食の未来を担う人材を応援!シュゼット財団奨学生認定式を開催しました
株式会社シュゼット・ホールディングス

~ 洋菓子文化の発展と生活文化の充実をめざして ~
一般財団法人シュゼット財団は、2025年度奨学生認定式を、2025年10月4日(土)に兵庫県西宮市で執り行いました。今回で7期目となる本年度は、1期目と同様に15名の奨学生が選出されました。
この法人は、菓子・食品業界の発展や人材育成を通じて、お菓子文化と生活文化の充実に貢献することを目的に、2019年2月に設立されました。製菓または調理業界に関心を持つ国内の専門学校生に対し、奨学金を給付し学びを支援することで、将来的に業界で活躍する人材の育成に継続して取り組んでおり、ここまで102名を奨学生として認定し支援してきました。
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2025年度奨学生認定式
奨学生の活躍事例1. 高師七海さん
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高師七海さん
卒業生の高師七海さんは、ふるさとを「食」で盛り上げたいという強い想いから、「農家レストラン」の開業を目標に掲げてきました。その夢の実現に向けて、製菓調理師学校への進学を決意し、シュゼット奨学金にエントリー。想いが評価され、2023年に支援対象として選ばれました。
入学後は勉学に励むとともに、調理技術だけでなく、経営力や情報発信力も必要だと考え、在学中から開業準備をスタート。卒業からわずか3か月後の2025年7月18日には、コワーキングスペース「ぺんぎんLounge」を開業されました。このスペースでは、大学生や社会人が勉強や仕事に集中できる環境を提供するだけでなく、利用者同士がつながるコミュニティの場としても機能しています。現在は当初からの目標である「農家レストラン」の開業に向けて準備を進められています。
奨学生の活躍事例2. 菅原みづきさん
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菅原みづきさん
現在アンリ・シャルパンティエでパティシエとして活躍する菅原みづきさんは、2024年3月に専門学校を卒業し、夢だった製菓の世界へと進みました。現在は店舗での製造業務に携わり、焼き菓子や生菓子の仕上げなどを担当。お客様の笑顔を思い浮かべながら、ひとつひとつ丁寧にお菓子を仕上げています。
専門学校時代、彼女は学業と実習を両立しながら、シュゼット奨学金制度の獲得を目指して努力を重ねました。奨学金制度の選考では、製菓への強い想いや将来の目標を真摯に伝え、支援対象として選ばれました。その背景には、幼少期から抱いてきた「お菓子で人を笑顔にしたい」という想いがあります。
小学1年生の時、宮城県気仙沼で震災を経験。両親と会えない不安な日々の中で、家族や友人の笑顔を願い、お菓子づくりを始めました。その経験が、彼女の人生の方向を決定づけるきっかけとなりました。以来、製菓の道を志し、専門学校で技術と知識を磨きながら夢を育んできました。2024年4月からアンリ・シャルパンティエの一員となった菅原さんは、現在もパティシエとして日々頑張っています。休みの日にはお店に出かけ、お客さまの表情やどんなものを求めているのかをリサーチするなど、就職後も学ぶ姿勢は変わっていません。「美味しいお菓子で、少しでもお客さまに恩返しをしたいですから」と笑顔で語りながらも、真剣な眼差しに熱い想いを感じます。「いつかふるさとの食材を使ったお菓子も作りたい」。彼女の製菓人生は始まったばかりです。
シュゼットの奨学金制度を活用し、学びを経て、現在の挑戦につなげている卒業生二人の事例をご紹介させていただきました。
シュゼットは「菓子と生きかたをつくる。」のミッションのもと、お菓子を通じて、生きかたの可能性を広げるサポートを実施し、菓子・食品業界の発展に寄与する活動、及び人材育成等に取り組むことで、お菓子文化の発展、生活文化の充実に貢献してまいります。
■株式会社シュゼット・ホールディングスについて
1969年兵庫県芦屋市で創業。フィナンシェを代表商品とし、百貨店をはじめ幅広い販売チャンネルを持つ「アンリ・シャルパンティエ」(国内93店舗、海外8店舗)と、カジュアルなラインアップで駅ナカ・駅チカをリードする「シーキューブ」(46店舗)、ミルクレープ専門店の「カサネオ」(2店舗)、クリームパンが大人気のパン屋 「バックハウスイリエ」(4店舗)のブランドを展開。製造販売のほか、カフェ事業なども推進しております。洋菓子世界大会第1位(※)のパティシエを有し、創業より生ケーキはすべて手作りにこだわるなど、“世界最高峰の技術でお菓子文化を生み出す会社”として、100年先を見据えたお菓子作りを通じ、さまざまなシーンに忘れられない感動をお届けしています。
(※)クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023
【公式HP】
https://www.suzette.co.jp/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes