プレイド、「心的資本経営」を掲げるトリドールHDが運営する丸亀製麺の「ハピネススコア」・「感動スコア」などの重要なKPIデータを集約・可視化する店舗向け「ハピカンダッシュボード」を共同開発
プレイド

12月より丸亀製麺の全店舗で「ハピカンダッシュボード」運用開始。従業員の内発的動機を引き出す体験設計、毎日見るのが楽しみになるUI構築、データ活用を支える技術実装を全面支援
株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太)は、食の感動体験を提供する株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区:代表取締役社長 兼 CEO 粟田貴也、以下、トリドール HD)とともに、同社が2025年9月から始動した経営手法「心的資本経営」の重要なKPIデータを集約・可視化する従業員向けダッシュボード「ハピカンダッシュボード」を開発しました。
トリドールHDでは、2025年12月より、丸亀製麺の全店舗で「ハピカンダッシュボード」の運用を開始します。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10620/338/10620-338-9fccb71a40e8ed0a745919060a84de16-2400x1260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
トリドールHDが掲げる「心的資本経営」とその実践モデル「ハピカン繁盛サイクル」
トリドールHDが掲げる「心的資本経営」とは、「従業員の“心”の幸せ」と「お客様の“心”の感動」を共に重要な資本ととらえ、どちらの“心”も満たし続けることで持続的な事業成長を実現する新たな経営思想です。「従業員の“心”の幸せ」と「お客様の“心”の感動」による好循環づくり、そして永続的な人材確保や離職率の改善、求人や教育コストの削減、お店の地元への地域貢献など、様々な価値を長期的に生み出し、グループ全体で持続的な事業成長を目指すものです。
「心的資本経営」の起点に据えるのが、従業員の“幸福実感”=「ハピネス」です。従業員が心から幸福感を持って働ける職場環境が整うことで、自らが考え行動するという内発的動機が育まれます。そして、この内発性こそが、顧客に「感動」をもたらす体験を生み出す原動力であると考えています。顧客の感動体験が積み重なることで支持が高まり、店舗の持続的な「繁盛」へとつながります。さらに、その成果を従業員へ適切に還元することで、再びハピネスが高まり、感動体験の質が深化していくという好循環が形成されます。「心的資本経営」は「ハピネス(幸福)」と「カンドウ(感動)」の頭文字を組み合わせた「ハピカン経営」という呼称で既に全従業員に共有されており、このトリドール独自の実践モデルを「ハピカン繁盛サイクル」と定義しています。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10620/338/10620-338-25c87d390789e061f7ea3f513772db8b-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
心的資本経営を体現する実践モデル「ハピカン繁盛サイクル」
「ハピカン繁盛サイクル」の重要データを集約・可視化し、従業員の内発的動機を育む「ハピカンダッシュボード」
トリドールHDとプレイドが共同開発した「ハピカンダッシュボード」は、「ハピカン繁盛サイクル」における重要なKPIデータを集約・可視化するダッシュボードです。店舗で働く従業員の心の満足度を計る「ハピネススコア」、お客様の食後の感情を計る「感動スコア」、店舗の売上などの「繁盛スコア」の3つのデータを集約・可視化し、丸亀製麺の店舗で働く全ての従業員がいつでも参照できるダッシュボードとして開発されています。さらに、「ハピカンダッシュボード」では、トリドールHDがアルサーガパートナーズ株式会社と共同開発した気づきや改善アクションを提案するAIレコメンドも表示されます。
「ハピカンダッシュボード」は、ビジネスの場でイメージされるダッシュボードとは異なり、数値やグラフの羅列ではなく、従業員にとって毎日見るのが楽しみになるデザインやアニメーションを備えています。データをただ確認するためではなく、全ての従業員がハピネス・感動・繁盛の状態を正しく理解し、そのサイクルを楽しく前向きに改善するための動機形成と行動促進につながることを目的に開発されています。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10620/338/10620-338-8538778326ea4cd33494a9a126dcad91-2880x1920.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ハピカンダッシュボード」の画面イメージ ※数字はダミーです
トリドールHDは、2025年12月より、丸亀製麺の全店舗で「ハピカンダッシュボード」の運用を開始します。「ハピネススコア」「感動スコア」「繁盛スコア」によるハピカン繁盛サイクルの好循環を定量的に評価・可視化する「ハピカンダッシュボード」は、「心的資本経営」において、すべての従業員の内発的動機を育むための“羅針盤”であり、各店舗の運営を支える重要なダッシュボードとして位置づけられています。
CX変革を加速するプロフェッショナルサービス「PLAID ALPHA」が、「ハピカンダッシュボード」開発をリード。体験設計・UI構築・技術実装など全面支援
「ハピカンダッシュボード」の共同開発においては、CX変革を加速するプロフェッショナルサービス「
PLAID ALPHA」が体験設計、UI構築、技術実装などを全面的に担いました。企業の広範な課題に対して、顧客理解・CX戦略策定・実行までを一気通貫で伴走支援することに強みを持つPLAID ALPHAは、体験を享受する「人」への深い理解とインサイト発見の方法論をEX(従業員体験)の観点で応用し、従業員の内発的動機を引き出す体験設計からダッシュボード開発までをリードしています。また、PLAID ALPHAは、本日公開した動画「心的資本経営の実践モデル『ハピカン繁盛サイクル』」も企画・制作しています。
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=hw10_0DyM6I ]
プレイドは、2024年4月より、
丸亀製麺の「感動スコア」のリアルタイム可視化と店舗フィードバックの仕組み構築を支援しています。顧客一人ひとりの行動を解像度高くリアルタイムに可視化し、その顧客理解に基づいて最適なコミュニケーションをワンストップで実現できるCXプラットフォーム「
KARTE」と、独自のKARTEの機能をAI支援のもと開発できるPaaS「
KARTE Craft」によって、お客様の食後の「感動スコア」のリアルタイム可視化と店舗フィードバックができる環境を実現しています。
「ハピカンダッシュボード」の開発においては、これまでのプレイドの支援によって構築した仕組みを活かしつつ、「ハピネススコア」「感動スコア」「繁盛スコア」をデータ基盤「
KARTE Datahub」に集約し、KARTE Craftの静的ホスティング「
Craft Sites」でダッシュボードを構築しています。
PLAID ALPHAは、ハピカンダッシュボードの運用開始後も、その活用拡大や機能拡充などを通してトリドールHDの「心的資本経営」の推進に向けた取り組みを伴走支援していきます。
今後の展望:「人の力」を最大化するためのデータ活用・テクノロジー活用をともに推進
昨今労働人口の減少や人材獲得競争の激化に直面する飲食業界においては、省人化・機械化が急速に進んでいます。そのなかでトリドール HD では創業以来の価値観である「人」が持つ無限の可能性に着目し、あえて省人化・機械化の対極にある「人の力」に最大限注力する「心的資本経営」を掲げています。
プレイドは「データによって人の価値を最大化する」をミッションに、創造性や発想といった「人の力」を引き出すためのプロダクト開発とデータ活用を推進しています。「人の力」の可能性とその最大化のためのデータ活用/技術活用という共通のビジョンを持つトリドールHDとプレイドは、ともに唯一無二の感動を生む源泉である「人の力」の最大化に挑戦していきます。
トリドールホールディングス 執行役員 CMO(最高マーケティング責任者)兼 丸亀製麺 常務取締役マーケティング本部長 南雲克明 氏のコメント
トリドールGroupと丸亀製麺の新しい経営思想「心的資本経営」を前に進めるには、理想を語るだけでなく、現場のスタッフさんが毎日肌で感じ、行動できる仕組みにすることが大切でした。その想いから生まれたのが、ハピカンダッシュボードです。
ハピネス・感動・繁盛の3つのスコアを可視化し、AIエージェントが気づきや行動のヒントをアドバイスする。お客様の昨日の感動が毎日届くことで生まれる貢献実感や誇り、店長やハピカンオフィサーが仲間の心を見つめながらつくる安心感や繋がり感、そして次のアクションを自ら考え、行動する店舗スタッフの仲間たち。そんな“内発的動機が自然と生まれる仕組み”を目指しました。
プレイドとの共創によって、内発的動機を生み人の力を最大限に引き出す仕組み、「心的資本経営」が現場で動き出す環境が整いました。ハピカンダッシュボードとAIエージェントがつなぐ感動のサイクルをさらに加速させ、唯一無二の感動創造を探求していきます。
株式会社プレイドについて
プレイドは「データによって人の価値を最大化する」をミッションに掲げるテクノロジーカンパニーです。2015年にCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の正式提供を開始しました。1st Party Customer Dataのリアルタイム解析を強みとするKARTEシリーズのプロダクトとCX戦略策定から実行まで担うプロフェッショナルサービスの提供により、顧客提供価値最大化のための伴走パートナーとして企業の事業成長に貢献します。
https://plaid.co.jp/プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes