横浜港が国際港湾協会サステナビリティアワード最優秀賞を日本港湾で初めて受賞しました!
横浜市

横浜市が国際港湾協会(IAPH)が開催するIAPH 2025 Sustainability Awardsに提出していたプロジェクト『Port Decarbonization Plan; 121 public and private partnerships projects』が、この度、Climate and Energy部門で最優秀賞を受賞しました。最優秀賞の受賞は横浜市が日本初となります。
10月8日に神戸市にて開催された「世界港湾会議」にて発表され、授賞式が行われました。
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本年3月に策定した『横浜港港湾脱炭素化推進計画』を題材にして、横浜港におけるカーボンニュートラルポートの形成に向けて多様な連携を強めて進めていくことを紹介しています。
本計画には、横浜市が我が国で初めて行う独自の取組(国際水準で行うCO2排出量の把握、新たな金融スキームの創出、新たな技術を活用した脱炭素化構想など)が盛り込まれているほか、民間企業を中心とする多くの取組を掲載し、官民連携及び国際機関との連携によって一体感を持って脱炭素化に挑戦する点が評価されたと考えています。
横浜市は、国際的な評価をいただいた『横浜港港湾脱炭素化推進計画』を推進し、我が国港湾の脱炭素化を先導していけるよう今後も取組を進めてまいります。
審査員コメント
"Very holistic project, targets port operations, alternative fuels and energy, green finance, and marine ecosystems.”
(港湾運営、代替燃料・エネルギー、グリーンファイナンス、海洋生態系を対象とする非常に包括的なプロジェクトである。)
"Large stakeholder network and I liked the financing element which made the plan stand out from the other plans and strategies."
(大規模なステークホルダーネットワークであり、資金調達要素が本計画をその他の計画や戦略から際立たせていた点が気に入った。)
1.概要
IAPHが世界各地の港湾の知見を集約するWPSP(World Ports Sustainability Program)の取組を一層推進するために、世界中の港湾から脱炭素など6カテゴリーでプロジェクトを募集し、優れた案件を選出しています。
各カテゴリーから3件、計18件がファイナリストとして選出され、最終的に毎年の世界港湾会議にて最優秀賞(Winner)が発表されます。
https://sustainableworldports.org/iaph2025-sustainability-awards/
2.審査員
国連貿易開発会議(UNCTAD)、世界海事大学(国連の専門機関)学長、国連気候チャンピオンチーム、南部アフリカ開発銀行(DBSA)、南カリフォルニア大学、船級協会、海事・物流関係機関、ジャーナリストなど様々な国・組織の専門家から構成された15名の審査員により審査されます。
3.審査方法
- 各審査員が選考基準に基づき全プロジェクトを採点する。- 各カテゴリーにおいて上位3プロジェクトが最終候補(finalist)に選出される。- 最終候補(finalist)はオンラインで公開され、一般投票を実施する。- 審査員審査の得点(70%)と一般投票の得点(30%)を合算して最優秀賞を決定する。
2025年は全世界から112件のプロジェクトがエントリーされました。
下表の18港がファイナリストに選出され、各部門1港が最優秀賞を獲得しました。
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※太字の港湾が最優秀賞を受賞
世界の港湾の発展と港湾関係者の交流を目指して1955年に設立された、世界の港湾管理者と港湾関係者が集まる唯一の国際NGOです。国連機関であるILO、IMO、UNCTAD等から非政府諮問機関として公式に認められ、全世界の港湾を代表して国際的な課題の提起や解決に向けた活動を行っています。
https://www.iaphworldports.org/
横浜市港湾局政策調整課カーボンニュートラルポート担当課長 中村 仁
Tel:045-671-7279
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes