ステラ・サイエンス・ファウンデーションとチャン・ザッカーバーグ・バイオハブ・ネットワーク、世界へ挑む若手ポスドク10名を選出
SS-F

日米相互派遣フェローシップ第1期生を発表
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一般社団法人STELLAR SCIENCE FOUNDATION(ステラ・サイエンス・ファウンデーション、所在地:東京都中央区、代表理事:武部貴則、以下「SS-F」)は、Chan Zuckerberg Biohub Network(チャン・ザッカーバーグ・バイオハブ・ネットワーク、所在地:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、代表:Amy Herr、以下「CZ Biohub Network」)と共同で実施する「
Global Science Scholars ― SS-F & CZ Biohub Network プログラム」(以下「本プログラム」)において、第1回のフェローを10名(日本から米国へ4名、米国から日本へ6名)選出いたしました。
本プログラムは、研究キャリアの初期段階にある若手研究者を対象に、最長2年間のフェローシップと年間約1,000万円規模の奨学金を提供するものです。フェローは日本と米国の世界トップクラスの研究室に所属し、国際的な研究交流とメンターシップ、ネットワーキングの機会を通じて、社会実装に資する先端研究を推進します。
また、本プログラムは、内閣官房「
グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」を促進する施策の一つとして、また、内閣府「スタートアップ・エコステムの強化に向けたフェローシップ事業関連調査」の一環として、SS-F とCZ Biohub Network の協力により実施される共同事業です(※1)。
この取組を通じて、研究開発を基にしたスタートアップの創出と育成を目指すエコシステムを強化することを目的としています。そのため、フェローシップに採用される研究者は、日本と米国において選定された世界トップレベルの研究機関(※2)の間での研究交流を通じて、社会実装につながりうる優れた研究の促進に貢献する意欲を有することが求められています。
本プログラムでは、2024年12月17日から2025年5月27日までの約5か月間にわたり公募を行い、国内外から多数の優秀な若手研究者から応募がありました。厳正な審査の結果、日本から4名、米国から6名、計10名のフェローが選出されました。
審査は、Steven Quake(スタンフォード大学教授/CZI科学部門責任者)、Amy Herr(カリフォルニア大学バークレー校教授)、北野 宏明(沖縄科学技術大学院大学(OIST)教授)、梶村 真吾(ハーバード大学教授)、山下 由起子(ミシガン大学教授)といった、世界的に著名な研究者が務め、国際的な視点と学術的な公平性をもって行われました。
※1 本プログラムは、研究開発を基にしたスタートアップの創出と育成を目指すエコシステムを強化することを目的とする内閣官房「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」を促進する施策の一つとして、内閣府の「スタートアップ・エコシステムの強化に向けたフェローシップ事業関連調査」に基づき実施されます。SS-F は、本プロジェクトを担当するアークコミュニケーションズの事業実施パートナーとして、本プログラムの企画・運営・実施を行っています。詳細については、「スタートアップ・エコシステムの強化に向けたフェローシップ事業」をご参照ください。
※2 日本から米国へ派遣される研究者は、CZ BiohubNetwork が提携する世界トップレベル(※)の大学の研究室に所属し、メンターによる指導や、グローバルな研究者ネットワークへのアクセスが提供されます(※CZ Biohub Network の提携する 9 校の大学研究機関(スタンフォード大学、カルフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、シカゴ大学、ノースウェスタン大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、コロンビア大学、ロックフェラー大学、イェール大学)のうち、5 校(スタンフォード大学、カルフォルニア大学バークレー校、イェール大学、シカゴ大学、コロンビア大学)が世界大学ランキング TOP20 位以内:
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2024/world-ranking#)
【フェローシップ受賞者と派遣先研究室】
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【審査員コメント】
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Amy E. Herr, Ph.D. (Vice President, CZ Biohub Network) 科学は国境を越えた取り組みです。ポテンシャルのある優れた人材が共に歩むことで、細胞メカニズムの理解や疾病研究において新たなブレークスルーが生まれるでしょう。本フェローシップを通じて、日本の大学とCZ Biohub Networkが手を取り合い、世界の科学コミュニティに貢献できることを大変誇りに思います。
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梶村真吾 Ph.D. (ハーバード大学 梶村真吾 教授)これまで多くの若手研究者が国際的な環境に身を置くことで、研究者として大きく成長していく姿を見てきました。本フェローシップは、日本の若手研究者が世界最先端の研究の現場で学び、多様な仲間と切磋琢磨する機会を得られる貴重なプログラムです。そこで培われる視点やつながりは、個々の研究者を飛躍させるだけでなく、日本の科学界全体をさらに発展させる原動力になると確信しています。
【今後の展開】
本プログラムは内閣官房「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」を促進する施策、ならびに内閣府「スタートアップ・エコシステムの強化に向けたフェローシップ事業関連調査」に基づき実施されています。今後も日米間の研究者交流を継続的に拡大し、次世代のイノベーション創出に寄与してまいります。また、フェローに対しては、日米のトップサイエンティストとのコミュニティ接続、メンターシップの機会、さらには起業家教育の機会も提供し、国際的に活躍できる研究者・イノベーターの育成を一層強化してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
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一般社団法人STELLAR SCIENCE FOUNDATION
PR担当: 照下、藤原
連絡先: marcomm@ss-f.org
※日本語/ 英語での問い合わせ可能 (JP/ EN)
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