FastLabel、新たにAIロボティクス領域への事業拡張を行いR&Dセンターを設立
FastLabel

AIロボットデータソリューションとしてVLA開発に必要不可欠な「大規模データの生産」を実現
Data-centric AI[※1]開発に必要なデータ収集・生成からアノテーション、モデル開発、DataOps構築までの全工程を支援するFastLabel株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:鈴木健史、以下「当社」)は、従来の事業に加えて新たにAIロボティクス領域への事業拡張を行い、学習データを生成・収集するためのR&Dセンターを設立したことをお知らせします。今回の事業拡張により、当社はAIロボットデータソリューションとしてVLAモデル[※2]の研究開発に必要不可欠な「大規模データの生産」を行い、AIロボティクス開発を推進する企業への支援と開発の発展を目指していきます。
本事業の紹介ページ:
https://fastlabel.ai/service/robotics
[※1] AIのデータセットを改善することでモデルの精度改善を実現するアプローチ
[※2] 視覚情報と自然言語による指示を統合しそれに基づいてロボットが物理的な行動を生成するAIモデル
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65427/185/65427-185-1df204c9b7cd92299a1ce432cd166f66-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【事業拡張の背景とAIロボットデータソリューションの提供内容】
世界・日本のロボティクス市場は今後の5年から10年程度の期間で急成長が見込まれており、その中でもAI技術を組み込んだAIロボティクスは、従来の産業用ロボットの枠を超え、製造業、建設業、物流、医療、サービス業など幅広い領域での応用が期待されています。AIロボティクスは、労働人口減少への対応、生産性向上、安全性確保といった社会課題を解決する鍵として、企業・研究機関による投資が加速していくことが見込まれます。しかし、実用化に至るまでには依然として高いハードルがあり、たとえば、開発初期段階での構想策定や要件定義の不確実性、ハードウェア調達のコスト・時間、学習に必要な大量かつ高精度のデータ不足、計算資源のボトルネック、そして実環境下での動作検証における効率性の欠如などが挙げられます。これらは多くの企業にとって「研究から事業化」への移行を妨げる要因となっています。当社はこれらの課題解決に向け、AIロボットデータソリューションとして、「構想策定・要件定義支援」「ロボット調達」「ロボットセットアップ・動作環境構築」「AIロボットデータ収集・生成」「計算資源最適化」「ロボット動作テスト」といったソリューションを提供します。本ソリューションの提供により、VLAモデルの研究開発に際しての学習データに必要不可欠な「大規模データの生産」を行い、研究開発から社会実装までのプロセスを短縮し、企業が持つ技術の事業化を後押していくことを目指していきます。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65427/185/65427-185-bece47105176b132cf91022400a890c2-1023x895.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<当社のAIロボットデータソリューション 提供内容>
【当社が設立したR&Dセンターについて】
今回の事業拡張に伴い、当社では学習データの生成・収集のためのR&Dセンターを業界に先駆けて設立しました。データを効率的かつ大規模に生成・収集するためには、ロボットの調達、セットアップに加えて作業環境の手配・モックアップの作成まで含めてシームレスに対応することが重要です。本拠点の設立により、AIロボティクス開発を推進する企業に対して一気通貫なご支援が可能となります。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65427/185/65427-185-ba51adfb1be14fc6351e9c8d17705f31-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【「Robotics NEXT Tokyo 2025」に協賛し代表の鈴木が講演】
本事業について発表する場として日経BP社が主催する「Robotics NEXT Tokyo 2025」に協賛し、当社の代表である鈴木が講演を行います。イベントの概要ならびに当社の講演内容は以下のとおりです。
イベント名称:Robotics NEXT Tokyo 2025
開催日程:2025年10月16日(木)10時00分~17時15分
イベント会場:東京国際フォーラム ホールB5
イベント主催:日経Robotics、 日経クロステック、 日経ビジネス(日経BP社)
イベントURL:
https://events.nikkeibp.co.jp/event/2025/rnt251016/
当社講演時間:14時55分~15時25分
講演タイトル:Physical AI 開発におけるデータオペレーションとデータパイプライン整備の展望
講演概要:FastLabelは自動運転分野におけるAI開発を支えるため、大規模なデータ収集やアノテ
ーション、そして効率的なデータパイプラインの構築を実現してきました。そのノウハウを活かし、AIロボット分野で求められるデータオペレーションの在り方や、スケーラブルなデータパイプライン構築の展望について紹介します。
【ロボット調達先となる協業パートナーを募集】
AIロボティクス領域への事業拡張に伴い、ロボット調達や協働企画などで協業いただける企業様・団体様を広く募集します。ご興味がある場合は下記お問い合わせフォームまでお気軽にご連絡ください。
<お問い合わせフォーム>
https://fastlabel.ai/sales-contact
【当社事業について】
当社は「データ収集」「ラベリング」「データコンサルティング」「プラットフォーム」「計算資源最適化」という5つの事業群を、認識AI・生成AI・自動運転・AIロボティクスの4領域に対し展開しています。
データ収集:テキスト・音声・画像・動画等、非構造化データを販売・新規制作・収集(特に、専門性の高いデータに強み)
ラベリング:弊社独自品質管理手法に基づき、高品質かつ大規模なラベリングを実現(仕様詳 細化及び作業書作成まで実施))
データコンサルティング:データに関する専門知見に基づいた、データセット企画、自動アノテーション・キュレーション技術開発・現場適用を支援
プラットフォーム:データ作成を効率的に実現する自社内製プロダクトを保有し開発の効率化や精度向上を実現
計算資源最適化:お客様の要望に合わせ、要求スペック・セキュリティ要件・保証体制に応じた最適なGPUリソースを調達・提供
【当社の概要について】
社名:FastLabel株式会社
代表者:代表取締役CEO 鈴木健史
事業内容:Data-centric AI開発を支援するプロフェッショナルサービスとプロダクトの提供
設立:2020年1月23日
本社所在地:〒163-0224 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24階
URL:
https://fastlabel.ai/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes