BLUE FRONT SHIBAURA 東京都「グリーン水素率先利用事業者認証制度」認証を取得 エネルギーの安定確保と脱炭素化の両立化
野村不動産ホールディングス株式会社

野村不動産株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:松尾 大作)は、東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区/所長:杉山 正和、以下「東大先端研」)と進めているカーボンニュートラル技術拠点に関する連携活動の一環として「BLUE FRONT SHIBAURA」(以下、「本プロジェクト」)の外構部であるGREEN WALK に導入しているグリーン水素発電システム:G-HES ※1について、東京都が再生可能エネルギー電力由来の水素の活用促進を目的として定める「グリーン水素率先利用事業者認証制度」※2の認証を2025 年10 月1 日付けで取得しました。
※1 報道発表資料1.:2021 年11 月10 日
野村不動産グループと東京大学先端科学技術研究センターがカーボンニュートラル技術拠点に関する連携を開始
https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2021112601929.pdf
報道発表資料2.:2025 年 3月 5 日
グリーン水素発電システム:G-HES BLUE FRONT SHIBAURA に導入
https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2025030502606.pdf
※2 東京都産業労働局 グリーン水素率先利用事業者認証制度
https://www.green-h2-certification.metro.tokyo.lg.jp/
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25694/815/25694-815-f83146f42dddd3a41ca9a3bb37d006cd-2388x729.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【G-HES外観写真】 【記念品贈呈写真】
1.G-HES の取組み概要
「2050 年カーボンニュートラルの実現」に向けて、都市におけるCO2削減問題の解決策として、GREEN WALK 沿いに設置した太陽光パネルによりグリーン水素を製造し、燃料電池発電により各設備へCO2フリーなグリーン電力を供給する、環境にやさしい「つくる・ためる・つかう」のエネルギーシステムを実現しました。グリーン電力はGREEN WALK 内の水景ポンプ、照明、共用コンセント、屋外ミストに供給しており、より多くの方々にグリーン水素の利活用シーンに触れて頂く機会を創出し、加えて災害時のレジリエンス強化という都市部の固有課題へ対応します。
2025 年3 月より本稼働して以来、8 月末時点でグリーン水素利用量は800Nm³に達し、今後もGREEN WALKにグリーン電力を供給してCO2削減問題の解決策として発信し続けていきます。また、この度の認証頂いたグリーン水素率先利用事業者認証は、申請対象期間となるシステム稼働時間が短い為、「少量利用型」認証区分となりますが、来年度は「オンサイト型」(地産地消)認証区分で申請予定です。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25694/815/25694-815-7e1c615edc2774adb5557b050b09de30-2360x1197.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【グリーン電力供給先】 【グリーン電力供給先設備】
2.グリーン水素を活用した地産地消の期待
G-HES は東京大学先端科学技術研究センター・河野研究室で開発中の「再生可能エネルギーを利用した水素エネルギーシステム」の技術を活用しており、河野教授からもG-HES の期待についてコメントを頂戴しています。
【東京大学先端科学技術研究センター 河野 龍興教授よりコメント】
都市部は人口密度が高く、エネルギー消費量が膨大であり、その大部分を海外からの化石燃料に依存しています。G-HES は再生可能エネルギーというグリーンな地域内資源を利用し、コンパクトで長期間のエネルギー貯蔵が可能な水素エネルギーを最大限に活用しています。また大規模災害が発生し、従来の電力網が寸断されても、G-HES は水素による長期間のエネルギー貯蔵が可能であるため、独立したエネルギー源として機能し、都市の防災力を大幅に向上させることができます。
都市部における循環型のグリーンシステムは、環境への負荷を極めて低く抑えることができ、持続可能で強靭な新しいエネルギーインフラの構築が期待できます。今後、このモデルが全国の都市部へ展開されることで、2050 年カーボンニュートラル達成に向けた大きな推進力となることを期待しています。
※東京都報道発表資料 2025/10/15
グリーン水素率先利用事業者認証制度 認証事業者の決定 新たに3 事業者を認証しました。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/10/2025101509
<参考情報>
※野村不動産グループの重点目標(マテリアリティ)を国連のSDGs(持続可能な開発目標)に当てはめて整理しております。サステナビリティの取組み詳細は以下をご確認ください。
URL:
https://www.nomura-re-hd.co.jp/sustainability/
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25694/815/25694-815-dc6ce74600783d66d13fe73dc663c799-719x310.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)概要
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25694/815/25694-815-cd7eeb046891df353c7677f7962c8e22-467x413.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25694/815/25694-815-60f00d283045d0a5c36afde3d5a534a5-655x814.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes