【gpt-oss-120b対応】オンプレミス型生成AI議事録ソリューション本格提供開始
株式会社Ippu Senkin

-オフライン環境で機密情報を守りながら、議事録作成を劇的に効率化-
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154651/8/154651-8-699a79e03c4f4e357f705975e9498db7-3575x2459.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生成AI議事録ソリューション イメージ画像
株式会社Ippu Senkin(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:鈴木 秀弥、以下「Ippu Senkin」)は、完全オンプレミス型の生成AI議事録ソリューションを本日より本格提供開始いたします。
本サービスは、オフライン環境で動作するgpt-oss-120b※1をはじめとする最新の大規模言語モデルを活用し、外部APIやクラウドサービスを一切使用せず、企業の社内ネットワークのみで完結する議事録自動化システムです。機密性の高い会議内容を外部に流出させることなく、高精度な文字起こしと自動要約を実現します。また、API料金が不要なため従量課金ゼロで使い放題となり、長期的に大幅なコスト削減も可能にします。
※1 gpt-oss-120b:OpenAI社が2025年8月にリリースした、高性能オープンウェイト言語モデル
背景と課題
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154651/8/154651-8-93a214c2a7a31b0777447cb27d8832b4-1040x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
経営会議をはじめとする重要な会議における議事録作成は、多大な工数を要する業務課題となっています。特に金融機関や医療機関、インフラ企業では、機密情報や個人情報が日常的に扱われるため、記録を外部クラウドに保存することはセキュリティポリシー上困難であり、AI議事録サービスの導入が進みにくい状況が続いていました。
また、既存のクラウド型AI議事録サービスには、企業が直面する以下の課題が存在しています。
- 機密情報・顧客情報の漏洩リスク社内・社外会議いずれにおいても機密情報や個人情報が含まれるため、記録を外部クラウドに保存する場合、厳格なセキュリティポリシーを持つ企業では導入が困難となります。- 専門用語の識別やフォーマットのカスタマイズに限界がある業界特有の専門用語が正確に認識されないケースが多く、また議事録の様式・ルールも会議により異なるため、自社の要件に合わせた柔軟な対応が求められています。- 利用時間・頻度に応じた従量課金により、コストが膨大になるAI議事録を本格的に活用する場合、使用量に応じてAPI料金が発生し、月額数十万円から100万円規模となる試算もあり、全社展開においてはコスト面での課題が大きくなります。
ソリューション概要と4つの特徴
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154651/8/154651-8-a220012a2e08a123860e01919859e160-1040x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今回提供開始する「生成AI議事録ソリューション」は、これらの課題を根本から解決する完全オンプレミス型のシステムです。Ippu SenkinがAI議事録専用の超高性能PCを提供し、お客様の社内ネットワークに接続することで、ユーザーは業務端末から議事録アプリケーションにアクセスし、音声ファイルを添付するだけで高性能生成AIが議事録を生成します。
特徴1.:完全オンプレミスで情報漏洩リスクを最小化
オンプレミスサーバーとして構築するため、インターネット等の外部接続は一切発生せず、情報の外部流出リスクを極めて低く抑えることが可能です。gpt-oss-120bをはじめとする最新の大規模言語モデルを、お客様の社内環境において安全に稼働させることができます。
特徴2.:API料金不要で実現する、長期的なコスト優位性
クラウド型サービスと異なり、API経由での外部通信を行わないため、API料金が不要です。初期導入費のみで生成AIが使い放題となり、24時間稼働を継続しても従量課金は発生しません。
一般的なクラウド型の従量課金制AI議事録サービスでは、使用時間に応じて課金が発生するため、利用規模によっては月額数百万円、年間では数千万円規模のコスト負担となるケースがあります。
一方、当社のオンプレミス型ソリューションでは、初期導入費用と別途保守サポート費用のみで運用可能なため、利用頻度が高い企業では数年間で数千万円程のコスト削減を実現できる場合があります。
特徴3.:専門用語・フォーマット完全カスタマイズ対応
議事録のフォーマットや専門用語など、各社に合わせた開発が可能です。固有名詞や業界特有の用語を事前に登録し、AIに認識させることができるため、高精度な議事録を生成できます。章立て・見出し、文体、敬語レベル、話者名の表示位置なども柔軟に設定可能です。
特徴4.:最新GPUを搭載した超高性能PCによる高精度・高速処理
当社は、議事録処理に最適な超高性能PC(GPU)の選定・組立に関する専門知見を有しています。一般的なオンプレミス型AI議事録が個人端末のスペックに依存し、主にCPUで処理を行うのに対し、当社のソリューションは議事録専用のハイスペックGPUを搭載した超高性能PCで動作するため処理性能が圧倒的に高く、実務運用レベルの高精度な文字起こし・議事録を作成します。
これらの特徴により、議事録作成にかかる工数を大幅に削減し、人的リソースを付加価値の高い業務へ配置転換することが可能になります。また、正確な文字起こしおよびフォーマット化された議事録を常に作成することで、記載漏れや主観による認識齟齬のリスクを低減します。
想定活用シーンと導入実績
本ソリューションは、様々な業界・シーンでの活用が可能です。代表的な活用例としては、以下のようなシーンが挙げられます。
- 金融機関(銀行・保険・証券)厳格な規制・コンプライアンス要件のもと、高度なセキュリティ要件を満たしながら業務効率化を実現する必要があります。個人営業・法人営業担当の面談記録や、経営会議・取締役会などの重要会議の記録に活用いただけます。- 製薬業界・医療業界患者や薬剤などの機密レベルの高い情報が含まれるケースが多く存在します。MR・MSLによる医師との面談記録や、アドバイザリーボード・開発に係る会議、院内の会議などでの利用が想定されます。- 自治体・官公庁説明責任と記録性が強く求められる会議が多く存在し、内容には住民情報や政策の方向性など機密性の高い情報が含まれます。各種面談・会議の記録に加え、人事異動に伴う引継ぎを目的とした記録としても活用可能です。- 企業の経営会議・取締役会経営戦略や財務情報、事業計画、M&Aなどの極めて機微な情報が扱われます。企業の中枢にあたる重要会議での議事録作成に最適です。
上記以外にも、機密性の高い情報を扱う様々な業界・用途でのご活用が可能であり、すでに複数の金融機関への導入実績があります。導入企業様からは、「手作業で行っていた議事録作成業務の工数が大幅に削減され、より付加価値の高い業務に集中できる環境が整った」との評価をいただいております。
機能についてのより詳細な情報や金額に関するご相談、お問い合わせは、
当社HPお問い合わせフォームからご連絡ください。導入は最短2ヶ月で可能であり、ハードウェア構築・環境構築からお客様環境への導入まで、一気通貫でサポートいたします。保守サポートにより、継続的なアップデート対応を提供することも可能です。
今後の展開
今後も本ソリューションの継続的な開発、機能拡張を予定しております。具体的には、処理精度・速度の向上、過去会議の検索・分析機能の強化、AIによるネクストアクション提案機能の追加などを計画しています。また、gpt-ossシリーズをはじめとする最新オープンソースモデルへの対応は継続的に実施し、金融業界で培った知見を他業界へも展開することで、セキュアなAI活用のデファクトスタンダード確立を目指してまいります。
株式会社Ippu Senkin 代表取締役社長CEO 鈴木秀弥のコメント
「金融機関をはじめとする機密性の高い情報を扱う企業では、クラウドベースのAIサービスへの社内情報入力が困難であり、AI活用が制約されるケースが多く見られます。本ソリューションは、完全オンプレミス環境でgpt-ossをはじめとする最新の高性能モデルを活用することで、セキュリティとコストの両面で企業の課題を解決します。機密情報を守りながら、議事録作成を劇的に効率化する新しい選択肢を提供してまいります。」
株式会社Ippu Senkinについて
株式会社Ippu Senkinは、クライアント企業のビジネス効率や収益向上を目指し、AIアプリケーション開発およびAI活用支援コンサルティング事業を提供しています。特に、生成AIを用いた高度な業務プロセスの支援や、AI・データ戦略の策定、さらには内製化を含む人材育成まで、包括的なサービスを通じて支援します。
会社名:株式会社Ippu Senkin
設立日:2024年5月1日
代表者:代表取締役社長 CEO 鈴木 秀弥
所在地:東京都中央区銀座8丁目14-9 デュープレックス銀座タワー8/14 701
URL:
https://ippu-senkin.com/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes