【賃貸物件の隣人トラブルランキング】経験者500人アンケート調査
株式会社AlbaLink

賃貸物件の隣人トラブルに関する意識調査
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、賃貸物件に住んだことがある500人を対象に「賃貸物件の隣人トラブルに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は「訳あり物件買取ナビ」にて公開。(
https://albalink.co.jp/realestate/rental-property-troubles/ )
賃貸物件に住んでいると、思わぬ隣人トラブルを体験することもあります。隣人に迷惑をかけられることもあれば、自分が隣人にとってのストレス源になってしまうことも。
今回、株式会社AlbaLink(
https://albalink.co.jp/)が運営する訳あり物件買取ナビ(
https://albalink.co.jp/realestate/)は、賃貸物件に住んだことがある500人を対象に「賃貸物件の隣人トラブル」についてアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
調査対象:賃貸物件に住んだことがある人
調査期間:2025年9月30日~10月1日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性358人/男性142人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 18.4%/30代 39.4%/40代 24.8%/50代 13.8%/60代以上 3.2%
【調査結果サマリー】
・賃貸物件で隣人トラブルに巻き込まれたことがある人は63.0%
・賃貸物件の隣人トラブル1位は「隣人の出す音がうるさい」
・隣人トラブルが起こりやすい賃貸物件の特徴は「防音性能が低い」
賃貸物件で隣人トラブルに巻き込まれたことがある人は63.0%
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55654/279/55654-279-def9dc675ea22cf2740d6ec0c65d8e61-700x449.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
賃貸物件に住んだことがある500人のうち、隣人トラブルに巻き込まれたことがあると回答した人は63.0%でした。
賃貸物件には戸建てタイプもありますが、戸数としてはマンションやアパートなどの集合住宅タイプが多くなっています。集合住宅だと隣戸との距離が近く、エレベーターや廊下なども一緒に使うことになりますね。隣人との接触が増えるため、トラブルも起きやすいのだと推測できます。
賃貸物件の隣人トラブル1位は「隣人の出す音がうるさい」
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55654/279/55654-279-d6bbd459f41af7042138f2b00a5ebe50-700x502.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実際に賃貸物件で経験した隣人トラブルを聞いたところ、ダントツは「隣人の出す音がうるさい(45.6%)」でした。2位以下はかなり差が開いて、2位「クレームを入れられた(5.8%)」、3位「ゴミに関するマナーが悪い(4.0%)」、4位「隣家からの臭い(3.2%)」、5位「壁を叩かれた(2.8%)」でした。
賃貸物件での隣人トラブルは「音」に関するものが圧倒的に多く、他のトラブル要因を大きく引き離していることがわかります。
また騒音やゴミ出しなどは「賃貸物件・集合住宅に住まううえでのマナー」に関する問題でもあります。
<1位 隣人の出す音がうるさい>
・子どもが夜中まで走り回ったり叫び声をあげたりして眠れなかった。また海外の人が隣の部屋に住んでいたときは、平日でも朝までパーティーをしていた。「音楽」「笑い声」「何かが割れる音」「踊っているような音」が聞こえて、寝不足になった(20代 女性)
・深夜の騒音。若い子たちが夜集まって飲み会を頻繁にしていた。管理会社に苦情を入れたが、一度収まってもまた騒音が起きたり、別の部屋でも同様なことが起きたりしていた(30代 女性)
・隣人が早朝に目覚ましを30分以上鳴らしっぱなしにしていた。壁を叩いたら逆ギレされ、危うく口論に発展するところだった(30代 男性)
生活音などは気をつけていても避けがたい面があり、トラブルになりやすいと推測できます。壁や床・天井を複数世帯で共有しているわけですから、建材を通して、どうしても音が伝わってしまうのですね。
出している側にとっては大したことがないように思えても、受け取る側にとっては睡眠を妨げたり不安感を強めたりと、大きなストレスになります。とくに夜間や早朝などに騒がれたり音楽を流されたりすると、生活リズムを乱されることにつながり、体調不良などの深刻な影響を受ける可能性も。
管理会社に相談したり隣人に直接伝えたりしても解決に至らず、ストレスを深めた人もいました。
<2位 クレームを入れられた>
・隣人がとても神経質で、些細なことでも苦情を言われた。音が反響しやすいマンションだったので、私の部屋からではない音に関しても苦情を言われて、とても不快だった(30代 女性)
・挨拶の声が小さいと怒鳴りこまれた(40代 女性)
・子どもが赤ちゃんの頃に夜泣きが酷く、隣人から苦情の手紙や嫌がらせが頻発した(40代 男性)
クレームの内容としては騒音に関するものが多く挙げられ、他に駐輪場の使い方などもありました。
自分に非があれば謝罪して反省するのでしょうが、「身に覚えのないクレームを入れられて困った」「些細なことがクレームになり戸惑った」という人も多くなっています。また子どもの夜泣きなど、なかなか解決できないことを指摘されると対応に困ってしまいますね。
隣人からのクレームや叱責が続くと、委縮しながら生活することになってしまい、過度に気を使いすぎる窮屈な暮らしになると推測できます。
<3位 ゴミに関するマナーが悪い>
・ベランダの隙間から、大量の空き缶ゴミが転がってきた(30代 女性)
・ゴミ出しのルールが守られず、注意しても聞いてもらえませんでした(40代 女性)
・ゴミの放置(50代 男性)
収集日や分別を守らないなど、ゴミ出しに関するマナー違反が多く挙げられています。他には「ゴミを共用部に放置する」「隣人のゴミが自分のエリアに入ってくる」なども挙げられました。
ゴミのルールが守られないと異臭や害虫発生の原因になり、建物内が不潔になってしまうので、きちんとマナーを守っている住人は不快感を覚えます。またゴミが自分のベランダに入ってくるような場合には、より直接的で身近な被害が発生しており、強いストレスを感じやすいと考えられます。
<4位 隣家からの臭い>
・隣人がベランダで吸うタバコの匂いが、干している洗濯物につく(20代 女性)
・寒い時期に入居し、しばらくして少し暖かくなると、共用部に異臭がするようになった。異臭の元になる部屋の扉が少し開いており、中を見るとゴミで埋まっていた(40代 女性)
・ほぼ毎日、決まった時間に洗濯機の音が聞こえ出し、洗剤の匂いが部屋に漂ってくる。音はまだいいが、気分が悪くなるほど臭いが強く、流入経路もわからず困った(50代 男性)
隣家からの臭いはガードしにくいのがやっかいです。
ゴミやタバコの臭いが嫌だという人はもちろん、洗濯に使われる洗剤や柔軟剤の臭いが強すぎて困っている人もいました。ストレスになる臭いが長期的に続くことで、気分が悪くなってしまった例も。
洗剤の臭いなどは、個人の嗜好に根ざしているため、臭いの元になっている人は「自分では普通」と思っており、周囲の迷惑に気づいていない可能性があります。
<5位 壁を叩かれた>
・1階に住んでいて、きゅうりを切るトンという音だけで、2階からドン!とやり返されていた(20代 女性)
・ちょっとした生活音を出すと、隣からドンドンと壁を叩かれた(30代 男性)
・左隣の人が大きなボリュームで音楽をかけていたら、右隣の人が怒ってしまい、私の家に向かって何度も壁を叩かれた(30代 女性)
隣人から威圧的な行為を受けて、怖い思いをした人もいます。調理をしている音など、明らかな迷惑行為や騒音とは言えないようなケースでも、壁や天井・床を叩かれた例がありました。
勘違いで叩かれたケースや、「騒音について管理会社に相談したら、報復として壁を叩かれた」など、理不尽な思いをすることも。注意や話し合いで解決するのではなく威圧的な行動で苛立ちを示すと、圧迫を受けたと感じる人もいて、壁の叩き合いなどさらなるトラブルにつながりかねません。
隣人トラブルが起こりやすい賃貸物件の特徴は「防音性能が低い」
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55654/279/55654-279-f0a81127eec6f018a8fd79f6d1b8af70-700x503.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「隣人トラブルが起こりやすい賃貸物件の特徴」を聞いたところ、1位は「防音性能が低い(63.2%)」、2位は「家賃が安い(30.6%)」でした。3位「入れ替わりが激しい(7.6%)」、4位「共用部が汚い(7.4%)」、5位「築年数が古い(6.6%)」が続きます。
隣人トラブルが起こりやすい物件の特徴は、大きく「建物の質」と「住む人や管理の状況」にわけられます。
<1位 防音性能が低い>
・壁が薄いのは本当に隣人トラブルの元になると思います。以前壁が薄い部屋で暮らしていたときは、隣人の咳が聞こえてくるレベルで薄かったです。お互いに気をつけて生活していたためか、トラブルに発展することはなかったですが、神経質な人や生活リズムが不規則な人は慎重に選ぶべきだと思います(30代 女性)
・壁が薄い賃貸はトラブルが発生する可能性も高いのでは、と感じました。友人が集合住宅に住んでいたとき、上階の生活音がとても響いてきたそうで、話し合いになったと聞きました(40代 女性)
・壁が薄い。そのため隣の生活音が響く(60代以上 男性)
賃貸物件では騒音トラブルが多いことから、防音性の低い建物はトラブルのリスクが高くなります。「咳」「目覚ましアラーム」「トイレを流す音」などの一般的な生活音が聞こえるほど壁が薄いと、普通に生活しているだけでもうるさいと言われかねません。
気をつけて生活していても、「夜勤がある」「帰りが遅い」などで静かな時間帯に音を出してしまうことはあります。隣人とのトラブルを避けるため、賃貸物件にはある程度の防音性を求める人も多くなりました。
<2位 家賃が安い>
・やはり家賃が安いことだと思う。Wi-Fiと水道込みで23,000円の物件で、トラブルを経験した。高級アパートに少し滞在したときは、「金持ち喧嘩せず」の言葉通りまったく雰囲気が違った(20代 男性)
・お得な物件もありますが、家賃が安いと壁の薄さが悩みになる可能性が高いと思っています(30代 男性)
・立地条件の割には、家賃が安かったです。そのせいか他人の駐車場に車を停める住人もいて、トラブルになっていました。ただ大家さんも他人のゴミ袋に自分のゴミを入れるような人だったので、「似たようなタイプが集まるのかなぁ」と感じました(40代 女性)
賃貸物件を選ぶうえで、家賃の安さは大きな魅力です。ただし、家賃の安さはトラブルのリスク要因になると考えている人も多くなりました。
理由としてはまず、安い物件は建築コストを抑えており防音設備が不十分なため、騒音トラブルが起こりやすいことが挙げられます。
自身の体験やイメージから、家賃が安い物件にはモラルやマナーのレベルが低い人も多いと思っている人もいました。もちろん家賃を抑えながら丁寧な暮らしをしている人も多いので、「家賃の安い物件の入居者が、全員トラブルを起こす」というわけではありません。
<3位 入れ替わりが激しい>
・短期間での入れ替わり。築年数が3年程なのに私の前に2人も退去していたので、長く住めない場所なのだと思う(30代 女性)
・入居者の入れ替わりが激しい物件は生活環境が安定しづらく、騒音やゴミ出しルール違反などの問題が起きやすいと感じます(30代 女性)
・入れ替わりが激しく、後腐れがない(40代 女性)
まず「トラブルが多くて住みにくいから、入居者が定着せずに入れ替わりが激しくなる」という視点があります。そのため、募集されている戸数が多い物件は警戒するという人も。
また短期入居を前提にしている人が多いと、いわば「旅の恥はかき捨て」のような意識で、マナーを守らない人が増えそうだという危惧も寄せられています。入れ替わりが激しいと住人同士の関係性も希薄になりがちなので、住人みんなで物件をきれいに使おうという意識も育ちにくいと考えられます。
<4位 共用部が汚い>
・ゴミ置き場のゴミが散乱していたり、お酒のボトルや缶がたくさんあったりする物件は、トラブルが起きやすいと思った(30代 女性)
・収集日や分別のルールが守られず、ゴミステーションが散らかっていること(40代 女性)
・廊下にゴミが散らかっている(60代以上 男性)
住人の意識や管理体制の充実ぶりは、ゴミステーションや駐輪場などに表れるとされています。例えば「ゴミステーションが荒れている」「駐輪場やポストが乱雑」「廊下に私物が置きっぱなし」といった物件では、住人のモラル低下が疑われます。
誰かが共用部を散らかし、掃除も片付けもされず放置されていると、「この物件では何をしても大丈夫」「他の人もやってるから、自分もいいでしょ」という空気になり、モラルの低下を招きかねません。
反対に共用部がきれいに保たれているだけで「きちんとした住人が多い」「管理会社や管理人が適切に手入れしている」という安心感につながります。
<5位 築年数が古い>
・築年数が古く、音が漏れやすい建物はトラブルが起きやすいと思います(20代 男性)
・築年数が古く、設備が劣化している物件(40代 男性)
・古い建物。老朽化による「建物自体の不備」を、住人のせいにされることがあった(40代 女性)
築年数の古さは、建物の性能や設備の劣化に直結します。アンケートでは水漏れが原因で隣人トラブルになった例もあり、トイレやお風呂などの水回り設備が劣化していると、トラブルのリスクも増すと言えます。
また古い物件では、壁の材質などが最新のものではなく、防音性能が低いことも。古いことによる住宅性能の低さが、トラブルにつながることもあるとわかりました。
<6位 外国人が多い>
・外国人など、文化の違う人が住んでいる(30代 女性)
・外国人が多い賃貸。親戚宅の近くにある賃貸がまさに当てはまります。日本語が不得意かまったく通じない人が多いので、注意してもわかってもらえない(30代 男性)
・人によるし仕方ない部分もありますが、外国の人が住んでいると文化の違いでトラブルは起こりやすいかも(40代 女性)
外国人入居者が多い賃貸物件では、文化や生活習慣の違いにより、トラブルにつながることもあります。例えば「ゴミ出しルールの理解度」や「騒音に関する感覚」が異なる場合、外国人入居者側に悪気がなくても、日本人入居者には違反や迷惑行為と受け止められやすいのですね。
言葉が通じにくいと注意や話し合いもスムーズにできないため、問題が解決できずにストレスの火種がくすぶり続けると推測できます。
もちろん外国人でもルールやマナーを理解して住んでいる人はいますので、「外国人入居者は全員トラブルの原因になる」というわけではありません。
<7位 若年層が多い>
・若い人が多く住んでいる(20代 女性)
・大学が近くにあるなど学生が住みやすい地域は、学生の入居率が高いため、騒音のトラブルが多い印象(30代 男性)
・学生アパートは入れ替わりが激しく、家賃も安いので、ある程度の騒音などは仕方がないと感じました(30代 女性)
「夜に友達同士が集まって騒ぐ」「生活リズムが不規則」といった理由で、学生など若者の多い物件でのトラブルを心配している人もいました。生活スタイルのずれにより、騒音トラブルにつながりやすいのですね。
また学生が多いと必然的に数年単位で入居者が入れ替わっていくため、住人同士の関係が希薄になり、お互いにマナーを守りながら気を使って住む関係が築かれにくいとも考えられます。
<8位 管理体制がずさん>
・管理会社の対応が遅い場合、トラブルが長引く原因になる(30代 女性)
・管理会社の手入れが行き届いていない物件だと、住まい方が丁寧でない入居者も多くなるイメージ。そのため隣人トラブルにつながる出来事が起こりやすいのではないかと感じます(40代 女性)
・管理会社がしっかりしていないところは、トラブルが起こりやすい(50代 女性)
管理体制がずさんだと、共用部が汚くなり、住人のモラル低下を招き、隣人トラブルにつながることがあります。また、いざ隣人トラブルが起きたときに対応が不十分だったり遅くなったりして、トラブルを長引かせてこじれさせる可能性も。
「管理会社が対応してくれないから、当事者同士で直接話し合うしかない」となると、入居者同士の対立を招き、感情的な争いに発展することも考えられます。
まとめ
隣人トラブルの多くが「音」や「生活マナー」を原因として発生しています。
音は注意していても発生してしまうため、防音性能の低い賃貸物件に住むと、誰でも隣人トラブルに巻き込まれる可能性はあります。また隣人と自分の許容できる範囲が違ったり、生活リズムが自分と違ったりすると、トラブルになったりストレスを感じたりしやすいです。
そのためトラブルを避けるためには、建物の防音性能だけではなく「どんな人が住んでいるか」も重要。どんな人が住んでいるか見極めるために、立地、家賃、共用部の状況を参考している人も多くなりました。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:
https://albalink.co.jp/realestate/rental-property-troubles/
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株式会社AlbaLinkについて
AlbaLinkは、「事業を通じて未来をつなぐ」をコンセプトに、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社です。事故物件、共有持分、空き家、底地借地など権利関係の難しい物件などをメインに取り扱い、不動産問題に悩むすべての方に手を差し伸べます。
会社概要
会社名:株式会社AlbaLink
代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
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https://albalink.co.jp/company/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes