データセンターなどのDX社会を支える大容量非常用発電機「GY175シリーズ」を商品化
ヤンマーホールディングス株式会社

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非常用発電機「GY175シリーズ」
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社は、データセンターや大型設備に対応する大容量の非常用発電機「GY175シリーズ」を商品化し、シリーズ第一弾として今年度中に2,000kVAクラス対応機種の販売を開始します。今後、26年度以降に3,000kVAクラス、28年度以降に4,000kVAクラスへの展開を計画しています。
近年、クラウドサービスの普及やAIの普及・高度化に伴い、データセンターのニーズが急増しています。2030年度の日本のデータセンター新増設の電力需要規模は2025年度想定値の約9倍で、以降も増えていくと想定されています(※1)。ヤンマーエネルギーシステムでは、昨今の電力需給逼迫や災害時における停電への事業継続計画(BCP)対策として、データセンターをはじめ工場やビル、病院など幅広い業界からのニーズに対応すべく、2,000kVAクラス以上の大容量非常用発電機を開発しました。今後の需要拡大に対応するため、本シリーズの新たな生産工場を増設し、供給体制を強化していく計画です。
本機に搭載しているエンジン「GY175シリーズ」は、ヤンマーパワーソリューション株式会社が舶用エンジンで培った技術に基づき開発した新しい高速エンジンです。また、発電装置に対するISO規格で最高水準に当たるClass G3(ISO8528-5)への適合に加え、短時間始動や遠隔監視サービスにも対応(※2)しており、万一の停電でも、サーバー機器などを停止させることなく、データ損失や通信サービス停止のリスクを最小限に抑えることができます。
■主な特長
- 短時間起動実現、発電装置に対応する動作性能のISO規格で最高水準にあたるClass G3(ISO8528-5)に適合- A重油対応による安定稼働- 黒煙、白煙の発生を大幅に低減した環境配慮設計- 遠隔監視サービスバッテリー劣化診断、警報の緊急連絡などのほか、定期的なレポートを発行し、災害時に備えた管理体制作りをサポート- メンテナンスの容易性フィルター類などのメンテナンス部品は片側に配置し、GY175シリーズで部品の共通化することによる部品供給の安定
※1 電力広域的運営推進機関「2025年度 全国及び供給区域ごとの需要想定について」
https://www.occto.or.jp/juyousoutei/2024/files/250122_juyousoutei.pdf
※2 遠隔監視システム「RESS(Remote Energy Support System)」について
https://www.yanmar.com/jp/energy/maintenance/emergency_generator/remote_supervision.html
<ヤンマーについて>
1912 年に大阪で創業したヤンマーは、1933 年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHG フリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントとして掲げ、持続可能な社会を実現します。詳しくは、ヤンマーのウェブサイト
https://www.yanmar.com/jp/about/ をご覧ください。
<注記>
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プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes