ユニ・チャーム、渋谷区公共施設において生理用品ディスペンサー導入にむけた実証実験を開始
ユニ・チャーム株式会社

~個包装・密閉型ナプキンにより安心・衛生的な利用環境を整備~
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、渋谷区(区長:長谷部 健)、一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉 秀樹、以下「渋谷未来デザイン」)と協働し、渋谷区公共施設における生理用ナプキン・ディスペンサー導入に向けた実証実験を、2025年10月15日に開始することをお知らせします。
本取り組みは、公共施設において生理用ナプキンを安全かつ衛生的に入手できる環境の整備を図るとともに、生理や身体に関する正しい知識の普及・理解促進を目的としています。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26351/103/26351-103-2ca84053114c9bd535ff2b03fe2b5ef9-1040x590.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■取り組みの背景
近年、生理の貧困やそれに起因する教育・就労機会の格差が社会課題として注目されています。こうした課題に対応するため、当社は、学校や企業で生理用品を常備化する『どこでもソフィ』を開始しました。これまでのアンケート調査では、利用者の9割以上が「必要な支援」として高く評価しており、運用方法や衛生的な管理、利用者満足度に関する知見を蓄積してきました。これらの知見を生かし、渋谷区および一般社団法人渋谷未来デザインと協働で、公共施設における生理用品ディスペンサー導入の実証実験を開始することとしました。
■渋谷区・渋谷未来デザインとの連携
渋谷区と渋谷未来デザインは、女性を含むすべての人々が安心して活躍できる環境整備を進めています。2024年の「SOCIAL INNOVATION WEEK」では、「生理の貧困を超えて」をテーマに、行政・企業・メディアが一堂に会して議論を行い、経済的困難だけでなく、生理や身体に関する情報格差や理解不足も大きな課題であることが明らかになりました。さらに当社は、「渋谷民」(渋谷に住む人・働く人・学ぶ人・訪れる人)を対象とした将来の選択肢を広げるライフプランニング啓発活動において渋谷未来デザインと協働しており、本実証実験はその活動の一環として位置付けられます。
■生理用品ディスペンサー設置概要
・実証実験期間:2025年10月15日~12月26日
・ディスペンサー設置:渋谷区内公共施設(全22 か所)
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/26351/table/103_1_12409b964195d7ce265b9cb65fce1cdb.jpg?v=202510151217 ]
・設置ナプキンの特長
‐公共施設でも衛生的に安心して使用できる個包装かつ完全密閉型パッケージ
-防災用のローリングストック品としても適している
-災害時に衛生的に配布しやすい仕様
■今後の展望
ディスペンサー設置にとどまらず、学校・職場・家庭における理解促進やリテラシー向上を目的とした啓発活動を継続的に展開し、「誰もが安心して自分らしく過ごせる社会」の実現を目指します。
■『どこでもソフィ』について
学校向けの「School Sofy」、企業向けの「Office Sofy」の2種類のディスペンサーを無償提供※。完全密閉型個包装ナプキン(『ソフィSPORTS羽根つき』)を購入・設置いただく取り組みです。「どこでも生理用品が入手できる」環境整備を推進し、「“自分らしく、もっと自由に”過ごせる社会」の実現を目指しています。
※ 本サービスの内容は予告なく変更・中断される場合があります
■一般社団法人渋谷未来デザインについて
渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を結集し、オープンイノベーションを通じて社会課題の解決と新たな可能性をデザインする産官学民連携組織です。渋谷から世界に向けて都市生活の新たなモデルを発信し、社会全体の持続的発展につなげることを目指しています。
■関連情報サイト
『どこでもソフィ』公式サイト
https://www.sofy.jp/ja/campaign/dokodemosofy.html
一般社団法人渋谷未来デザインサイト
https://fds.or.jp/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes