渋谷区、公共施設への生理用ナプキンディスペンサー導入に向けた実証実験を開始
一般社団法人渋谷未来デザイン

安心・安全・衛生的な生理用品環境の整備でウェルビーイングなまちづくりを推進
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33690/370/33690-370-91f870a5b6a714541ca779147b5a7f02-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉 秀樹、以下「渋谷未来デザイン」)は、渋谷区(区長:長谷部 健)、ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久、以下「ユニ・チャーム」)と連携し、区内公共施設への生理用ナプキンディスペンサー導入に向けた実証実験を、令和7年10月15日(水)より開始します。本取り組みは、女性が安心して活躍できる環境づくりを推進するとともに、生理の貧困や体調不良、女性が抱える困難への社会的理解を深めることを目的としています。
今回の実証実験は、外出先での急な生理にも安心して対応できる環境を整えるとともに、経済的理由などにより生理用品を入手できない状況を支援することを目的としています。区内公共施設での実証実験実施にあたり、衛生面や心理的安全性にも配慮したデザインのディスペンサーを採用し、安心して利用できる環境を整備します。
生理用ナプキンは「個包装かつ完全密閉パッケージ」仕様で、ひとつずつ取り出すことができるディスペンサーをトイレ内に設置します。この仕様により、急な生理への対応だけでなく、経済的・環境的な事情で生理用品の購入が難しい人も負担なく手に取れる仕組みとしています。
渋谷区と渋谷未来デザインは、女性が安心して活躍できる環境整備に取り組んでいます。渋谷未来デザインは、令和4年3月に女性の健康推進のためのプロジェクト「わたしたちのウェルネスアクション」
(
https://womens-wellness-action.com/)を立ち上げ、「月経」をテーマの一つとして取り組みを開始しました。令和6年の「SOCIAL INNOVATION WEEK」では、「生理の貧困を超えて」をテーマに、行政・企業・メディアが一体となって議論を行い、経済的困難に加え、生理や身体に関する情報格差や理解不足も大きな課題であることが明らかになりました。
また、令和7年1月以降、渋谷未来デザインとユニ・チャームは「渋谷民(渋谷に住む人・働く人・学ぶ人・訪れる人)」を対象に、将来の選択肢を広げるライフプランニング啓発活動を協働で展開しています。
本実証実験は、こうした一連の取り組みの一環として位置付けられるものです。渋谷区では、本実証実験を通じてアンケート調査を行い、渋谷民のニーズを把握した上で、女性が直面する困難の解消に向けた施策や啓発活動に活用します。
○設置施設(全22箇所)
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/33690/table/370_1_f288353f7f01c4f5708bf0fb90345f36.jpg?v=202510151116 ]
○実施期間
令和7年10月15日(水)~12月26日(金)
渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることを目指しています。
HP:
https://fds.or.jp/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes