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株式会社キュリエ、法人事業部をエステーイメージング株式会社へ譲渡し契約締結　EC事業と新規事業「スマラピ」へ集中

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株式会社キュリエ

長年の深い取引関係を背景にB2B事業を承継、評価開発力・物流効率化・国内営業力強化を通じシナジー最大化を目指す


株式会社キュリエ（以下、キュリエ）は、エステーイメージング株式会社（以下、エステーイメージング）に対し、当社の法人事業部（トナーカートリッジ用製品や部材などの卸販売を中心とする法人向け事業。以下、本事業）を譲渡することで合意し、2025年10月8日に譲渡契約を締結しました。譲渡対価は非公開です。
キュリエとエステーイメージングは、長年にわたり取引関係を築いてきた信頼あるパートナーであり、本事業譲渡後もその関係性は継続していきます。これにより法人向け事業領域においては、エステーイメージングと連携した提供価値のさらなる拡大が進みます。

本件により、キュリエはオリジナルブランド『インクのチップス』『ヨコハマトナー』を軸としたEC事業の成長促進と、注目されているスマホ関連の新規事業『スマラピ』への経営資源集中を一段と加速いたします。
一方、エステーイメージングは以下のようなシナジー効果を見込んでいます。
- 法人事業部の評価開発部門のさらなる活用（品質評価・不具合解析・共同開発の高度化）- 中国等からの輸入製品に関する製品開発と物流の効率化（リードタイム短縮・安定供給）- 日本国内顧客に対する営業力強化と販売拡大・収益の増大
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76125/27/76125-27-e9b21f45ef60de603f71379d7544371f-864x691.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社キュリエ 代表取締役社長 吉塚康一(左)とエステーイメージング株式会社 代表取締役社長 田口哲也(右)

譲渡の背景と目的

キュリエはこれまで『ECによる一般消費者向け販売』と『部材や製品などの卸販売』という二つの領域を展開し、相互補完によって事業成長を実現してまいりました。
近年はお客さまのニーズや競争環境の変化を背景に両事業の役割分担がより明確化しており、経営資源を集中させることで全体の成長を最大化できると判断いたしました。
特に、EC事業に集中することで以下を実現してまいります。
- 幅広いカテゴリーへの品揃え拡充プリンターサプライに加え、文具・生活雑貨まで幅広く対応- 迅速かつ確実な配送体制の強化17時までの注文は当日出荷を既に基本としているが、柔軟化や利便性追求にも挑戦し続けます- 品質管理とアフターサポートの充実厳格な基準徹底、レビュー対応やコールセンターなどで安心のサポートを行い信頼を提供- 在庫運用の効率化と安定供給の両立効率化により安定供給とコスト最適化を実現
エステーイメージングは、国内再生トナー工場や販売店への安定供給と技術対応に実績を有し、韓国・中国をはじめとした海外サプライヤーとの強固な連携力を強みとしています。本事業を迎えることで、同社における品揃え・開発・品質管理の一気通貫体制がさらに強化され、国内市場への迅速かつ安定的な製品提供が可能となります。

譲渡の範囲（キュリエ 法人事業部）

法人事業部（B2B）
法人顧客向けに純正品に代わる安価で信頼性の高いトナー・インク関連商品を提供してきました。国内再生トナーメーカー出身の責任者を中心に専門知識を有するスタッフが厳格な製品選定を行い、完成品だけでなく再生トナー工場向けの部材（例：トナーチップ等）も幅広く取り扱っています。
さらに、販売店やユーザーの要望に基づいた運用企画や商品開発を行い、再生トナー工場との取引で培ったノウハウや仕入れルートを活用し、部材一つからカスタムメイドで製品を企画・開発してきました。従来は純正品しか選択肢がなかった機種に対しても代替品を提供可能とし、市場に新たな選択肢を生み出しています。
また、トナーメーカーでの開発経験を持つ人材が中心となり、受け入れ検査・品質改善・不具合解析を担当し、取引先製造メーカーとの共同開発も推進することで品質と技術力を兼ね備えた事業基盤を築いています。

スケジュール（予定）

- 契約締結日：2025年10月8日- 事業譲渡実行日（クロージング）：2026年1月1日- 体制移管：大阪支店（部材販売担当）を中心に、事業責任者ほか関係スタッフ全員がエステーイメージングへ移籍予定- 取引や仕入の引継ぎ：主要部材サプライヤーとの取引はエステーイメージングに承継し、以後は同社が直接仕入を実施予定- 展示会等を活用した移行：2025年10月のRemaxWorld展示会を起点に、取引先各社との手続き・運用面のスムーズな移行を順次進めます

双方コメント

株式会社キュリエ 代表取締役社長 吉塚康一 コメント
「本事業を長年ご支援いただいたお取引先の皆さまに心より感謝申し上げます。
エステーイメージング様とは長年の信頼関係を築いており、譲渡後もその関係性を継続しながら、B2B領域はさらに強固な体制で価値提供が加速すると確信しています。
キュリエは今後、EC事業とスマラピ事業に一層集中し、品質・利便性・アフターサポートを磨き込み、お客様に選ばれる企業やショップとしての価値を高めてまいります。」
エステーイメージング株式会社 代表取締役社長 田口哲也様 コメント
「まずは本事業譲受先として弊社をご選定戴きましたキュリエ様、そして本件をご支援頂きました関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
めまぐるしく変化する事業環境の中で、私たちがイメージング事業を次世代にも繋いでいくためには、魅力ある事業として進化し続けなければなりません。
その礎となる新しいメンバーが弊社に参画頂くことになり、大きな喜びや期待はもちろんございますが、今はむしろ、その使命感でいっぱいです。
今後もキュリエ様との連携をより一層強化し、弊社はメーカー系商社としての特徴を最大限に活かしつつ、パーツ供給に留まらず、ニッチ市場向けプリンター開発等の新たなビジネスモデルをエンジンに、お取引先様と共に新たなプリンターサプライの未来創造へと邁進してまいります。」

今後のキュリエについて

キュリエは自社サイトやECモールによる販売、およびスマホ周辺機器を取り扱う新規事業「スマラピ」に経営資源を集中し、品揃えの強化・迅速な新型番対応・サポート品質の向上に取り組みます。また、エステーイメージング株式会社とは長年にわたり取引関係を築いており、今回の事業譲渡後もその関係性を大切にしながら引き続き協力してまいります。こうした取り組みを通じて、市場環境の変化を成長機会と捉え、より高い顧客満足の実現を目指してまいります。

事業譲渡の概要

- 譲渡対象：株式会社キュリエ 法人事業部（トナーやインク関連の卸販売を中心とするB2B事業）- 譲渡先：エステーイメージング株式会社- 契約締結日：2025年10月8日- 譲渡実行日：2026年1月1日- 譲渡対価：非公開- 従業員の取扱い：当該部門の従業員は、所定の手続きを経て譲渡先に移籍予定- 主要取引の承継：部材仕入・販売等の取引関係は譲渡先に承継

会社概要

株式会社キュリエ
所在地：東京都新宿区
事業内容：インク・トナーカートリッジのEC販売、周辺消耗品の企画・販売 ほか
URL：https://qrie.jp/

エステーイメージング株式会社
所在地：東京都中央区
事業内容：プリンター消耗品・関連部材の販売、品質管理・技術支援 ほか
URL：https://st-imaging.co.jp/

お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは、下記にご連絡ください。
株式会社キュリエ 経営企画室長 小笠原和也
お問い合わせ：https://qrie.jp/
電話番号：03-6304-2704
※個別の取引・移管スケジュールに関するお問い合わせは、担当営業より順次ご案内いたします。

プレスリリース提供：PR TIMES

記事提供：PRTimes