創活動の拡大を予定しています。
本構想の今後の進捗については、当社公式Webサイト等で順次お伝えしていく予定です。
▶想定している共創パートナー様
自治体・行政関係者、民間企業(建設、不動産、IT、エネルギー、みち・まちに関連する各種製品/サービス)、大学・研究機関、スタートアップ、市民・NPOなど
■日工株式会社 会社概要
1919年、世界的商社であった鈴木商店関係者により創業。 スコップなどの工具製作からはじまり、今日は日本のインフラを支えるプラント機械メーカーとして事業展開を行っており、アスファルトプラントの国内シェアは約80%に上ります。『世界を、強くやさしい街に。』をビジョンに掲げ、空港などの巨大インフラから生活道路まで皆様のまちづくりのお手伝いをしています。
社 名 日工株式会社
社 長 中山 知巳
本 社 兵庫県明石市大久保町江井島1013番地の1
創 業 1919年8月13日
事業内容 アスファルト及びコンクリート事業、環境関連事業、モバイル関連事業
URL
https://www.nikko-net.co.jp
日工公式note
https://note.com/nikkouhou/
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes