日本メドトロニック 4製品が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞
日本メドトロニック株式会社

― デザインとテクノロジーの融合で未来のヘルスケアを切り拓く ―
日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区)は、当社史上初めて同時に4製品が2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。どの製品も当社の知見や技術が誠実に丁寧にデザインに落とし込まれていることが高く評価されました。
『人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす』というミッションのもと、メドトロニックは、医療従事者や患者さんのニーズを踏まえ、手技の効率化や患者さんの体に負担の少ない低侵襲な治療をお届けすることで、医療へのさらなる貢献を目指してまいります。
受賞製品は次の通りです。
Aurora EV ICD(TM) MRIデバイス・Epsila EV(TM) MRIリード
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33801/72/33801-72-d434f843fa0295bce5221b2e1f1a1c16-1050x843.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
製品概要:
心室細動や心室頻拍といった不整脈による突然死リスクのある患者さんに対し、ICD(植込み型除細動器)は突然死予防を目的に植え込まれます。本製品は胸骨下にICDリードを留置するこれまでにない画期的なシステム(血管外植込み型除細動器:EV-ICD)で、血管内にリードを留置しない為、経静脈ICDと比べて低侵襲な植込み機器です。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、経静脈ではなく「肋骨下」にリードを留置するICD(植込み型除細動器)で、不整脈による突然死リスクに対し画期的な解決を提供している点が高く評価された。 従来の経静脈にリードを置くICDは、血管損傷や閉塞などの合併症が課題となるなか、本製品は経静脈を経由せず植込みが行えるため、患者さんの負担やウェルビーイング低下の予防に大幅な貢献が期待できる。 日常での使用場面を考慮し、審美性はもちろん、(日本人のように)からだの小さな患者さんにも適した形態となっており、同社の工夫が誠実に丁寧にデザインに落とし込まれている。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:
https://www.g-mark.org/gallery/winners/28942?companies=5682ee1d-c302-44af-9898-2949acce4776&years=2025
Onyx Frontier(TM) コロナリーステント
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33801/72/33801-72-4d92b5cdff938a91a6e1cf40986742f1-800x576.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
製品概要:
ステントは、疾患により狭くなった冠動脈を内側から広げて支える医療機器です。屈曲や石灰化など複雑な病変に対応するには、柔軟性と強度の両立が求められます。Onyx Frontierは、芯材を組み込んだワイヤーをらせん状に成型する独自構造と二層バルーンの組み合わせにより、これらの性能の両立を意図して設計されました。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、血管を内側から柔軟かつ強度をもって支えることができ、冠動脈疾患に画期的な解決を提供している点が高く評価された。 低侵襲のカテーテル治療が広まり、ステントの性能向上が求められる中、「薄さ」と「強さ」という相反する要件を独自技術で両立したことで、治療の質向上および患者のウェルビーイング向上に資することが期待できる。 極小血管に対しても国内唯一の2.0mm径ステントを提供したりと、同社の30年にわたるステント開発の知見が、誠実に丁寧にデザインに落とし込まれている。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:
https://www.g-mark.org/gallery/winners/30938?companies=5682ee1d-c302-44af-9898-2949acce4776&years=2025
Evolut(TM) FX+ 経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)用デバイス
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33801/72/33801-72-85547ee4f582e3a85956d2e0d5238c54-960x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
製品概要:
本製品は重度の大動脈弁狭窄症の患者さんを対象とした経カテーテル的大動脈弁置換術に用いられる生体弁です。最新のEvolut FX+ TAVRシステムは、従来のEvolut TAVRプラットフォームのバルブ性能の利点を維持し、冠動脈アクセスを支援するように設計されています。改良されたフレームデザインにより、以前のEvolut TAVRシステムの4倍の大きさの冠動脈アクセスウィンドウを提供します。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)の高まるニーズにこたえる、秀逸な解決を提供している点が高く評価された。 従来よりも4倍大きな開口部があることで、より安全に心臓血管に器具を入れることができ、医療従事者の効率性や患者のウェルビーイング向上に大幅な貢献をすることが期待できる。 人工弁に求められる「血流の通りやすさ」という基本性能に加え、「医師が治療後に再び血管にアクセスしやすくする」というあらたなチャレンジに対し、同社の知見と技術力をいかした工夫がみられ、その誠実で丁寧なデザインに深く敬意を表したい。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:
https://www.g-mark.org/gallery/winners/30033?companies=5682ee1d-c302-44af-9898-2949acce4776&years=2025
PROPEL(TM) 鼻腔内ステント
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33801/72/33801-72-a34ca745fd1642b3a853b265e912e0d8-2611x2611.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
製品概要:
PROPELは、本邦初のステロイド溶出型の生体吸収性副鼻腔ステントであり、副鼻腔手術後に副鼻腔に留置されます。PROPELは副鼻腔内に留置されたのち、副鼻腔の開存性を維持しながら、ステロイド成分(モメタゾンフランカルボン酸エステル)を約30日間にわたり局部に徐々に放出し続けることで術後の再燃リスクを低減することが期待されます。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、本邦初の薬剤溶出型の副鼻腔ステントであり、慢性副鼻腔炎の術後管理に画期的な解決を提供している点が高く評価された。 副鼻腔炎の再発リスクを低減する技術革新が求められるなか、本製品は独自の2-in-1機構により、副鼻腔の開存性と約30日間にわたるステロイド溶出が行えるため、術後の再発リスクの低減および患者のウェルビーイングに貢献することが期待できる。 本ステントは30-45日でからだに吸収されるため、術後の抜去が不要であったりと、同社のたゆまぬ工夫と革新が、誠実に丁寧にデザインに落とし込まれている。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:
https://www.g-mark.org/gallery/winners/32168?companies=5682ee1d-c302-44af-9898-2949acce4776&years=2025
【グッドデザイン賞とは】
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33801/72/33801-72-3eee9e84ff9709f5713f8febad529055-981x977.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/ (opens new window)
販売名:Aurora EV ICD MRIデバイス 医療機器承認番号:30600BZX00218000
販売名:Epsila EV MRIリード 医療機器承認番号:30600BZX00219000
販売名:リゾリュートオニキスコロナリーステントシステム 医療機器承認番号:22900BZX00186000
※ リゾリュートオニキスSVコロナリーステントシステム 医療機器承認番号:30100BZX00060000
※ 本製品の使用目的又は効果:対照血管径が2.0~2.25mmの範囲にあり、血管形成術時に生じた血管解離又は急性若しくは切迫冠閉塞と判断される新規冠動脈病変(病変長27mm 以下)を有する症候性虚血性心疾患患者の治療。
販売名:Evolut FX+ システム 医療機器承認番号:30700BZX00072000
販売名:Propel鼻腔内ステント 医療機器承認番号:30600BZX00238000
【メドトロニックについて】
大胆な思考。より大胆な行動。私たちはメドトロニックです。Medtronic plc(本社:アイルランド、ゴールウェイ)は、ヘルスケアテクノロジーをグローバルにリードし、人類が直面している多くの困難な健康課題に積極的に取り組み、ソリューションを探し、見つけ出します。150ヵ国以上にまたがる情熱を持った9万5千人以上の従業員からなるグローバルなチームを団結させているのは、「人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」という私たちのミッションです。私たちは70以上の健康課題を治療する、心臓ペースメーカ、手術支援ロボット、インスリンポンプ、外科用手術機器、患者モニタリングシステムなどの多様なテクノロジーと治療法を提供しています。私たちは、多様な知識、飽くなき好奇心、そしてそれを必要とするすべての人を助けたいという思いを原動力に、革新的なテクノロジーで、1秒に2人の人々の生活を、毎時間、毎日、変え続けていきます。メドトロニックは、インサイト(洞察)に基づいた治療法の提供、人を第一に考えたエクスペリエンス、そして世の中により良いアウトカム(結果)をもたらすことに注力していきます。
私たちは何ごとにもエンジニアのマインドを持って、想像を超えるものを創り出します。
Webサイト www.medtronic.com
【日本メドトロニック株式会社 (Medtronic Japan Co., Ltd.)について】
日本メドトロニックは1975年の設立以来50年にわたり、生体工学技術を応用し、慢性疾患をお持ちの方々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす医療機器を通して人類の福祉に貢献することを目指しています。メドトロニックが提供する先端医療技術は、心臓疾患をはじめ、パーキンソン病、糖尿病、脊椎疾患、脳疾患、慢性的な痛みなどを広くカバーしています。Webサイト www.medtronic.co.jp
なお、将来の業績見通しに関わるすべての記述は、メドトロニックが米国証券取引委員会に提出する定期報告書に記載されているようなリスクや不確定要素の影響を受ける場合があります。実際の業績は予想と異なる可能性があります。
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes