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秋の夜空に、400年の歴史と未来をつなぐ――第二回よねざわ戦国花火大会開催〈対談特集〉

株式会社PIF

秋の夜空に、400年の歴史と未来をつなぐ――第二回よね

2025年のテーマは「共闘」。地域を支える実行委員会、老舗煙火店、そして花火大会を統括するプロジェクトマネジメントメンバーによる“地域を繋ぐ想い”を、特別対談でお届けします。


株式会社PIFがプロジェクトマネージャーを務める「よねざわ戦国花火大会」。地域の魅力を最大限に活かしながら、夜空を彩る一大イベントとして注目を集めています。今回は、この花火大会を支える地元の皆さんにお話を伺い、開催にかける想いや、地域とのつながり、そして花火大会実施への想いについて語っていただきました。

対談参加者紹介

川野 敬太郎氏(よねざわ戦国花火大会部会部会長/公益社団法人米沢青年会議所 2025年度理事長)
横山 雄基氏(よねざわ戦国花火大会部会 副部会長/米沢商工会議所青年部2025度会長)
宮嶌 浩聡氏(よねざわ戦国花火部会PR担当/プラットヨネザワ株式会社 代表取締役)
高橋 美帆子氏(PM・煙火店/株式会社イケブン副工場長)
山本 浩(PM/株式会社PIF 代表取締役)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53383/94/53383-94-a0b1a7c4a0e0f5c992aeaf3622156d68-3900x999.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※順不同

「米沢という土地だからこその戦国花火大会」

山本:
本日は皆さんよろしくお願いします。さっそくですが、昨年第一回よねざわ花火大会を開催しましたが、その時花火大会を復活をさせようと考えたきっかけは何だったんですか?

川野:
米沢の花火大会は、実はとても長い歴史を持っています。戦後まもなく、東北で最初に花火大会を開催したのが米沢で、当時は「東北花火大会」と呼ばれていました。戦没者の鎮魂を願い、市民の寄付で始まった大会です。以来80年近く続き、多くの人に愛されてきました。しかし、新型コロナウイルスの影響で中止が続き、主催団体も解散。米沢の空から花火が消えてしまいました。「もう一度、あの夜空を取り戻したい」「米沢の子供たちの心に原風景を感じて欲しい」そんな思いを受けて、私たちは“よねざわ戦国花火大会”を立ち上げました。

山本:
そんなに歴史が長いんですね。また引き継がれているこの花火大会に出会えるのが不思議な気もします。“戦国花火大会”という言葉がとても印象的だなと感じました。面白いなと。このネーミングにはどのような経緯があったんですか?

川野:
米沢は上杉謙信公、直江兼続公、伊達政宗公といった名だたる戦国武将ゆかりの地です。そして「日本で初めて花火を上げたのは伊達政宗公」という説もあるほど、花火と縁が深い土地でもあります。だからこそ、米沢に長く続く花火大会として復活させるなら“戦国”がふさわしいと考えました。歴史の力強さを、現代の花火演出で表現することで「米沢でしか見られない花火」を目指しました。

高橋:
私たち煙火店の立場から見ても、よねざわ戦国花火大会は特別な意味を持っています。花火は単なるエンターテインメントではなく、「その土地の物語を空に描く表現」なんです。歴史ある町の空で打ち上げる花火には、その地域の魂や祈りが宿る。だからこそ、米沢の“戦国”というテーマは花火づくりとも強く共鳴しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53383/94/53383-94-a8f506ba1876c8f6af646646093d2ce2-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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「同じ空を見上げる、その瞬間に意味がある」

山本:
まもなく本番ですが、開催まで色々ありましたよね~。

宮嶌:
PR担当として感じたのは、市民の皆さんの期待の大きさです。「また花火が見られるんだね」「あの音をもう一度聞きたい」--そういう声が日々届きます。花火がなくなっていた間、米沢の夏にぽっかり穴が空いていたことを、多くの方が感じていたのだと思います。だからこそ今回の復活は、単なるイベントではなく、“まちの記憶を取り戻す出来事”になったと感じます。

川野:
今回の大会は、米沢商工会議所青年部(YEG)、米沢青年会議所(JC)、米沢観光コンベンション協会青年部という三つの青年団体が連携して実現しました。普段はそれぞれ別の活動をしていますが、「地域に花火を残し続けたい」という想いで自然と団結できたんです。

山本:
花火の価値や米沢の未来に関してはどう感じていますか?

高橋:
花火には、世代や立場を超えて“同じ方向を向ける力”があります。誰もが一瞬、無言で夜空を見上げ、光と音に心を動かされる。その共有体験こそが、地域にとっての強い絆になるのだと思います。

川野:
まさにその通りです。花火は「米沢の原風景」であり、未来へつなぐ文化です。この大会をきっかけに、地域の人がより強いつながりを感じられるようになれば、それが何よりの成果だと思っています。

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「第二回のテーマは〈共闘〉」

山本:
今回のテーマは共闘じゃないですか?僕もPMを担う上で皆さんと共闘しているなと感じる部分が多々ありましたが、今回の花火はどういう所で『共闘』を感じられますか?

川野:
今年は“没入感”と“臨場感”をキーワードに、観客が物語の中に入り込み、戦国の武将たちと共に戦う“参加型エンターテインメント”として構成しています。会場全体が一体となって盛り上がる“共闘型の花火大会”を目指しています。

ーーー昨年の大会では、観客がスマートフォンのライトを掲げ、花火とともに勝利を讃える「勝鬨(かちどき)」のシーンが印象的でした。今年はその演出をさらに強化し、“コール&レスポンス”で会場全体が共鳴する仕掛けが組み込まれているとか・・?

高橋:
戦国武将と花火が戦うシーンでは、観客席も花火に“攻め込まれる”ような演出があります。そこから、みんなで力を合わせて花火を“打ち返す”。演者が客席に現れ、観客を巻き込みながら共に戦う。まさに“見る花火”から“体感する花火”への進化です。花火が近づいてくるような感覚を“3D花火”と呼んでいます。会場の内と外をつなぐように展開し、花火そのものがストーリーに加わる体験型演出です。

さらに、ドローン演出も300機から500機へスケールアップ。より広大な空間演出と、映像・音楽・花火の三位一体による壮大な没入体験が予定されています。フィナーレを飾るのは、昨年以上に迫力を増した「勝鬨」。共に闘い抜いた観客と演者、すべての人々が一体となり、夜空に打ち上がる勝利の花火で締めくくられます。

川野:
戦国時代の“戦い”は、人と人とが命をかけて戦うものでした。しかし今の“共闘”は、人口減少や地域課題といった現代の問題に、地域が力を合わせて挑むという意味を持っています。この花火大会を通して、私たちは“共に闘う”精神を未来に繋ぎたい。

山本:
〈共闘〉という言葉には、地域の人々、出演者、来場者、そして花火そのものが一つになる――
そんな新しい花火体験への決意が込められていますよね。

「青年経済三団体が組む珍しさ」

山本:
これは本当に僕、珍しいなと思っていたんですが、米沢ならではの仕組みがありますよね。

宮嶌:
全国の花火大会を見ても、青年経済三団体が対等に組んでいるって本当に珍しいんです・・誰かがトップというより、「目的のために動くチーム」という感覚がある。その背景には、米沢の人たちの“関係の深さ”がありますね。

川野:
そうそう。外の方に「三団体で揉めないの?」ってよく聞かれるけど(笑)チームワークが良いし、「米沢のために」という目的が一緒だから意見がかぶったとしても、しっかりと落とし所が作れる。むしろ、それぞれの得意分野を活かし合う“役割分担のチーム”なんです。

山本:
私も他地域の現場を多数見てきましたが、ここまで横のつながりが自然な地域は本当に珍しい。企業・行政・地域・花火師が、全部「顔の見える関係」で成り立っている。これはまさに“米沢ブランド”だと思いますね。

「球場開催の挑戦と地域との共闘」

山本:
前回河川敷での花火大会から今回球場へ場所が変更にもなりましたよね。

高橋:
煙火店としては、球場開催は本当に難しかったです。風向き・安全距離・発射角度、全部を1から設計し直す必要がありました。でも、それを乗り越えたからこそ「花火が近づいてくる3D演出」が実現できたんです。

川野:
一方で、地元の方々への理解を得ることも大変でした。「市街地でやるの?」という不安の声もありましたが、少しずつ信頼を積み重ねていきました。その結果、今では「楽しみにしてるよ」と言ってもらえるようになったのが嬉しいですね。

宮嶌:
米沢の花火って“新たな秋の風物詩”であり“鎮魂の文化”でもある。だからこそ、文化を大切にしながら新しい形に挑戦する責任も感じています。地域の理解を得ながら進めるのが、米沢流のやり方です。米沢の花火は心地の良い秋に行われることも魅力の一つです!

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53383/94/53383-94-f893fa66d426f9b358eaa49b11c6f5a0-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53383/94/53383-94-9d68548fb4b982acc0e934bf7184ce2c-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53383/94/53383-94-a488357b5038bed2f1e7f7e2c4509f4d-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「今、やらなければ地域は衰退する」

山本:
あと印象的だったのが、自分がやらなきゃ誰がやるのか?という、未来に対する責任感がすごく強いなと感じました。

川野:
正直、今やらなければ地方は確実に衰退していくと思っています。だから私たちは“地域の未来に投資する”つもりでこの大会を続けています。花火大会は、単なるイベントではなく“地域の希望を灯すプロジェクト”なんです。

山本:
プロジェクトですよね。僕もPMとしても、単に運営を回すだけでなく、次の世代に引き継げる持続可能な仕組みを残すことを意識していましたね。資料化、ナレッジ共有、データ設計…。それも“裏側の共闘”のひとつだったなと今は感じますね(笑)

横山:
関わる全員が、「自分ごと」としてこの大会を支えている。花火を見上げる人の数だけ、舞台の裏にも“闘う仲間”がいる。それが、この大会の本当の強さです!

山本:
そんな強い想いが今後どう向かっていくのかすごく気になります。先ほども地域の未来に対する投資とおっしゃっていましたが、今後どういう未来に向かって米沢市をアピールしていきたいと思いますか?

川野:
まずよねざわ戦国花火大会は現在1日開催ですが、前夜祭や後夜祭などの関連イベントを組み合わせて、二日間、三日間のイベントに拡大していくことも可能だと考えています。例えば一泊二日、二泊三日で楽しんでいただけるイベントにすれば、地域の活性化や経済効果にもつながります。春の米沢上杉祭りのように、秋もよねざわ戦国花火大会を軸に地域一体の祭りとして定着させられれば、観光や経済に大きな効果が期待できます。さらに、大学生や高校生など若い世代も巻き込みながら、よねざわ戦国花火大会を次世代の手で作り上げるイベントとして定着させたいと考えています。春といえば「米沢上杉祭り」秋といえば「よねざわ戦国花火大会」こんな風になっていければ良いですね。

横山:
そうですよね。米沢の良いところを皆さんにも沢山知って欲しい。今私たちができないと誰もできないよね、と言われるし(笑)我々もそういう意識でやっていたりもします。今私たちがする事は必ず未来の米沢市につながっていく。そう信じて前進しています。

来場者の皆様へのメッセージ

山本:
ではそろそろ最後に、今回お越しいただくお客様へ『よねざわ戦国花火大会』の楽しみ方や、もしあれば注意事項など教えてください。

川野:
よねざわ戦国花火大会は、地域の方々のご理解のもと、共に作られたと思っています。全国でも唯一無二の花火大会です。没入感・臨場感を存分に楽しめますので、ぜひ期待してお越しいただきたいですね
。ただ、秋の夜は肌寒くなりますので、防寒対策はしっかりお願いします。また、有料駐車場は会場近くに用意していますが、市街地では通行規制もあるため、車で来場される方は情報を確認いただければ幸いです。

横山:
米沢ならではのイベントとして、青年3団体や関係諸団体が協力し、オール米沢で準備しています。
同時開催の「米沢肉の陣」では30店舗のグルメも楽しめ、昼から夜までエンターテイメントを満喫できます。ぜひ多くの方にお越しいただきたいと思っています!

高橋:
花火そのものは全国どこでも見られますが、米沢でしか体験できない花火大会がここにはあります。昨年開催場所を変えた理由としても、どこからでも見られる花火ではなく、場内に入ってでしか見れない花火の価値があると考えています。花火は雨でも上がりますので、チケットをご購入の上、安心して楽しんでいただければと思っています。なお中止の場合は延期はありませんので、ご了承ください。

宮嶌:
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!!

[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53383/94/53383-94-a278afd5ee7b98fb9ce2ef4aa305e4f3-2901x1434.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


地域がひとつになって作り上げる、よねざわ戦国花火大会。このインタビューを通して、「エンタメが地域を元気にする力」を感じました。ぜひ秋の夜空に戦国の想いを馳せて、特別な1日を米沢で体験ください!

――次回は、開催後のアフターレポートを中心に、地域に必要なエンタメ力を紐解いていきます。

イベント情報

[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53383/94/53383-94-eb2b219a9008fc55344249cb8babfbf5-444x217.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


名称:よねざわ戦国花火大会2025
日時:2025年10月11日(土)18:30~ 打ち上げ
   雨天決行(荒天のため実施できない場合は中止)
会場:米沢市営野球場
主催:米沢戦国花火大会実行委員会
全体運営:株式会社PIF
公式サイト:https://sengokuhanabi.com

プレスリリース提供:PR TIMES

秋の夜空に、400年の歴史と未来をつなぐ――第二回よね秋の夜空に、400年の歴史と未来をつなぐ――第二回よね秋の夜空に、400年の歴史と未来をつなぐ――第二回よね秋の夜空に、400年の歴史と未来をつなぐ――第二回よね秋の夜空に、400年の歴史と未来をつなぐ――第二回よね

記事提供:PRTimes

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