三谷産業、「えのきエキス・えのき濃縮だし」を食品開発展2025に出展
三谷産業株式会社

~新たに開発中の「粉末タイプ」も初公開。持続可能な旨味素材として注目~
谷産業株式会社(本社:石川県金沢市/代表取締役社長:三谷忠照、以下 三谷産業)は、2025年10月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2025」に出展し、当社独自技術で開発した液状タイプの「えのきエキス・えのき濃縮だし」に加え、現在開発中の新製品「粉末タイプ」を初公開いたします。
これらの製品は、長野県産えのき茸を100%使用し、化学調味料や酵母エキス不使用で、えのき茸本来の旨味を最大限に引き出した調味素材です。主に自然由来のグルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸により、先味から後味まで持続する万能的な旨味が特徴です。加工食品メーカーや外食企業に向けて実施した液状タイプの「えのきエキス・えのき濃縮だし」の試食品ヒアリングでは、雑味がなく他の素材の風味を邪魔しないため、隠し味的にも使える新感覚の調味素材として高い評価を受けています。
■水産系だし原料における供給不足の課題解決に貢献
近年、カツオや昆布などの水産系だし原料は、海水温の上昇や漁業者の高齢化などの影響により、漁獲量が減少し価格も高騰しています。特にカツオは、巻き網漁の拡大や資源管理の不足により、日本近海への回遊量が減少傾向にあり、2025年の漁獲予測でも過去10年平均を下回る見通しとなっています。(参考:国立研究開発法人水産研究・教育機構 www.fra.go.jp )
こうした状況の中、工場での生産により安定供給が可能な国産きのこを原料とした「えのきエキス・えのき濃縮だし」は、持続可能な旨味素材として、原料不足の課題解決に貢献します。
また、今回新たに開発中の「粉末タイプ」は、液状製品に比べてより取り扱いやすく、幅広い食品への応用が可能です。展示会では、来場者の皆様に試食・試飲を通じてその味わいを体験いただけます。
■展示会概要
[表:
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[画像:
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粉末タイプ(P)のパンフレット
天然素材エキス・だしの全国市場規模は約1,000億円と見込まれており※、三谷産業は今後も、きのこ由来調味料の新たな価値を創造することで、業界全体の成長に寄与することを目指してまいります。
※食品化学新聞2024年調味料特集調べ
【三谷産業グループについて】
https://www.mitani.co.jp/
石川県金沢市で創業して97年、ベトナムで創業して31年の複合商社です。北陸、首都圏、ベトナムを拠点に、化学品/情報システム/樹脂・エレクトロニクス/空調設備工事/住宅設備機器/エネルギーの6セグメントで事業を展開しています。商社でありながら、時にメーカーとして、また時にコンサルタントとして、お客さまにとっての最適を追求するとともに、「創業90年を越えるベンチャー企業」として更なる進化へと挑戦しています。
2025年3月期:連結売上高103,072百万円/連結従業員数3,563名
特設サイト:
https://www.mitani.co.jp/kinoko/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes