脳神経外科教育と小児頭蓋医療の両輪で革新:ジャパン・メディカル・カンパニーがIFNE 2025(オーストリア・グラーツ)でハンズオンセミナーと頭蓋健診・ヘルメット治療に関するランチョンセミナーを共催
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下当社)は、2025年9月14日(日)から17日(水)にかけてオーストリア・グラーツで開催された「第11回国際神経内視鏡連盟(IFNE)国際学術会議」において、当社の精密医療用立体模型「KEZLEX」を用いたハンズオンセミナーを実施し、また、頭蓋健診・ヘルメット治療に関するランチョンセミナーを共催いたしました。
本取り組みを通じて、脳神経外科教育の実践力向上と、乳幼児の適正な頭蓋健診とヘルメット治療の標準化・安全性向上という二つの領域で、国際的な教育連携の深化を図りました。
内視鏡を用いた脳神経外科手術は低侵襲でありながら極めて高度な技術を要するため、実践的なトレーニング機会の確保が世界的な課題となっています。当社は、最先端の3Dプリンティング技術と医療知見を統合した精密医療用立体模型「KEZLEX」を提供することで、この課題解決を目指しています。
今回のIFNE国際学術会議では、リソースや地域の差を超えて「誰もが質の高い教育機会にアクセスできる環境づくり」をテーマに、世界各国の脳神経外科医が参加。当社の教育ソリューションがもたらす手技再現性・教育均てん化・安全性の両立について、国際的に検証されました。これは、当社のビジョン「世界にまだない、選択肢をつくる。」を体現する国際連携の成果でもあります。
「KEZLEX」を用いたハンズオンセミナーでは、内視鏡下での脳室・頭蓋底アプローチをテーマに、臨床現場さながらの術野環境を3Dプリントで再現。実際の操作感に近いリアルな抵抗感・反応性を持つ模型を通じて、手技の反復学習やリスクシナリオの事前演習が行われました。
実践的な教育内容のハイライト:
- 解剖学的ランドマークの正確な視認と手技手順の反復学習- 器具操作時のリアルな抵抗感・反応性の再現- 特に難度の高いリスクシナリオの事前演習を通じたトレーニング
ハンズオンセミナーに参加した世界各国の脳神経外科医からは、「臨床現場と極めて近い再現性があり、安全性を担保しながら集中的に技術を習得できる」と、その教育効果に対して高い評価が寄せられました。
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竹内和人先生と空閑太亮先生による内頚動脈(ICA)損傷モデルを用いた止血トレーニングの様子
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止血トレーニングコースの人だかり
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世界各国の医師が参加したハンズオンコース
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脳室内での内視鏡操作を再現
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西山健一先生による透明脳を用いた内視鏡操作のセッション
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当社が共催したランチョンセミナーでは、「外科教育の設計」と「症例共有」を軸に、国際的な連携体制の構築について議論を深めました。
セミナータイトル:Shaping the Brain, Shaping the Future: Educational Models and Helmet-Assisted Cranial Remodeling in Neuroendoscopy(脳を育み、未来を創造する:神経内視鏡分野における教育モデルとヘルメットを用いた頭蓋リモデリング)
議論の焦点:
- 合併症低減を目的としたハンズオンカリキュラムの最適な設計論- 乳幼児の病的頭蓋変形への外科的アプローチとヘルメットを用いた術後管理の有用性- 位置的頭蓋変形に対するヘルメット治療について、0歳からの頭のかたちクリニックが誇る 約15,000症例という全世界でも圧倒的な症例数に基づく実践知見共有
当社は、海外学会でのこうした議論運営と知見共有を通じて、エビデンスに基づく教育設計と実装知見を蓄積し、国や文化の枠を越えた臨床現場の安全性向上に貢献してまいります。
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竹内和人先生
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加藤美穂子先生
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五味玲先生
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本国際学術会議は、IFNE(世界神経内視鏡連盟)の総会を兼ねて開催され、会期中の投票により、西山健一先生(新潟県はまぐみ小児療育センター診療部長)が満場一致で新理事長に選出されました。西山先生は、長年にわたり国際的な教育推進と外科医養成に尽力され、国内外で高い評価を得ています。今後は、西山先生を中心とした国際的教育連携のさらなる強化が期待されます。
なお、西山先生は新潟県はまぐみ小児療育センターの「赤ちゃんの頭のかたち外来」にて、新潟県における適正な頭蓋健診と適正なヘルメット治療の重責を担っておられます。同院では弊社製ヘルメット「Qurum Fit(クルムフィット)」を用いたヘルメット治療も西山先生が担当されています。
外来開設時のプレスリリース
新潟県はまぐみ小児療育センター赤ちゃんの頭のかたち外来」
会期:2025年9月14日(日)~17日(水)
開催地/会場:オーストリア・グラーツ/Congress Graz
当社実施内容:精密医療用立体模型「KEZLEX」を用いたハンズオンセミナーの実施
ランチョンセミナー共催
当社は、ハンズオンセミナーおよびランチョンセミナーの共催を通じて得た国際的フィードバックを、製品開発および教育プログラムの標準化に反映してまいります。
「世界にまだない、選択肢をつくる。」というコーポレートミッションのもと「KEZLEX」が内視鏡下手術トレーニングのデファクトスタンダードとして定着することを目指し、引き続き国際協働を推進します。加えて、若手脳神経外科医への教育機会を世界中で均てん化し、最終的に患者安全の向上に貢献してまいります。
さらに、当社は乳幼児頭蓋変形に対して、
一般社団法人日本ヘルメット治療評価認定機構の方針に基づき、自らも「適正な頭蓋健診」と「適正なヘルメット治療」の普及にも取り組んでいます。これは、エックス線やCTなどによる正確な画像評価に基づき、まず病的要因(頭蓋縫合早期癒合症など)を除外したうえで、必要な患児様にのみ医師の管理下でヘルメット治療を導入するという、科学的根拠に基づいたプロセスを意味します。
「適正な健診と治療」の体系を国際的に標準化し、外科教育・臨床実践の両面から安全で再現性の高い医療提供体制を築くこと。それこそが、「世界にまだない、選択肢をつくる。」というミッションを持つ私たちジャパン・メディカル・カンパニーの使命です。
・ハンズオンセミナー/ランチョンセミナーに講師・演者として参加した医師からのコメント
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新潟県はまぐみ小児療育センター診療部長 西山健一先生
【認定資格・所属学会】
日本脳神経外科学会専門医
日本神経内視鏡学会技術認定医(評議員)
日本小児神経外科学会(評議員)
International Federation of Neuroendoscopy(President,理事長)
IFNEではその活動の中心に教育を据えており、外科医にとってハンズオンセミナーは極めて重要な機会です。各国のプロフェッショナルからマンツーマンで技術や知識を学び、短時間でもメンターシップを感じられることが大きな成果となります。今回私は、ジャパン・メディカル・カンパニー社と共同開発した透明脳モデルを用いたセッションを担当しました。内視鏡操作を脳の外側から観察することで安全性を担保する方法や技術の限界を理解していただき、開発の目的に沿った感想をいただけたことを嬉しく思っています。また、ジャパン・メディカル・カンパニー社共催のランチョンセミナーでは、医療模型にとどまらず頭蓋骨や頭蓋変形治療に関する幅広い知見が紹介され、参加者の大きな関心を集めました。
今般、2026年から2028年までの2年間、IFNE Presidentに任命されました。設立目的である科学知見の積み重ね、技術革新、人材育成、国際交流を引き続き推し進め、本学会のさらなる発展に尽力してまいります。
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名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経外科 病院講師 竹内和人先生
【認定資格・所属学会】
脳神経外科専門医、指導医
神経内視鏡技術認定医
日本内分泌学会内分泌代謝内科(脳神経外科)専門医
日本脳神経外科学会
日本間脳下垂体腫瘍学会
日本内分泌学会
日本神経内視鏡学会
日本頭蓋底腫瘍学会
日本脳腫瘍の外科学会
脳神経外科手術と機器学会
International Federation of Neuroendoscopy (Education Committee Co-Chair,教育委員会共同責任者)
今回開催された11th IFNE World Congressのプレコングレスではハンズオンコースが開催されました。私は九州大学脳神経外科・空閑先生にご協力をいただき、ジャパン・メディカル・カンパニー社製の内頚動脈(ICA)損傷モデルを用いた止血トレーニングを担当いたしました。ICA損傷は発生頻度こそ低いものの致死的となり得る重大合併症であり、平時からのシミュレーションと、発生時に適切に対応できる準備が重要です。本モデルは毎回大きな反響をいただきますが、今回も受講生のみならず他ブースの講師の先生方にも高い関心を寄せていただきました。
本会ではランチョンセミナーも担当し、ジャパン・メディカル・カンパニー社製の各種手術モデルを紹介するとともに、献体を用いたハンズオンとの相違点と併用の意義について報告しました。献体トレーニングは手技の向上のみならず、正確な解剖学の理解にも資する一方、常時実施できるわけではなく、国によっては利用制限があることが課題です。これに対し手術モデルは、倫理・宗教的な問題はないうえに、学習目的に応じて訓練内容を最適化でき、ICA損傷モデルのように実臨床や献体では経験が難しい状況での技術習得にも有用です。セミナー終了後には多くの先生方からお声がけをいただき、モデルの有用性について広くご理解いただけたと感じております。
今後もIFNEの活動を通じて、世界の最先端技術を継続的に学ぶとともに、日本発の教育システムと医療技術を国際的に発信してまいります。
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九州大学大学院医学研究院 脳神経外科 講師 空閑太亮先生
【認定資格・所属学会】
日本脳神経外科学会専門医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本内分泌学会専門医(脳神経外科)
がん治療認定医
日本脳神経外科学会
日本脳神経外科コングレス
日本内分泌学会
脳腫瘍の外科学会
日本頭蓋底外科学会
間脳下垂体腫瘍学会
日本神経内視鏡学会
このたび第11回IFNE Pre-congress workshopにおいて、名古屋大学脳神経外科の竹内先生とともにハンズオンセミナーのチューターを務めさせていただきました。本セミナーには、手術経験が浅い若手医師から長年の経験を持つエキスパートまで幅広い層の参加者が集まり、さらにアジアからヨーロッパに至る多様な国籍の先生方が参加され、国際色豊かな学びの場となりました。
様々なデバイスを用いた実践的なトレーニングを通じ、参加者の真剣な姿勢や探究心に触れ、教育に携わる立場として大きな刺激を受けました。特に内頸動脈破裂モデルが多くの参加者の注目を集めていたのが印象的でした。実際の手術現場では内頸動脈破裂を経験することは極めて稀であり、通常の臨床では直接学ぶことが難しい状況です。しかし、モデルを通じて予期せぬ事態への対応をシミュレーションし、冷静かつ迅速な判断力を養うことができる点は大変意義深いと感じます。
さらに、各国・各施設で異なる教育方法や臨床経験を持つ参加者と活発に議論することで、自身の診療・教育活動を振り返る貴重な契機ともなりました。セミナーや学会全体を通じて、脳神経外科領域における技術革新の速さと、国際的な連携の重要性を改めて実感しており、今後も国内外の仲間と知見を共有しながら、より安全で質の高い医療の実現に尽力してまいりたいと考えております。
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0歳からの頭のかたちクリニック東京日本橋院長 外科責任者
自治医科大学 客員教授 五味玲先生
【認定資格・所属学会】
日本脳神経外科学会専門医(1993年)
日本小児神経外科学会認定医
日本神経内視鏡学会技術認定医
がん治療認定医機構がん治療認定医
日本小児神経外科学会(名誉会員)、日本小児血液がん学会(評議員)、
日本脳神経外科学会(代議員)、日本脳神経外科コングレス、
日本小児がん研究グループ(JCCG)、日本神経内視鏡学会、
日本脳腫瘍学会、日本脳腫瘍病理学会、
ISPN(International Society for Pediatric Neurosurgery)
IFNE(International Federation of Neuro-Endoscopy)
オーストリアのグラーツで開催されたIFNEのランチョンセミナーで発表の機会をいただきました。
今回はまず「0歳からの頭のかたちクリニック」の紹介と、頭蓋変形に特化した専門クリニックにおける、これまでの位置的頭蓋変形に対する臨床データの紹介をしました。またこれまでに経験した頭蓋縫合早期癒合症についてのデータをまとめ、新しい知見を提示しました。
後半は、ジャパン・メディカル・カンパニー社との頭蓋矯正ヘルメットの開発の歴史と、ヘルメット開発が様々な診療科の医師によって構成された委員会で行われている事を紹介しました。また適正なヘルメット矯正治療のために、治療に携わる多職種に向け開催している研修会について説明しました。
最後に、頭蓋矯正ヘルメット治療とそのための研修会の活動を海外にも拡げて行っていることを紹介しました。講演後にはイラクの女性の先生から、是非自国でも取り入れたいと熱いメッセージをいただきました。このような貴重な機会を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。
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あいち小児保健医療総合センター 脳神経外科部長 保健センター長 加藤美穂子先生
【認定資格・所属学会】
脳神経外科専門医・指導医
医学博士
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本小児神経外科学会認定医
日本臨床倫理学会 臨床倫理認定士
上級倫理認定士
医療安全管理者
日本脳神経外科学会
日本脳神経外科コングレス
日本小児神経外科学会(理事)
日本小児神経学会
日本脊髄外科学会
日本頭蓋底外科学会
日本神経内視鏡学会
日本脳神経外傷学会
日本脳神経外科M&M学会(世話人)
日本水頭症脳脊髄液学会(理事)
日本てんかん学会
日本救急医学会
日本臨床倫理学会
日本生命倫理学会
日本子ども虐待防止学会
日本子ども虐待医学会(評議員)
日本脳死・脳蘇生学会
日本こども病院神経外科医会(世話人)
Craniosynostosis研究会(世話人)
日本二分脊椎研究会(世話人)
日本小頭蓋健診治療研究会(理事)
International Society for Pediatric Neurosurgery
Austria・Grazで開催されたIFNEのランチョンセミナーにて発表の機会を頂きました。本邦の頭蓋骨縫合早期癒合症治療は欧米に比べ診断が遅れ早期介入が困難でしたが、近年「赤ちゃんの頭の形」への関心の高まりにより早期発見が可能となってまいりました。一方で、従来の術後ヘルメット装着を前提とした方針から、適応を見極める方向への変化も見られます。また、欧州でも同様の動向が確認されました。
これに関してあいち小児保健医療総合センターではジャパン・メディカル・カンパニーとともに縫合切除後のヘルメット治療が頭蓋形状に及ぼす影響を客観的に評価する共同研究を開始しています。
今回は術後ヘルメット装着について、奏功した症例と難渋した症例を報告しました。また、より早期手術を是とする地域と、それを慎重に捉える地域との議論を通じ、国際的な課題を共有できたことは意義深いことでした。このような貴重な機会を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。
・KEZLEXについて
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当社が開発・製造・販売する医療用精密立体模型「KEZLEX」は人骨と同様の削り心地、人体の内部構造を再現しています。過去30年にわたり、脳神経外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科等の先生方と共に幾度もの改良の末に開発に至りました。医師の経験と3Dプリンティングをベースにする当社のモノづくりのノウハウが組み合わされたモデルです。国内外のハンズオンセミナーや、術前・術野でのシミュレーションなど、幅広い用途で利用されています。アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアなど、世界50ヵ国以上での導入経験を有しています。
https://www.kezlex.com/
・株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて
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ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業です。
1897年創業の鉄鋼メーカーの大野興業を前身とし、130年にわたり培われたものづくりの技術と精神を基盤に成長を続けてきました。
1999年に積層造形技術(3Dプリント)を駆使したリバースエンジニアリングを導入し、耳小骨などのヒト骨模型の製法で特許を取得。手術前シミュレーション用3D模型の分野で、数々の術前症例模型や教育練習用模型の開発に至りました。現在では脳神経外科・耳鼻咽喉科領域を中心に、手術前シミュレーションや認定医試験等の場面で当社模型を用いたハンズオントレーニング等にご活用いただいています。
2012年には初の国産 頭蓋矯正ヘルメット「Aimet(アイメット)」を脳神経外科医と共同で開発、2018年にジャパン・メディカル・カンパニーとして独立いたしました。
現在は頭蓋矯正用ヘルメット「Qurum Fit(クルムフィット)」「Qurum(クルム)」や乳児の頭蓋変形の程度を簡便に計測できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」、ヘルメット治療を支援する「metto(メット)アプリ」等の開発・製造・販売を行い、医療分野における新たな価値創出を目指しています。
ヘルメットを用いた累計症例数は19,000症例以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡大を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。
■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
■設立:2018年5月
■代表取締役CEO:大野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売
■URL:
https://japanmedicalcompany.co.jp
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーのプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/46445
・本リリースに関するお問い合わせ・ご質問はこちらまで
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー コーポレイト・デザイン室 柳本 瑞穂
TEL:03-5829-8342 / choice@japanmedicalcompany.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes